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【一般TCG理論】コピーデッキを正しく使おう
はじめに
「大会優勝デッキ!」
「ランク戦勝率8割越え!!」
SNSやYouTubeでデッキを調べると、こういったキャッチフレーズが目に飛び込んできます。
しかし、実際にそのデッキを使ってみたものの、全然勝てない…そんな経験はありませんか?
この記事では、初級者がコピーデッキを握り、勝てるようになるための基本的な手順と考え方を紹介します。
デッキを使いこなす3つのステップ
どんな上級者でも、新しいデッキを握る際には、次の3つのステップでデッキを理解しています:
勝つための道筋を把握する
デッキの基本的な勝ち筋を理解し、戦略全体を俯瞰します。デッキ特有のテクニックを知る
細かなカードの使い方やシナジーを把握します。各対面ごとの負け筋を意識する
対戦デッキごとにカギとなる動きを認識します。
これらのステップは一見すると単純ですが、上級者と初級者の違いは各ステップごとの思考の深さとにあります。上級者は短時間で深く考察し実戦でそれを正確に実行する能力を持っています。この記事では、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。
【ステップ1】『勝つ』ための道筋を把握
まずは基本的なことですが、そのデッキの強みや勝ち筋を把握しましょう。
単に速攻デッキ・コンボデッキといった分類だけでなく
コンボデッキと言っても、コンボでしか勝てないデッキなのか、それともコンボの他にサブプラン(別の勝ち筋)があるのか確認
コントロールデッキで、相手のデッキ切れを狙うこともある
など広い視野でデッキの戦略を考え、勝ち筋を明確にしましょう。
【ステップ2】デッキ特有のテクニックを知る
各デッキには大抵、初見では気付きにくい細かなテクニックが存在します。
例:
〇〇は自分の生物にも打てるから、××した時には自分の△△に打つとよい
〇〇に××を使うと、〇〇の効果が先に発動するので有利に進められる。
〇〇と××が両方ある時は、××から先に使った方が効率がいい
こうした細かい工夫は、自分で気付けるものもありますが、慣れないうちは見落としがちです。全てを網羅的に理解するのは、何かしらのコミュニティで情報収集しないと難しいかと思います。
【ステップ3】各対面ごとの負け筋を意識
デッキの基本的な動きに慣れたら、次は対戦相手ごとの勝ち筋・負け筋を意識しましょう。これは主に経験によって磨かれる部分ですが、最初のうちは何が負けた原因なのか意識しながら戦いましょう。
負け筋の例:
相手の強力なカードが盤面に残り続けて負ける。
全力展開したところに除去を撃たれて負ける。
こうしたパターンを振り返り、自分の行動を改善する方法を考えます。勝ち筋と負け筋を逆算して、状況毎に
今自分がどの程度攻めるべきなのか
対処すべきカードとスルーするカード
を考えましょう。
【番外編1】デッキの調整
多くのプレイヤーが好きな「デッキ調整」ですが、これにも当然デッキに対する十分な理解が必要です。
重要なのは、各ステップを十分理解しないままデッキの調整を行っても何の意味もない、ということです。
抜こうとしているカードのポテンシャルを正しく理解できているか
入れようとしているカードがどの対面で有効で、それが勝敗に寄与するか
こういったことを検討した上で入れ替えを検討しましょう。
【番外編2】有料noteの活用
一部のゲームでは、デッキ紹介として有料noteが販売されています。
有料noteの価値は、上記のステップ1,2,3の内容を短時間で網羅的に理解できるところにあります。noteの購入に悩んだ際は、上記の内容が整理されているかどうかを買う前にイメージしてみましょう。
逆に、初めてNoteを書く場合も、各ステップの要素をしっかり意識して記述することで、説得力のある内容を提供できるでしょう。
さいごに
ここまで読んで意外と特別なことを言ってないと感じたかもしれません。しかし何となくやっていることでも順を追って意識することで新たな発見や情報の広がりが生まれることがあります。
SNSの普及によりデッキリストは溢れていますが、強いデッキを本当に使いこなすには理解と工夫が必要です。
この記事が、あなたが強いデッキを正しく使いこなし、自分のものとする手助けになれば幸いです。
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