移住から1年が経ちました。
関西から上京し、東京で社会人デビュー。
新卒から14年間お世話になった株式会社リクルートを退職し、
15年目から、株式会社ミライフで仕事を始めました。
しかも地縁のない長野へ移住し、フルリモートで。
あれから早いもので1年が経ちました。
いい節目ですので、noteを更新しておこうと思います。
住んでいる場所
東京から長野に引っ越してきました。
1年経ってみて「移住してよかったなぁ」と心から思います。
理由は1年前とほとんど変わりません。
空が広く、自然が豊かで、季節を強く感じることができる。
親になり、この年になったからこそ、ありがたみを感じるのでしょう。
東京にいたときは
「土日どこに連れて行こう…」
「でも混んでそうだしな…」
「電車で1時間か…」
などと、正直億劫になることが多々ありました。
こちらではすぐ近くの公園でのんびり遊び、家から持ってきたおにぎりを食べるのがごちそう。そんな感じ。
※もちろん外食も最高です!○クドナルド最高!!
近くにショッピングモールもあり、大きなスーパーもある。
一方で、ちょっと車で走れば山があり、川があり、キャンプもできる。
そんな「程よさ」が心地よさを保ってくれていると感じます。
人それぞれに「程よさ」があると思いますので、地方移住を一括りにして最高だとはあまり思っていないです。
自分にとって、ちょうどいいなぁと思える場所に出会えて良かったです。
ぜひ、皆さんも自分が住んで「ちょうどいい」と思える場所に住んでもらえたら嬉しいです。
これは生きるうえでとても大事なことだと思います。
働いている場所
こちらも転職して1年が経ちました。
事前に思っていたよりは正直忙しくしていますが、楽しく過ごしています。
前職から引き続き転職エージェントをしていますが、このキャリアデザイナー(個人の方への転職支援)という仕事は本当に奥が深い。
強く感じるのが、誰もが「自分らしく生きたい」と願っていること。
面談ではほぼ必ずと言っていいほど「将来、どんな人生を生きたいですか?」と質問させてもらっています。
その中で、9割の方が「明確には無いんですが…」を枕詞に、以下のような話をされます。
「マネジメントに携わりたい」
「企画系の職種に染み出していきたい」
など、より市場価値を高める方向に移っていきたいとおっしゃる方が多いです。
※個人的には市場価値という言葉が好きではないです。誰かが誰かをよくわからないモノサシで測っている感じがするからです。
話がそれました。
皆さん、自分の人生を深く考え、今後のキャリアについて想い悩むからこそ、ご相談いただいています。それは本当に素晴らしいことだなと思います。
一方、こうしなければ、こうあらなければと考える人が(私もその一人です)多いなと感じます。まじめに生きる皆さんが、もっと身軽にチャレンジできる、そっと背中を押すようなご支援できたらいいなぁと思いながらこの仕事をしています。
私はただ皆さんに問い、私が感じた言葉をそこに置くイメージで会話できたらいいなと。その言葉を皆さんが受け取りたいと思われたら受け取っていただけたら。それがキャリアデザイナーとして目指す姿かもしれません。
新たな挑戦の場所
これはパン屋についてです。
ついに…ここだ!と思える物件に出会うことができました!!
まだまだ何も決まっていませんが(大丈夫か 笑)、ゆるゆると準備していきます。
※ちなみに、私ではなく妻がパン職人です。私は家事育児でフォローできればと思っています。
実は面談でお会いする方々には、このnoteもご案内していますし、面談冒頭に自己紹介で「パン屋やるんですー」とお話させていただくこともあります。
まさに言霊ですね。毎日のようにパン屋やりますーとお話していると、挑戦することが当たり前な感覚になってきます。
2~3年前は飲み会で夢のように語っていたことが、今は準備中ですって言えるというのは大きな変化だなと思います。
私の性格を知る人からすると、思い切ったねと言われますが、それでも毎日「準備中です」って言ってると、本当に事が進んでいきますね。
移住をし、転職をし、毎日準備中ですと話す。
挑戦続きで、挑戦することへの怖さが以前より無くなりました。
挑戦することが、次に挑戦したいと思わせるのですね。体感しました。
またオープンが近くなったら、ぜひ皆さんにお伝えさせてください!
引き算が幸福度を高める
私はこれまで、いろいろ考えて思い悩み、足踏みをしてきました。
リスクテイクが苦手で、変化を苦手としてきました。
それがリクルートでの14年を振り返ると「変化の連続だった」と気づけたからこそ、今後も変化していけばいいんじゃないかと思えたのです。
今回の移住・転職も、やってみたらいろんなことがありました。
正直、不安でいっぱいになることもあるし、失った感に苛まれることもありました。
でも「何のためにこの選択をしたのか」という理由さえあれば、いろいろ思い悩んでも「あの時そう決めたからな」って立ち返ることができました。
また、あれもこれも得たいと思っていた時よりも、あれもこれも失ったかもしれない今の方が幸福度が高いなと思います。
「幸福度は足し算ではなく引き算から生まれる」
のかもしれません(真相はいかに…)。
また、幸せに生きる道はいろいろあるって思えたこともとても大きな収穫でした。
プロセスは何を選んでも、最後はうまくいく。まだ確信は持てていませんが、たぶんそうなんじゃないか?と少し思えるようになりました。
後戻りしてもいいし、いくらでもやり直せるって思えれば、自分の世界が広がりますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも小森と話してみたいと思っていただけたら嬉しいです。
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