特有の早口
最近は、何かを書きたい欲が落ち着いてきていた。
やはり「時間」という薬は絶大な効果がある!
というのもそうだが、ワンピースという存在が大きいかもしれない。
今年の1月末から時間を持て余していた私は、「ワンピース」を見て時間を潰していた。
採用条件としては、100話以上のもの(それ以下だと3日ぐらいで一気見してしまうため)、頭を空っぽにしてくれるぐらい面白いもの、そしてアマプラで視聴可能なこと。
条件を満たしつつ、一旦見始めても、面白いと感じなければ、やめてしまう私の需要を満たしてくれたのは、ワンピースだった。
これは余談だが、ワンピースでも無理なら、何十回も見たであろう「名探偵コナン」をまたマラソンしていたかもしれない笑。
というわけで、最近私が沼に入りかけているワンピースについて書き殴っていこうと思う。
何がそんなに私を惹きつけたのか、今一度考えてみる。
ルフィというキャラクターは確かに魅力的な人物で、2023年という私的かなりのウダウダ期において、一本筋の通った「ルフィ」はかなり見ていて気持ちが良かったと思う。
一貫して、ブレない軸を持ち、行動していくところを見ていて、自分も強さを持って行動に移したいと強く思った。
それだけ、魅力的なキャラであり、圧倒的な主人公ムーブメントは見ていて気持ちが良かった。
ただ、おそらく私が現状一番惹かれているキャラは、トラファルガー・ローだと思う。
しかし、一番好きなキャラと言いつつも、何に惹かれているのかと聞かれると少し困る笑。
たくさんの魅力を持ちながら、どこが好き?と聞かれれば、思い浮かぶ単語は「かわいい」のただ一言に尽きるのだ。
あの風貌からはあまり連想し難いが、トラファルガー・ローはかわいい。
ルフィや麦わらの一味に振り回されるローは、とにかくかわいい。
かわいいポイントその1
パンクハザードで同盟を持ちかけて、施設内に潜入する際、チョッパーを頭に括り付けられるローは、ただただかわいい。
結局はチョッパーを鬼哭のマスコットのようにぶら下げることにするのだが、何故君は帽子の上に括り付けられそうになった時点で、「やめろ」なりなんなり拒否反応を示さないんだ!
ウソップがぐるぐる括りつけてる時に、どうして何も言わないでされるがままなんだ!
そして、その時の呆然とも言えるような顔はなんだ!
かわいいかよ!
かわいいポイントその2
急いでパンクハザードから出航した方がいいことをルフィに伝えたところ、ルフィの頭の中では、宴をすることは決定事項だったため、急いで宴をするぞと号令をかけるルフィを見て、唖然としている顔は何?
なんで、「いやそうじゃない!」とか、ルフィを咎めず、唖然としながらも受け入れ、宴の開催を認めてしまうのは、どういう心情ですか?
かわいいのよ!
かわいいポイントその3
サニー号で一味と朝食中、1人パンが嫌いでおにぎりをモグついている時、食事中だからかちゃんと帽子をとって食べるの、なんなん?そしてその頬袋、リスか何かですか?
というか、パンが嫌いって駄々をこねるのかわいいが溢れ出てません?
うん!かわいいに尽きる!
というように、見た目と年齢に反して、かわいらしい行動が目立つローくんなのだ。
これ以外にもたくさんのかわいいポイントはあるのだが、あまり語りすぎると引かれそうなので、パンクハザード時期のかわいいポイントの紹介に留めておこう。
そう!そして、このかわいさに触れていると、どうしても「くん」付けで呼びたくなりませんか????
26歳成人男性で、あのゴリゴリタトゥーで、お目目にクマがあっても、ローくんと呼びたくなる少年感はなんなんでしょうか。
決して、精神年齢が低いとは感じないし、むしろルフィにしろローにしろ、日常的な行動に幼さを感じれど、精神年齢は高いと思ってるんだけど、くんを付けたくなる衝動を抑えられないんですよ!!
で、ルフィにはくんをつけようとは思わないんだけど、ローには付けたくなるの!
これは何?あれか!ご両親を、「父様、母様」と呼ぶから、お坊ちゃん感が抜けないのかしら?ねー、そういうこと?
あー、怖い。自分が怖い。
オタク気質なのは自覚があるし、語ると早口で捲し立てるのは通常搭載されてるけど、文字で見ると、すっごい気持ち悪い笑。
とここまで書いて、思う次第であります。
まぁ、気持ち悪いと言いながらも、まだまだ書くんですけど笑。
さて、歴代好きなキャラとトラファルガー・ローを比べると、彼はとても珍しいキャラだと思う。
私は基本的に、好きなキャラは自分の中に一本筋を持っていて、その信念を貫きながら生きている様が好きだ。
例えば、有川ひろさん原作の「空飛ぶ広報室」の空井大祐が好きだ。彼はブルーインパルスのパイロットになりたいという夢を叶えるために努力し続け、夢まであと一歩のところで事故に遭い、夢が叶わなくなってしまう。それでも、稲葉リカや広報室のメンバーとの出会いを得て、新しい夢を追い奮闘していく姿が魅力的で、とても惹かれるものがある。
それに比べて、ローは「かわいい」「振り回されてるところが、とてつもなくかわいい」と、好きなポイントが単に「かわいい」に尽きるのだ。
空井大祐がかわいいところがないわけではない。ドラマ版では、綾野剛さんが演じ、とてつもなくかわいいワンコ風の空井大祐が映像の中で爆誕しており、そりゃもうかわいかった。それでも、そのかわいさは、私の中で空井大祐の魅力の一つにしか過ぎない。空井大祐の一番の魅力は、夢に向かって一歩ずつ自分の足で邁進していく姿がかっこよく、その上で、日常的に振りまいているかわいさがある。
逆にローも、コラさんの成し遂げられなかった本懐のために行動しているし、とても熱い想いがある。それなのに、あくまで「かわいい」なのだ。
この違いはなんだろうかと、書きながら考えていて、ニワトリかタマゴかみたいな話に発展しそうだと思ったが、物語の進行上の違いなのかもしれない。
空井大祐は、そのかわいいが描かれる前に、夢を絶たれ、新たな夢に向かう描写があり、逆にローは、かわいいを描かれてから過去が語られている。
この物語の進行の違いにより、推しポイントに違いが出ているのではないかと考えた。
となると、さらにトラファルガー・ローという存在が恐ろしくなる。
彼は、あのかわいさだけで、私を沼に落としたというのか!
いや、確かに「かわいい」が先行して、その後彼の過去を知って、より「かわいい」と思えた節もあるから、「かわいい」だけが要因でないにしろ、「かわいい」のパンチ力がすごくないか?
これこそ、「かわいい」の暴力というに相応しい!!!
ちょっと少し落ち着いて欲しいんだが、私はこれをどう終わらせようとしてるんだろうか笑。
書き殴ると宣言はしたが、着地の仕方を全く考えずに、書きたいことだけを書いている結果、終わり方が迷子になった笑。
というわけで、読んでいて何も生産性がなく、備忘録としてもちょっと気持ち悪いだけのものとなってしまったが、今回はここまでとしよう。
ちゃんちゃん!