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あきやさんのファッションレポート(&伊勢丹試着ツアー)

前回から少し間が空いてしまいましたが、つづきです!

自問自答ファッション講座をドキドキ・わくわくの内に終えて、帰路の電車の中で思ったことは、「なんかジャンクな感じの炭酸ジュースが飲みたひ…!」でした。

うろ覚えなのですが、自問自答ガールズさんのどなたかが講座後(教室後だったかも。失念…)にジャンクなものを食したくなった…というようなツイートを拝見した気がするのですが、わかります!すごくわかります!

なんかやりきった感というか、「この興奮を受けとめてくれるのは緑茶や麦茶のたぐいにはムリだぜ!」という心地になるのです。
きっと私がお酒の飲める人だったらここでお酒を買っているのだろうと、そう思うような具合でした。

なんだかこの気持ちのまま真っすぐ家に帰るのももったいない気がして、私はペットボトルの炭酸ジュースを持ったまま(選ばれたのはMATCHでした)、駅のホームベンチにぼんやりと座って、何を考えるでもなく夜風に吹かれながらしばらく過ごしてたのでした。

後日あきやさんから届く予定のファッションレポートも楽しみで、だけれども今日お話しさせていただいたこと、お聞きしたたくさんのお話したちもまだ自分の心の中を駆け巡っていて。

まるで色とりどりのゴムボールが心の中で跳ねまわっているような感じ。

ただひとつ形として固まっているのは、私は今日をもって「エッセイスト」というコンセプトに出会えたことでした。

そのことをあらためて再確認してみると、こうしてぼんやりとベンチに座って眺めている夜空や人の行き交う風景も、この瞬間がなんだかとてつもなく愛おしくて楽しい。

講座を受ける前に私の心の中にあったのは、あきやさんのnoteのある一文でした。

私はすっごい話が上手いわけでも、頭がいいわけでも、キレッキレに切り返せるわけでもありませんが、まだ何者でもないあなたを何者かにする情熱があるんです。

※太字は湖森によるものです。

何者かになりたい、自分が何者であるかを知りたい。

実のところ自分が何者であるかは嫌というほどわかっているけれども、世界(外界)において自分がこの社会の営みにおいてどのような存在になるのかはわかっていなかった。

それは「社会の歯車になるために」ということを言っているのではなくて、自己の存在を証明する・表明するために私はどんなツールを使えばいいんだろう…というそういうことです。

だから、あきやさんのnoteのこの一文を読んだときに私は本当にホッとして、安心して受講することができたのでした。


ファッションレポートが届くまでは毎日ソワソワしてました👀笑
(あきやさんご多忙にもかかわらず、他のガールズさんがおっしゃっていたようにレポートが届くのがとても早い!)

いざ届いてもなんだか一人モジモジしてしまって、なかなか直視することができない…。

でもどうせなら大画面でじっくり見たい!と思い、100均にてA4サイズの写真用光沢紙なるものを買ってきてレポートを印刷してから見ることにしました。

レポートの内容の豊富さもさることながら、添付メール自体にもたくさんオススメのファッションブランドさんやコンセプトの詳細を載せてくださり、もう幸せの極みでした…💛

あらためまして、湖森のコンセプトを発表させていただきます!
前回のnoteでは「お散歩エッセイスト」とのみ書いていたのですが、コンセプトの全文は、

日常と内面をてくてく歩いてわくわくの種をまく
    お散歩エッセイストさん
🌱

です!

もう可愛い…このコンセプトを見た瞬間に喉の奥から「うぐぐ…」という声が出てしまうくらい身悶えしてしまいました。

現実世界と脳内世界を頻繁に行き来する脳コポ人間らしさも出ており、「てくてく」と「わくわく」の掛け合わせも萌え可愛い…。

講座中に「『ワクワク』というカタカナ表記ではなく、「わくわく」と書くのが好きなんです。」とかいう湖森の些細すぎるこだわりもしっかり拾ってくださって…。

私は桜やイチョウの並木道を歩くのが好きなのですが、「種を蒔く人」というのも自分で自分の歩く道に花を咲かせている感じがあってすごく好きです。自分で自分の人生を楽しく演出したい、という気持ちがあるので。

そして自分的にお気に入りのモチーフの新芽🌱もチョコン。

ちなみに芽が好きな理由のひとつには、「目👁」もかけていたりします。

「目力あるよね」「目大きいね」と言われることの多い、目ッッッ族の私。
自分の身体のパーツの中でも、目がお気に入りです。

それは決して「目が大きい=可愛い」という世間的なイメージに乗っかるわけではなくて、昔に資〇堂で有料サービスの顔タイプ診断的なものを受けたときに「目の横幅が平均より長い」と診断されたことに起因するのです。

「鼻が平均より高い」とか「顔が平均より小さい」とかなら私も迂闊に浮かれてしまうところなのですけど、「目の横幅が平均より長い」との診断結果(のひとつ)はどうリアクションしていいかわからず、それがなんだかとても面白かったのです。

「喜ぶことなのか何なのかわからん…」と困惑したのですが、しかし考えてみれば「鼻が平均より高い」とか「顔が平均より小さい」だって別に喜ぶことなんかではなく、ただ『数値上は平均より異なる』というだけのことなんだよな…と気づきました。

もちろん「鼻が平均より高い」とか「顔が平均より小さい」という自分の顔の個性を好きでもいいし誇ったりするのも自由なんですけど、それは単なる顔の造形の個体差というだけで、各器官のはたらきにはさして影響もなく、そこに優劣というのは存在しないよなと。

それで、自分の顔のことに執着して受けたサービスだったけれども、かえって自分の顔(のコンプレックス)にあまり興味が湧かなくなったというか、そういうやや不思議な体験をしたのでした。

ちなみにそのサービスの趣旨は「メイクで黄金比に近づけることで『美人顔』をめざしましょう」というようなものだったと思います。

その趣旨というか道理は納得いくし、求める人にはとても便利なサービスとは思うのですが、私はどうも平均より横にはみだしている自分の目を愛おしく思ってしまうタチなようなので、診断結果をその後のメイクに活かすということはありませんでしたが。

話を戻しまする。

湖森のファッションコンセプトについて、生活イメージも載せてくださっています。

あきやさんに文章の引用許可をいただいておりますので(ありがとうございますっ✨)、全文ではありませんが公開させていただきたく候…。

湖森さまの机の上にお気に入りのノートとペンとiPadが置いてあります。

お散歩で思い浮かんだことを「それっ」と書きだして、散歩道の記録が重なっていきます。
体験したこと、感じたことを記録して、わくわくの種を蒔いていきます。

そしてその種は、今、ちょっとさみしい気持ちの人やしんどい状況の人の元に春風のようにふわっと届いて「ああ、そんなふうに生きてみてもいいのかな」とあたたかな気持ちにさせてくれます。

湖森さまの歩いた道に春のお花をたくさん咲かせていきましょう~!

コンセプトを「エッセイスト」にすると言っても、自分には目を惹くような文章も題材も思いつかないし…と腰が引けてる気持ちが実はありました。

オモコロの雨穴さんが作詞作曲された(歌も雨穴さん)『INTERNET WRITING MAN!!』という歌をあるのですけれども、歌詞の一文に

PV(ページビュー)で測られる人格

というのがあって。

ライターさんというのも大変なお仕事なのだな…と思いました。

雨穴さんは「ライター」なので(かつ本職)自分と同一視することはできないのですけど、自分の書く文章がはたして「わざわざ書く」ほど世界にとって意味があるのか、「誰かにとって興味のあることを書けるのか」ということに悩んでしまってました。

でも、あきやさんのその文章を見て、そもそもの始まりを思い出しました。

「そうだ、私は私自身が顔も本名も知らぬネット上のあるブロガーさんのある文章に救われたのだ。そして、そのときに『いつか自分もこんなふうに遠くにいる誰かの心に「大丈夫だよ」とそっと励まし、安心できるような文章を書いてみたいものだな』と思ったんだった。」と思い出したのです。

作家さんでいえば、私は恩田陸さんと宮部みゆきさんが好きです。

恩田陸さんの本を読んで私の情緒は育てられたし、宮部みゆきさんの本を読んで私は人の哀しさを愛おしいと思えるようになりました。

なりたい人になってみる(真似してみる)
そういう単純なことでいいんだなと思いました。

自分の書いた文章が誰かに届いてくれると嬉しい、それで誰かの心が少しでも柔らかくほどけてくれたら嬉しい、もしそんなことがあっても私はそのことを知らなくてもいい、私の文章なんか忘れてくれていい。

上から目線で高説を垂れるのではなく、世界にいる自分と同じような人に向かって己の近況報告を綴るような、そんなスタンスなら私にもできるかもしれない、いや、してみたい!と今は思います。


学生時代の私は今よりも「好きなモノ・お気に入りのモノ」集めに必死だった気がする。

もしかしたら、今現在よりもその頃のほうが自問自答ガールズとしては優秀だったのかもしれない。(もちろんそんなものに優劣はない。当社比のハナシです)

なぜなら、当時の私には最強の結界が必要だったから。

外の世界がこわい、他人がこわい。
だから、好きなもの・安心できるものをなるたけ集めて自分の周りに置き(それはまるで魔法陣を描くように)「自分だけのセカイ」の壁を積みあげて、そうして内に籠もることが好きだった。

半径1メートルの自分だけの世界。
だれにも傷つけられない、だれも入ってこられない世界。

バリアの中は自分の好きな音楽だけで満たされたいて、見たくないものや見られたくないものは影もない。

それでよかった。

私は自分の勇気というものを信じていなかったし、自分の内側に籠もることでしか癒されなかった。

今はどうだろう。

相変わらず勇気や自信のある人間ではないと思うけど、でも勇気や自信を作るための種を蒔く人にはなれてきている気がする。

相変わらず独りで内側に籠もることが好きだ。

あれ?存外変わってない…

なのに、当時よりも今のほうがすごく生きやすいし楽しい。不思議。

思うのは、傷ついても誰かと何かあってもそれを「嫌だったこと」として記憶の隅に押しやるのではなく、それを自己理解の種にしよう!と思うようになったのが自分の中の小さな進化ではないかと思う。

そして、それは自問自答ファッションに出会ってから獲得した技術のように思う。

半径1メートルの「自分だけのセカイ」に籠もっていたあの頃よりも今現在のほうが自分のことを理解している気がするし、愛せている気もする。(ついでに楽しくもある)

不変を信じたり何かに固執してしまうと、今を生きることができない。

「今を生きる」という耳障りの良い言葉が今までとても嫌いだったけど、最近は少し好きだ。

「今を生きる」ということには、大海原を進む船の船先に立って向かい風を肌で感じるような、そういう爽快感がある。

そういった感じで、私はこのコンセプトが腑に落ちました。
まさに「腑(心の底)」にポトンとやさしく落ちてきたのです。


いつものことながら、本題への助走が長い…!

ファッションレポートのお話しに戻ります。

ヴィジュアルイメージのページでは、もうこれまた素敵な文章とイメージ画像たちで…✨

びっくりしたのが、ヴィジュアルイメージ集の中に自宅で本を読んだりギターを弾きながらリラックスしている様子の女の子の写真があったのですが、椅子の上に体育座りになっていたり、机に両足を乗っけてたりして、これがまさに私が自室で何か好きなことに熱中しているときにしている姿勢そのものだったのでビックリしました。

これがガールズさんたちが口々におっしゃっている“あきやさん視える説”ッ…!!🔮🧙

自分の時間を大切にしている人の、時間が刻々と穏やかに過ぎていく雰囲気に私の好きな「瑞々しさ」要素もあいまってて、とても胸キュンでした。

そして、制服アイディア!(わーい!🙌🏻💕)

※ここから載せる画像たちは、ファッションレポート内のものではなく、湖森の解釈をもとに集めた画像集でございます。



まず一つめの制服のテーマは、内面が豊かで哲学がある人「穏やかな冷たさコーデ」

こちらはモノクロを基調とした制服でして、分かりやすい華美さや派手さはないのに味わい深くて強い意思を感じるコーデたちです。

モードに対する苦手意識と「どうせ似合わないだろう」というコンプレックスがあったので、白黒のファッションを就活スーツ以外でしたことがなかったのですが、モノクロなのに硬質で冷たいわけではなくて、ひんやりさもあり温かさもあるといった「生々しい人肌」感があって最高でした。

キーワードは、日常・生活・学び・少しのDisquiet(不穏さ)

「穏やかな冷たさ」というのは、【なりたい考】noteに私が書いた「こちらの存在を受容も迎合もせずにただそこにある、という穏やかな冷たさのあるものに惹かれる」という言葉を制服名にしてくださっています。

独りポツンと物思いに耽りたいとき、つるんだり誰かの顔色を伺ったりせずに自分で考えて自分で行動することの勇気を持ちたいときに、力になってくれそうなコーデです

それは常に欲しいと思っている時間と気持ちなので、こちらが「まず最初に完成させたい基本の制服コーデ」となっていることが嬉しいです。

薄情な私の中にある、ほんの人肌程度の温かさを穏やかに大切にしていきたい

自分で作ってみたビジュアルイメージはこんな感じ!

何か不穏なものの影を感じる、人の息づかいを感じるのにそこには誰もいない。

下段のイラストの「芽(というか葉だけど)」から「目」が生えている絵もお気に入りです。
偶然ですが、2枚ある人物が二人とも目を隠しているのと対比になっているので、個人的に芸術点が高いですねェ。

右上のバングルはミナペルホネンのもの。
シルバーってまさに硬質で冷たい印象があって苦手だったのですが(私はイエベだし)、でも曲線で表現されるとまさに「穏やかな冷たさ」って感じがしていいなあと。

私の憧れるエッセイストはどんなアクセサリーをつけているだろう?と色々さがしていたらこちらのバングルに辿りつきました。

そう簡単には購入には踏みきれないお値段なのですが、試着だけでもしてみたいなあ…

フィンランド語で羽根と名付けられたテキスタイル“sulka”は、ストライプが風に揺れているイメージで描かれました

https://www.mina-perhonen.jp/online_store/XA7035/


二つめの制服のテーマは、生活をのんびり豊に過ごしている人「春のお茶菓子コーデ」

可愛い~!可愛いよぅ、涙がでちゃうほどLoveです🌸🌼🌷

ほんとのほんとはこういう女の子っぽい恰好がしてみたかった。
「女の子らしい」「男の子らしい」に厳しい目を向けられつつある昨今ですが、私は「女の子らしい」が好きです(ちなみに「男の子らしい」も好きだし「中性的」も好きです。)

骨格からして華奢ではないし、ワンピースとか風にはためくロングスカートとかね、憧れはありつつも目の保養に済ませていたのですけど。

わーい!春爛漫の雰囲気とともに、「のんびり」を主題にすれば気負わずにいられる気がします

.キーワードは、やさしい・おだやか・みずみずしい・Pure。

私の糖衣キャラクターである明るい・かわいい・愛され要素とも齟齬を起こすことなく両立できるとのことで、うわーん!嬉しい…。

「日曜日の公園の原っぱにレジャーシートを敷いて太陽の下のお昼寝しているようなスタイリング」。
エヘヘ、最近近所の公園を久々に通りかかったらミニテントを持ってきて原っぱに敷いている家族連れが何組かいたので、私ももう少し暖かくなったら混ざってこようと思ってます。

作ったビジュアルイメージはこちら!

休日の昼下がりという感じで、やさしい光を浴びて思いっきり背伸びしてみたいです。

淡いピンクやグリーンを使ったコーデは、肩に力の入りがちな私の心に「ま、のんびりやってこうや」と語りかけてくれそう。
緊張する予定がある日はこのコーデに身を包んで行きたいです。

ラフィアバッグ(かごバッグ)が基本セットの中に入っていたのですが、これはアレですね!これを持ってるだけで「疑似ピクニック」が叶うという寸法ですねあきやさん…!と胸が熱くなりました。

一年中春気分でいたい私には最高のコーデでした!(全編通して最高なコーデしかございませんが…)



三つめの制服のテーマは、絶望の果ての明るさを知っている人「湖と森の籠もり人」です。

こちら、解説しますと「絶望の果ての明るさ」というのは人形劇『ひょっこりひょうたん島』を作った井上ひさしさんの言葉です。

私はこの人形劇が子どもの頃から大好きで、いまだに劇中歌の「もしも僕に翼があったらなぁ」とか「宝探しの歌」(元ネタはマザーグースらしい)を口ずさんだり、アラビアンナイトの巻は怖かったよなぁ…と思い出したりします。

それで、ひょっこりひょうたん島の登場人物たちは全員一話の時点で実は死んでいるんだという公式の裏設定がありまして、それを説明する井上ひさしさんの言葉のなかに登場するのです。

あの登場人物は、みな死んだ人たち、死んだ子どもたちなのだ。
死んでいるからこそどこにでも自由に行ける。
死んだけれど、死にきれないでさ迷っている人たち。

いわば、お化け集団なのだ。
だから、ひょうたん島には食料問題はない。

あの番組のなかで親たちの生き方を根本から批判して、新しい時代の人間関係をつくるというルールを考えていた。
議論はするけれど、ケンカはしないのが、これからの時代だ。

意見が合わなくても、一つの目標が共通なら、一緒になれるんじゃないかというのが『ひょうたん島』のテーマだ。

 『ひょうたん島』の明るさは、実のところ、絶望の果ての明るさ、死後の明るさなのだ

笹沢 信『ひさし伝』

あの陽気でカラッとした人形劇に、こうした諦観といい意味での不気味さがある。
その世界観の厚さにも惹かれるし、絶望の先に行きつける場所があるという考え方も私にとっては救いなのです。

この「世界というものの幅を知る」というのは大好きな漫画である『ちひろさん』(実写映画化されましたね。私はあまり好きじゃないです)にも通底しているテーマのように思うんだけど、こう、背後霊的なものをオリャー!と背負い投げして、軽くなった身体でずんずん腕を振って前に歩いていくような、そういう生き方を目指したいんです

「湖と森の籠もり人」は私の名前の元ね。
申し遅れましたが、フルネームは湖森 籠(こもり こも)と申します。

こちらのコーデは「思いきり好きな色や柄のお洋服で静かな森の中や湖をのびのび散歩しているイメージです。OZマガジンの表紙のような日常の冒険にぴったりで印象に残るスタイリングを考えていきましょうっ!」とのことで、もうたまりません…💛

私が最もシンパシーを感じるキャラクターである『耳をすませば』の月島雫ちゃんイメージのコーデもあって、もう私はどこへでも行けそうです!

制服写真の横にそっと添えらえたタンポポの可愛いイラストを見て、さらに制服へのイメージの解像度が高まりました!
(ちなみに一つめの制服には重厚感のあるファンタジックな装丁の洋書、二つめの制服には桜餅が載っていて、これが各制服のアイコン的役割になっていてめちゃ可愛い&わかりやすかったです)

 ヴィジュアルイメージはこれ!

わくわくするもの、見ていて楽しくなってくるものを集めてみました!

私の好きな漫画『よつばと!』や『散歩する女の子』を彷彿とさせる雰囲気の制服ですなぁ。

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そして(制服案の)最後に!

その制服は、以前講座を受けられたガールズさんが「(ファッションレポートの一部に)あきやさんの趣味だけで私に着せたいコーディネートを作ってほしいです」という旨のご依頼をされたとのお話しを拝読した頃から「いつか私も自問自答ファッション講座を受講できたらお願いしてみたい…👀✨」とずっと思っていたお願いを叶えてくださりました。

こちらはどんなテーマのものであったかは、私だけの秘密です🤫🌿

とっても可愛くて、こんな人になれたらなぁ…という雰囲気のコーディネートたちがつまっていました!

※この旨のご依頼をしたことに関する公開許可はあきやさんにいただております🌸

過去も現実もすべて捨てて「浮世離れした人」になりたい!という欲求がたまに沸々とわいてくることがあるのですが、ファッションでならその気持ちも叶えることができるのだとあきやさんに教えていただけました。

一部だけ内容を明かしますと、「ミナペルホネンのコートもお似合いになりそうです」のお言葉に嬉しくて小躍りしてしまいました💞

ミナペルホネンが似合う人になりたい

そのためには、今の内から(お洋服はなかなか手が出ない金額だけど)ミナペルホネンの製品に触れてみたり、試着をしに行きたいなと思っています。

他の制服コーデにもミナペルホネンのバッグなどのアイテムがあり、これは試着の旅プランを早々に組まねば…という感じであります。



「お散歩エッセイスト」というコンセプトに出会って、なんだか今までとは違う新しい自分になったような感覚があり、だけれどもそれは作られた表面的なジブンというわけではなく、確かに自分の中にあったジブンなのでした。

不思議です。
こんなにしっくりくるのに、じゃあ今までどこにいたのかしら?

思うに自問自答ファッションのコンセプトというのは「糸」のようなもので、それは私の過去に私の心の中にいままで編まれていたけれども、他の幾多の糸(それは他人の目を気にする心だったり、他人の意見そのものだったり、自信のなさや恐れだったり)の中にひっそりと混じっていたから見つけづらく、そしてそれはとても弱く細い存在なんだと思います。

コンセプトに合った行動をしてみる、コンセプトに合った制服を探す・着るというのは、その細い糸をさらにずっと紡いでいくような、ほんの1本の細い糸に心を支えられるような、そういう奇跡のように不思議な体験なのだなと思います

だから、好きなものだけでは生きていけない。
社会だったり他人だったり、つらいことだったりどう立ち向かっていっていいかわからないこともある。

それらが合わさって、布の模様は面白くなるんだと思います。

私の本名(姓か名かは明らかにしませんが)には「織」という漢字が含まれています。

人生が一枚の布ならば、おそらく結構序盤のほうで暗黒色の糸たちで縫われた編み目もバラバラで毛羽立ったところがあるかと思いますが、それもまた趣深いというものです。

私が今握っている糸はあまりにも細く頼りないが、この糸を切らないかぎりは私は私らしくあり続けられるのだと思います。


今回も1万字を超えてしまいそうです。はわわ~!
初の伊勢丹(新宿本店)ツアーの感想は箇条書きにて。

・自問自答ファッション講座の帰り道に行ってまいりました。有言実行できてよかった…!

・いろいろなバッグを試着させてもらったよ。
初めて試着の旅をさせてもらって痛感しました。「試着のたびにメモを取らんと忘れる…!」
伊勢丹の華やかな雰囲気、そしてどのバッグも豪華絢爛で(たとえデザイン自体はシンプルでも)もう脳内情報の上書き感が半端ない!

・伊勢丹の販売員さん、おそらく同世代の方もいらっしゃったと思うんですけど落ち着きがあって堂々とされててとても素敵だった…。そしてどの方もご自身に似合うメイクというものを追求されてるなと、メイクに疎い人間ながら感じました。
それはメイク技術が高いとかそういうんじゃなくて、うまく言えないけど「メイクもファッション(自己表現)の一部なんだなぁ…」という感じです。
というと派手目やモード感強いメイクな感じがするかもですが、そうではなかったのですよね。
とにかく、「ありがちなメイク」には落ち着かない、一瞬で「その人らしさがわかる」感じのメイクだなあと思いました。

・以下、記憶にあるかぎりのバッグ試着の感想をば。

・ロエベ「ゲートスモールバッグ」のオータムグリーン

ロエベ

綺麗な深緑色でした。
内側がヌメ革っぽいケバケバな柔らかい肌触りで、この感じの布が大好きです。

これサイドにささってるアクセサリがペンをモチーフにしてるらしく、コンセプトのこともあって少し惹かれてしまいました。

試着するとややショルダーストラップが短め(限界まで伸ばしても)なので、腰元ではなくお腹辺りにバッグ本体がくる感じ。

なるほど、試着するとこういうこともわかるのか…と当たり前のことながら感服しました。

そんでなによりショルダーストラップでデザインがかわええ!
本体よりも一層淡くなった薄緑色のストラップはとてもやさしげで、バッグ単体を見たときはとくに興味惹かれなかったのですけど、試着してみるともう「かわいい!」の一言。やっぱ試着ってすごいわ…。

・ヴァレクストラ「イジィデ」のファーハンドル

ヴァレクストラ

すごいモケモケなのに痒いかんじはなくて、気のせいだけどほんのり温かい(それたぶん自分の体温やぞ)ファーの奥に硬いハンドルがあるので、なんか柔らかい小動物を抱かせてもらっている気持ちになりました。

一瞬にして小学生の夏休みに飼育当番で学校へ自転車に乗っていて、うさぎ小屋を掃除してついでにうさぎをひと抱きした日の思い出がよみがえりました。

・GUCCI「〔グッチ バンブー 1947〕 トップハンドルバッグ」

GUCCI

すごかった…。
本物の黒、高級な黒、という感じだった。なのに可愛い。

たぶんシックにも着られるし、カジュアルにも着られる。

どこかに和を感じる黒だし、宇宙の黒だとも思った。
底が知れないくらい黒かった。

そして、試着してみるとあらー!可愛い!
なんかこのバッグひとつでファッションが完成する感があった。
もう前菜からメインディッシュ、デザートまでをこの身ひとつで背負ってるレベルだった。

バッグにカロリー表記があるなら、成人女性の一日の必要摂取カロリーを悠々に超えてることと思う。

なぜか「ミニスナックゴールド」をそのときに思い出した

・マルジェラ「5AC マイクロ」のブラック

実は講座を受けるほんの数日前に、電車の中でこちらのバッグを持っている女性を見かけたのです。
向かい側の座席に座っていて、私は最初にその方の黒いバッグが目の端に写ったときに「すんごい素敵なバッグだな、放ってるオーラが違うぜ」と思ったのです。

どこのブランドだろ?とじっくり(もちろんバレない程度に)見たらマルジェラだったのでちょっと驚きました。

それが初めて肉眼で見たマルジェラのバッグでした。

自分は少なからずハイブランドの肩書に惹かれてしまう面があるのですけど、マルジェラのバッグはもう私が仮に眼鏡を外した視界のぼんやりした状況で見たとしても「素敵なバッグ!」と思わせていたであろう存在感があり、「さすがマルジェラさんや…」と思うのと同時に、マルジェラのもつ匿名性とかブランド名の一人歩きに思うところありみたいな哲学性のいったんに身をもって触れられた気がして嬉しかったです。

私としては、演歌バッグはマルジェラのショルダーバッグをおいて他にないと思っているし、気に入ったデザインがないなら気に入ったデザインが出るまで待とうホトトギスなのです。

そんなマルジェラさんなので、ドキドキしつつ試着させてもらいました。

正直ドキドキしすぎて、バッグのことばかり見てしまって全身鏡に写る自分自身がちゃんと見れていなかったので、感想はここでは割愛します(なんじゃそりゃ)

でもすんごく格好良かったです。

もう一度ちゃんと、マルジェラのお店に行っていろいろたくさん試着してきます。

※1階?の色んなブランドのブースがあるところでここまでに挙げたバッグたちを試着したので、置いてあるバッグの種類は少なめだったのかと思います。
前にnoteで挙げたショルダーバッグはここのブースにはなかったので、それもいずれは試着を…!

・YourFIT365も体験してまいりました✨ほんとにほんのり温かい台だった…。
自分は足サイズ25cmだと思ってたけど、24cmでした。
自己診断とはあてにならぬもの…!
測定のみだったので、今度は試着のほうもしてみたいな。


最後に伊勢丹のデパ地下的なところで、和菓子を買って帰りました。

『ささらがたフィンランド』《両口屋是清》

講座中も、和と北欧の話をしていたのでまさに今日の思い出のひとつとなるお菓子でした。


これからはいよいよ(なんなら遅いぞ!)ということで、Do(試着)を少しずつ自分のペースでしていきたいなと思います。

まずは黒い靴ね。

「お散歩エッセイスト」として、どんどんズンズンお散歩もしていきましょう。

大好きな春がやってきます。
いつもと同じ春だけど、今年はちょっぴり浮かれ気味です。

ファッションと一緒に、どこへでも歩いていきたいものです。

ここまで読んでくださって、どうもありがとう。

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