【DJI Osmo Action 5 Pro + MIC2 収録 】総裁候補者と東浩紀氏の飲みニケーションからの雑談。企業顧問としての飲みニケーション

企業顧問として活動する中で、飲みニケーションが驚くほど重要であることを再認識しています。飲みニケーションとは、飲み会を通じたコミュニケーションのことです。一見、時代遅れに思われがちですが、その効力は今も健在です。

哲学者の東浩紀氏が「飲み会こそが最も効率的な組織構築手段」と話していたことが印象的でした。会議室では言いにくいことも、飲みの場では自然と出てくることがあります。この場での対話が新たなビジネスチャンスや改善策を生むことも少なくありません。

私自身、かつて企業に勤めていた頃は「飲みニケーション」が苦手でした。仕事後に大人数で飲みに行くのは義務感が先立ち、楽しめなかったのです。しかし、独立して企業顧問として活動する中でその価値を理解するようになりました。経営者や現場のスタッフと飲みの場を通じて本音や考えを知り、それが私のアドバイスの質を向上させました。特に、経営者と現場の距離を縮める場としての飲み会は、信頼関係の構築に欠かせません。

飲み会では経営者が見せない人間的な一面を垣間見ることができ、それがスタッフのモチベーションを高めます。また、飲み会の場で経営者がビジョンや戦略を語り、それに対して現場が自由に質問することで、組織の結束が強まります。こうした場が生み出す共感や信頼は、業績にも大きな影響を与えます。

顧問として、私はプロジェクトの立ち上げや重要な局面での飲みニケーションを意図的に設けています。会議後の飲み会では、会議中に出なかった意見や疑問が出てくることが多く、結果的にプロジェクトの進行がスムーズになります。経営者が現場に直接意見を伝えることができるこの場は、他にはない価値を持っています。

飲みニケーションは単なる娯楽ではなく、組織の結束を高める重要な手段です。企業顧問としての活動を通じて、その力を活用し、組織の成長をサポートしていきたいと考えています。飲み会を、交流の場に留めず、成長と革新の場へと変えていくことが、これからの企業顧問に求められる新たな役割ではないでしょうか。

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