母から娘へ。
例えば七五三の髪飾り。
ご依頼主はお母様が多く、お嬢様のハレ姿に思いを馳せながら様々なご準備をなさいます。
お着物を決めて、髪型を決めて、それに合う髪飾りを熱心にお探しになられ、私にたどり着いてくださいます。
準備は1年以上前から始められる方も。
母から娘へ。
これから先の人生がずっと笑顔で、幸せであるように。
母の誠の願いとはただただそれだけなのです。
その思いを一緒に乗せて作るから、
同じ形の髪飾りも、違う雰囲気のモノに仕上がります。
桐箱へセットする時は
とても晴れやかな気持ちでいっぱいになります。
いつかその思いが、お嬢様にとどきますように。
未来が、輝かしく美しい日々でありますように。
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