男性の育児休暇取得率が劇的上昇‼️『半日育児休暇制度』の活用‼️
今回は男性の育児休暇が取りづらい社会の背景と、会社側にも取得する側にも負担が少なくなる画期的な方法について私が取り組んでいる事を書きました。
現在男性の育児休暇取得率は2018年で、わずか6.16%。取得期間は5日未満が56.9%、8割以上が1ヶ月未満と十分な休暇を取得できた男性はごく一部だそうです。
1ヶ月以上の育児休暇を男性が取得する為には、公務員もしくは、大企業に勤めていないと難しいと言われています。
なぜ中小企業では男性の育児休暇が取得が難しい状態にあるのか?
その原因の背景として、『日本がモノプソニー大国である』という問題が大きく関係していると私は考えました。
モノプソニーが強く働いている状態では国の産業構造に歪みが生じ、生産性が低下し、財政が弱体化するなど様々な問題が生じると言われています。
モノプソニーとは?
労働者が安く買い叩かれている状態で、会社側が労働者より強い立場にあるという状態です。
安い賃金で労働者を雇えば、会社の利益は上がります。
その利益欲しさに『経営者』になりたがる人が増え、その結果小規模の企業の数が増え、経営者の数も増えました。
しかし経営者の数が増えると、経営者の『質は』悪くなると言われています。
労働者を安い賃金で働かせる事は巡り巡って経営者自身の首を絞める事にも繋がるのです。
ちなみに大企業より小規模の企業の方が、生産性が41%ほどダウンするそうです。
なぜなら小規模企業には『AI』などの最新の技術を導入するほどの資金がない上に、導入したとしても、もて余してしまうからです。
また大企業では仕事の仕方の『見える化』『仕組み化』ができており、新人教育のマニュアルもしっかりしている為、新人が早く・効率的に仕事を覚える事ができます。
しかし小規模企業では新人教育のマニュアルがしっかりしておらず、人によって教え方が違うという会社が多くなります。よって仕事を覚えるのに時間がかかり、効率も悪くなります。
つまり人手不足になりやすくなります。
人手不足な状態では、育児休暇が取得しづらい雰囲気になります。
モノプソニー問題の改善は男性育児休暇取得率の増加に繋がると私は考えました。
このモノプソニー問題解決の為には
『最低賃金の引き上げ』と大企業・中堅企業の育成が不可欠だと言われています。
社員数が160人以下の小規模の企業は大企業もしくは中堅企業と吸収・合併する事で、その業態や規模を大きくする事ができます。
そうする事で『質の悪い経営者』を減らす事ができます。
最新の技術を導入して、仕事の内容をマニュアル化・システム化し、仕事を効率的にこなす事で、人手不足問題も解決します。
更に生産性が上がる事で、会社の利益も増え、労働者の給料もアップするはずです‼️
そうなる事で国の経済も活性化し、財政もよくなるはずです。
しかしそうなる為にはかなりの時間を要します。
そうなる間にも育児休暇が取得出来ず、困っている人達はどんどん出てきます。
そこで私が考えた解決策は、男性の『半日育児休暇』というものです。
この『半育休』の普及と推進をする活動を私は行っています。
育児休暇の制度自体が、育休中に業務も可能になっているのです。
月80時間までの業務であれば育児休業給付金が給付されるそうです。また会社からも給料が支払われるので、通常の育休より収入がアップします!
月80時間なら単純計算で週に5日間1日に4時間程度働く事ができるということです。
また短い時間に集中して働く事で仕事の効率アップも期待できますし、休み明けの業務への支障も少なくなるはずです。
これだと長い期間仕事を空ける為に行う引き継ぎや、そのポジションを埋める人の負担も軽減されます。
半年~1年育児休暇を取得した場合、仕事に復帰後『浦島太郎状態になり、慣れるのに苦労する』というケースもある様ですが、この制度を活用する事で、復帰後スムーズに仕事に戻れてます。
また半日に集中して業務を行う事で仕事の、効率アップも期待できます。
この『半育休』を活用すれば、男性の育児休暇取得率はかなり上昇すると私は考えています。
男性の育児休暇取得者が増える事で、『男性の育児休暇なんて必要ない』という古い価値観が変化していき、男性も育児休暇を取るのが当たり前!
という世の中にして行く為に私は活動して行きます!
この男性の『半日育児休暇』に賛成な方は『好き』ボタンをお願いします!
今回の参考記事
育休中もちょっと働く「半育休」やってみませんか? ── 橋本吉央 | 働き方メディア Fledge(フレッジ)
https://fledge.jp/article/han-ikukyu
日本人の「給料安すぎ問題」の意外すぎる悪影響(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yaho