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【似合う考】海無し県民のサーフガール・ファッション
「自問自答ファッション通信」あきやあさみさんのこちらのnoteをもとに、これから【なりたい】【似合う】【スキ】を少しずつ考えていきます。
今回のテーマは【似合う】について。
まず前回の【なりたい考】をまとめると、私が憧れるのは以下の4つの要素。
・どこかに森を感じさせる
・着の身着のまま
・寓話的
・異素材mix
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そして、これらを踏まえて今回やっていくことはこれです。
①【なりたい】と実際の自分のギャップを知る
⬇
②過去のイメコン結果をもとに【似合う】を整理する
⬇
③【なりたい】のテイストはそのままに、そこに【似合う】アイテムを上手くミックスしていく
※詳しいやり方は冒頭リンクのあきやさんのnoteをご覧くださいませ。
ここを越えればあとは【スキ】をぶっこんでいける楽しいゾーンに入れるのでワクワクです。(もちろん今のこの作業も楽しいですが)
それでもここはワクワクをひとまず押さえ、冷静な目で自分を見ていきます。
①【なりたい】と実際の自分のギャップを知る
【なりたい】像との印象の乖離で一番大きな要素は「体型」です。
私が理想とする雰囲気をもう一度確認するとこういう感じ。
言語化するなら、華奢かつアンニュイ。
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華奢という要素については、まったくカスるものがありません。骨格ストレートで食べるの大好きな私は生まれてこのかたムチプリ体型。
一時期、職場のストレスで毎晩ハイキックの練習をしていて(もちろん視線の先には職場のイヤな人を思い浮かべながら)、半年で12kg痩せた160cm48kgのときですら「薄い」はあっても「華奢」はなかった。
ただ足首だけはどれだけ太っても細いので、足首の出るコーディネートをすれば少しはイメージに近づけるかな?
あとは、私の【なりたい】像はあまりボン・キュッ・ボンでないというか、全体的にスリムで凹凸感が少ない気がします。
肌の露出も少なく、「女っぽさ」(←究極系は個人的に叶姉妹を想定して言っています)はあまりなく、かといって男性的でも中性的でもない感じ。
私はデコルテに厚みのある体型なので、実際の胸のサイズは大きくなくとも胸囲は大きく、ボディイメージとしては女性的だと思います。(胸が大きい=女性らしい、胸が小さい=女性らしくない…と言っているわけではないのですが、言い方のニュアンスが難しい)
そして、アンニュイという要素について。
自分がアンニュイかどうかを考えている時点で「アンニュイ」の持つミステリアスで神秘的なイメージには程遠いのかと思います。
ただ、フランス語の語源のennuiを直訳した「不満」「退屈」「倦怠」はわりと自分の普段の表情に近いです。
意識しないと口角下がりっぱなしのお顔。
ちなみに「アンニュイ」との関連性はないかもしれませんが、高校時代に大学入試の面接対策を担任の先生にしていただいているときに「湖森さんの良いところはその朴訥としているところだから」と言われて、それはすごく嬉しかった覚えがあります。
「朴訥と言われて嬉しいか?」と思われるかもしれませんが、私としては「飾り気のないそのままが素敵だね」と褒められた気がしたので嬉しかったのです。
あと、BOKU-TOTSUという音の響きと木偏が好きなので。
インテリアや雑貨なんかでも、朴訥とした素朴なテイストのものが好きだったりします。
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また、性格についても一人でいるときはノッソリ落ち着いているほうですが、職場などのONの環境では道化役です。
誰かと誰かがギスギスしそうな雰囲気が生まれたらできるだけ場を和ませたいです。
あとは私のようなウスボンヤリさんなら共感いただけるかもなのですが、いつも「ミスしたときにできるだけ許されやすくなるように、普段から愛嬌を振りまいとこう」という若干の打算があります。
「そんなこと考えずにミスしない方法を検討せい」と思われるかもしれませんが、愛嬌は私にとって生存戦略なのです。(ミスしない方法も考えてますぞ)
そういう私が【なりたい】の格好で職場に行くと、なにか「気取っている」とか「冷たい」という印象を与えてしまうかも…と思うと嫌です。
そう思われたら怖い・不安だ、ではなくそう思われたら嫌、なのです。願望ではなく、主義です。
【なりたいマップ】は私以外には森の仲間(マガモなどの動物)しかくらいしか生き物がいない世界です。
干渉を嫌う私が心の底から自由でいられるように創造した世界なので、そこには現実世界の他者に対する拒絶のオーラが漂っています。
その空気感をまとったまま、職場や休日のカフェに行くのは避けたい。(ひとりでプラネタリウムや博物館に行くときなら良いかも!)
なぜなら(ウスボンヤリさんの私は特に)誰かからの干渉がなければ、人は生きていくことなどできないという大原則はわかっているからです。
まとめると、私が【なりたい】をそのまま全身着るとこうなるかもしれません。
・華奢で繊細なデザインや柄よりも肉体的イメージのほうが与える印象が強い(より肉感的に見えるかもしれない)
・気取っているような冷たく排他的なイメージを持つ
それでは、次にいきましょう。
キャッ!今回も長くなるぞ〜><
②過去のイメコン結果をもとに【似合う】を整理する
はい、テンポよく行きましょう。私が似合うのはコレです。
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過去のイメコン結果(※「自問自答ファッション講座」は未受診です)をもとに、私の似合うスタイルを言語化すると以下のようなキーワードになります。
・ナチュラル
・ヘルシー
・リッチ(重厚感、ゴージャス感)
基本的なコンセプトは「(ちょっぴり)サーフガールっぽさ」で、ただしカジュアル一辺倒というわけではなくゴージャス感を含む都会っぽさもあるコーディネートです。
ハワイの開放的な雰囲気に、イタリアっぽい辛目のスパイスをプラスした感じ。
「セレブでありながら、あまり飾らずナチュラルで健康美を大切にする女性」というコンセプトイメージだそう。(※パーソナルデザイン診断にて)
ヨガや瞑想を日課にし、海を愛し、環境問題やサステナブルということにも高い問題意識を持つパーソナリティー。
少し日焼けしていて、日中はナチュラルメイクで海を泳いでいるけれど、夜のパーティーでは口紅をグッと引いてハリのある瑞々しい健康的なボディを強調したドレスを着る。…という感じ。
「年齢としては上になるけど」と前置きがあった上でロールモデルに女子テニスの伊達公子さん・中村アンさんを挙げていただきました。
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太陽のような笑顔がステキなお二人。
これらの【似合う】についてどう感じるか?というと…
・着心地が楽なアイテムが向いている、メイクレスでも決まる雰囲気なのは嬉しい。スッピンパジャマの状態で「出かけよう」と思い立ってから家を出るまでは3分くらいが理想です。
・植物や手つかずの自然風景と調和するスタイルなのは嬉しい。自然界のさまざまな濃さのグリーンが重なる風景は、芸術的で大好き。
・こういうスタイルでいると、今までコンプレックスの筆頭だったムチプリ感(肉感)が武器というかむしろ主役になる。自分の体を好きだと思えるようになる。
・「仕事」や「恋愛」とは距離を置きたいので、オフィスカジュアルでない/男性の目線を意識していない(庇護欲をそそらない)スタイルは自分の気持ちに自然に馴染む気がする。
と肯定する気持ちが大きいです。
しかし、その一方で、
・「陽キャ/陰キャ」というカテゴリ分けはナンセンスだとは思うが、やはりオーラが陽すぎて気持ちがついていかない。こんな天真爛漫に警戒心ゼロの笑顔の感じではいられないし、いたくない。
・屈託のなさは素敵だと思うが、物語でもなんでも「屈託のある」ものが好きな自分としては少しつまらなく感じる。裏表が欲しい。悲劇が足らない。
・環境問題を考えることは確かに大切。自分が気持ちよく過ごすことよりも、これから生まれてくる子どもたちにとって少しでも良い環境を維持修復できる世界でありたい。とはいえ、ぶっちゃけ環境問題を含む社会問題には興味が薄い(どっちかっていうと心理学とか文化人類学とか哲学とかそっち系がスキ)
・生まれも育ちも海無し県の私、記憶にあるかぎり人生で一度しか海にいったことのない私がサーフガール…。海の魅力を知らない私がそんなコンセプトで生きるのは無理ないか?
・素肌を出すことへの抵抗感。毛布にくるまってたいモノグサ、そしてボディイメージへの認識が薄い問題。(脳みそコポコポ人間なので。←詳細はコチラのnote)
・日焼けした肌はヘルシーでかわいいけど、肌質?のせいかキレイにこんがり焼けてくれず、肌がニキビっぽく赤くかぶれる。あと、白肌の輪郭がポヤポヤした雰囲気のほうがより自分の好み。
という気持ちも。人生うまくはいかないものです。
最後に仕上げです。
③【なりたい】のテイストはそのままに、そこに【似合う】アイテムを上手くミックスしていく
そこで、「サーフガール」要素は薄めてみて、【似合う】アイテムとして、以下のようなものをミックスしていきましょう。
・自然素材のラフな白シャツ
・シックに着られてボディラインを美しく演出してくれるデニム
・ゴージャス感のあるマットゴールドのアクセサリー
・太めヒールのクロコ型押しサンダル
・デコルテのハリやツヤを出していく
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【なりたい】は静のイメージでしたが、そこに【似合う】の動のイメージが足されました。
真逆ではありますが、「ナチュラル感」という要素は通底しているので、ガチャガチャ感はあまりないかなと。
木製のロボット(何それ)に血が通った感がありますね。
溢れる生のパワー、ポジティブな血色感が増されました。
まとめ
より調和するように整えて、画像もいろいろ足してみました。
いかがでしょうか?
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これが、私の【なりたい】に【似合う】がミックスされた世界です。
なかなか住心地が良さそうですな。
サーフガールにはあまり親近感を感じないのですが、瞑想の習慣がある(人が多い)ことには近い価値観を感じます。
細かく言うならスピリチュアル系の瞑想ではなく、仏教系の瞑想(マインドフルネスというか座禅)が好きです。
なので、そういった内省的なイメージ画も盛りこんでみました。
実際にひとつのコーディネートの中に入れるには、もしかしたら色々な障壁があるかもしれませんが、そこは頑張っていきましょう。
次回はついに【スキ】をプラスしていく作業で完成です!
ここまで読んでくださってどうもありがとう。
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薄茶色×緑色のグラデーション、は萌え。
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〔記事内で載せた画像の出典元〕