神田川のタヌキについて
今回の件、少し思うところがあったので書きました
まず、あぐりは今回の件、行政の対応はまちがっていないと思います
理由を説明していきますのだ
神田川のタヌキとは?
東京都杉並区、神田川にて2019年の12月ごろ、タヌキが1匹見つかりました
川の両側は約4mのコンクリートの壁があり、脱出がむずかしいだろうとのこと
年を越してもタヌキはその付近で見られていて、東京都の自然環境部の課長さんは「今回は見守りで十分、野生生物が屋外にいるのは自然であり、捕獲の必要はない」とお答えされたそうです
基本的なこととして
まず、野生動物とかかわるときは感情をいれない、が基本です
生きものを守ろう!といった活動も、数が減っているかなどの調査を行い、科学的におこなわれています
じゃないと、
タヌキはかわいそうだから助けよう
なんか虫がいるけど、かわいくないから守らなくていいや
外来種だけど、かわいいから守ろう
なんてことになりかねないからです
タヌキが人と関わる危険性
今回やってしまっていることに、エサやりがあります
エサをあげることで、タヌキには死のリスクが生まれます
一つは、人の食べ物を食べること
塩分、カロリー等の多いものを食べることで、体調不良や病気になるかもしれません
もう一つは、人になれてしまうこと
エサをもらえる、危害を加えられないとわかると、野生動物は人の生活圏に不用意に近づいてしまうことがあります
そして、交通事故にあう、害獣として駆除されるといったリスクが高まります
直接助けるという行為も、人になれるリスクがあります
人にかかわることは、彼らにとってとても危険なことなのです
タヌキは泳げる
そもそも、タヌキさんは泳げます
調べれば、タヌキさんが泳いでいる姿を、動画で見ることもできます
いくら川の両岸がコンクリートとはいえ、入った場所があり、移動することもできる
ならば、あえて人が手を加えて、上のリスクをかかえてまで助ける必要があるのでしょうか?
もちろん、どういった状況かはその現場・現場周りの環境をみないとわからないのですが、周辺画像等を見た感じは必要性をあまり感じないかな?と思います
今回の対応について
行政は公的機関であり、うごくには感情ではなくきちんとした理由がいります
今回の件は野生のタヌキがただ、川におりているだけという可能性が高いので
それだけでは、行政は動けないのでは、と思います
生きものが好きだからこそ
あぐりは、すべての生きものが好きです
ただ、だからこそ思うのが
野生動物はペットではない
ということです
かれらは、かれらの生き方をしています
もし死んでも、その体はだれかのご飯になり、分解され、やがて土や栄養になります
あぐりは、そんなかれらの世界をちょこっとのぞかせてもらいたい
生きものたちとは距離感を保って、よい関係をきづいていきたいのですー
最後に
いろいろ言いましたが!
生きものが好き!かわいい!
この気持ちはめっちゃ大切だと思います!
できるなら、そこから1歩すすんで
ペットとはまた違った、野生の生きもののこと
関わりかたについて、ぜひ知っていただけたらと思います
あぐり含め、生きものの保全等にかかわる生きもの好きにとって
そうやって生きものに興味を持っていただけることが、とても嬉しいのです!
もしわからないこと、聞いてみたいことがあればおきがるにご質問くださいなのだー
それでは、みなさんによい生きものライフがあらんことを
ばいばいノシ
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