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キャリアは変化の連続だ

関西から上京し、東京で社会人デビュー。
新卒から14年間お世話になった株式会社リクルートを退職し、
15年目(22年4月)から、株式会社ミライフで仕事を始めました。
しかも地縁のない長野へ移住し、フルリモートで。

キャリアは仕事だけでなく人生だ

私が所属するミライフでは、働く皆さんのキャリアチェンジを応援しています。

キャリアと聞くと、仕事でどんな経験を積んできたかの経歴を指すとイメージされる方も多いでしょう。
しかしながら、キャリアは仕事経歴のみを指すのではなく、人の生涯全般を指すと言われています。

そのため、今回はワークもライフも含め、どのようなキャリアチェンジ(足跡)を辿ってきたかを振り返りたいと思います。

学生時代のキャリアチェンジ

私の学生時代のキャリアチェンジは大きく2つありました。
チェンジ① 運動音痴コンプレックス→勉強&部活頑張る
チェンジ② 石橋を叩いて渡らない→可能性を拡げるべくリクルートへ

チェンジ① 運動音痴コンプレックス→勉強&部活頑張る

幼少期から運動があまり得意ではありませんでした。
特に体操(跳び箱・鉄棒など)と、短距離走が苦手。
さらに中学年でぽっちゃりと太ってしまい苦手意識も加速…。
小学校時代は50m走も10秒切れない時代が長く続きました…。

さすがにコンプレックスで友達もできず、なんか自分に自信をつけたい…!という気持ちが芽生え、気づけば親に「塾行きたい」と言ってたようです。
私が住んでいた地域では小学生から塾に行ってる子はかなり稀だったので、一人で塾に行ってました(もちろん誰とも話さず笑)。

中学に進み、さすがに塾だけも楽しくないよなと思い、唯一の友達がバスケ部に入るというので、仮入部も行かず&何のイメージも持たずバスケ部に入部。これがかなり大変だった…。
毎日10キロくらいランニングして、ドリブル・基礎体力づくりの1年間。
辞めたくてしょうがなかったけど、辞める勇気もなく続けていました。
するとなんということでしょう。みるみるうちにほっそりしてきて、背も伸びてきました。

特別なにか目標があったわけではないのですが、今の自分を変えたい!という気持ちだけで環境を変えてみて、置かれた場所で食らいついて努力する経験により、シュッとして、周りの自分を見る目が変わったという経験をしました。これは結構原体験です。

チェンジ② 石橋を叩いて渡らない→可能性を拡げるべくリクルートへ

そうしてシュッとした結果、高校・大学ととても楽しく過ごすことができました。しかし根本的には心配性で(これは今も変わらず)、石橋を叩いて渡らないタイプなのです(そんなら無駄に叩かんといてくれ…)。

でも当時、夢に向かって目標達成するキラキラしている人にどこか憧れるし、自分ももしかしたらなれるのでは…?と期待する自分がいて。就職活動でも結果的にそんな会社や人に惹かれていました。

周囲からは「ぽくないね」と言われながらも、リクルートに入社を決めました。
※もちろんいろいろ経緯はあるのですが、大きくキャリアチェンジしたという点だけ伝わればと記載しております。

ちなみに、入社後の新規開拓も泣かず飛ばずで、皆さんにご迷惑をおかけしていました。たぶん、もっと自己分析や企業分析をしまくってたら、飛び込めなかったかもしれません。直感的に良いなと思う選択をした感じです。

社会人15年目のキャリアチェンジ

入社後、自分に心配や期待をして、あらゆる人が声をかけ続けていただいた結果、少しずつお客さんや周囲に価値を返すことができるようになり、リクルートを辞めるころには「お前なら大丈夫」と言ってもらって退職することができました。

話は少しそれますが、中途採用は「即戦力採用」です。
なぜなら会社が実現したいことを実現するために社内に人がいない(足りない)から、外部から採用をするのが中途採用です。

では即戦力とは何か。一般的には業界×職種に連続性があるほど、即戦力とみなされるでしょう。逆にその連続性が弱いと、未経験転職になるということですね。

話を戻すと、私のリクルートからミライフへの転職は同業界×同職種の転職となります。

文字だけで見ると、一見大きく変わっていないようにも見えるのですが、これも大きなキャリアチェンジでした。

担当領域(製造業→IT)、会社規模(大手→ベンチャー)が変わったことはもちろん、一緒に働く人や制度やカルチャーも違います。
リクルートの先輩のスケさんが創った会社だからこそ極めてカルチャーも近いはずなのに、あらゆる構造が変われば発揮できる価値も身につくものも大きく変わります。

そして何よりも、15年目のキャリアチェンジは自分の理想未来に向かうための意思決定でした。

自分が守りたいものを守る。
そのために、移住して健やかに生きられるようになる。

そんな自分の気持ちに素直になる意思決定でした。

キャリアは変化の連続によってつくられる

学生時代から現在までのキャリアチェンジを振り返ってきました。
私は元々Willなし人材なので、目標や旗がずっとあったわけではありません。
リクルートでもずっと旗を掲げられずに14年過ごしました。

ただ、その経験を振り返ると、ただただ変化の連続でした。
(余談ですが、1年目、2年目と1歩=1年として歩きながら振り返ってみてください。どんなキャリアを歩んできたか結構リアルに振り返れます)

その時々で目の前の選択肢から「より良いと思うもの」を選択してきた結果、新たな壁にぶつかり、一生懸命食らいつき、時に大変な想いをしながら、変化を繰り返してきました。
大変だったからこそ、大きく変わることができたとも言えます。

変化のプロセスを全部楽しめたわけではありません。
しかし、変化した先の未来の自分にワクワクしたからこそ、非連続な意思決定をしたのは事実です。
(自分に自信を持ちたい、友達が欲しい、キラキラした人になりたいなど)

変化を意思決定するのは勇気も体力もいります。
きっかけは自分ではなく、上司や同僚、家族や友達に引っ張られる形でもいいと思います。

でもこれだけは皆さんにとっても事実だと思うので、ぜひご理解いただきたいです。

「変化によって、自分のキャリアはつくられてきた」ことを。

学生時代から、3年~4年スパンで環境が変わってきて今があります。社会人になってからも、数年毎に異動があるでしょう。そんな変化の連続によって、キャリアはつくられてきました。

自分の望む方にキャリアを変えていくには、どうありたいか、あるいはどうありたくないかを考えて、そこに向かって何かしら日常を変化させる行動をしてみる。すると後から振り返ってキャリアが変わったという感覚を持てると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

少しでも小森と話してみたいと思っていただけたら嬉しいです。

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