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【顧問の学校】塾生の滝澤直樹さんインタビュー 経理部長2.0を育成し中小企業を支援する
吉野:
皆さん、こんにちは。「顧問の学校」の吉野です。今日は特別ゲストとして、塾生の滝澤直樹さんをお迎えしてインタビューをお届けします。
滝澤さんは、大手監査法人での豊富な経験を活かし、中小企業の経理部長を育成する「経理部長2.0」の考え方を提唱されています。さらに、経営者や管理職が財務を理解し、迅速な意思決定ができるよう支援する企業顧問として活動されています。
今日は、滝澤さんのこれまでのキャリア、企業顧問としてのスタンス、そして最近出版されたKindle本についてお話を伺っていきます。
■ 滝澤直樹さんの自己紹介
吉野:
まずは、滝澤さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
滝澤:
私は高校時代から公認会計士を目指し、大学の会計学科に進みました。しかし、試験に合格するまでの道のりは決して順風満帆ではなく、数年間苦しい時期を経験しました。ようやく合格し、大手監査法人に就職。その後、20年以上にわたって企業の監査や財務アドバイザリー業務に携わりました。
しかし、コロナ禍を機に「このまま会社に留まるべきか?」と考えるようになり、2023年に独立を決意しました。
吉野:
監査法人での長年の経験がありながら、50代で独立を決意されたんですね。セカンドキャリアを考えた時、どんなことを軸にされたんですか?
滝澤:
私が最も大切にしたのは、「企業の財務体質を筋肉質にし、長期的に成長させる支援をしたい」という思いです。財務の数字は、会社の健康診断のようなもの。しかし、多くの中小企業では、経理業務が単なる記録作業にとどまり、経営の意思決定に活かされていないと感じました。
そこで、ただ監査するのではなく、経営者や経理部長と一緒に会社の体質を改善していく「企業顧問2.0」の考え方が重要だと考えるようになりました。
■ 企業顧問2.0としてのスタンスとコンセプト
吉野:
顧問の学校では、「企業顧問2.0」として新しい顧問の形を提唱していますが、滝澤さんが特に大切にしているポイントはどんなところですか?
滝澤:
大きく2つのポイントがあります。
① 柔軟な働き方の実現
50代以降のキャリアにおいて、「会社に雇われる」という形にとらわれるのではなく、自分のスキルを活かして自由な働き方を模索することが大切だと思っています。経理や財務の知識を活かせる場は、会社員だけではなく、企業顧問としても活躍できるフィールドがあります。
② 現場介入型の支援
従来の「顧問」と言えば、社長室でお茶を飲みながらアドバイスをするイメージがあるかもしれません。しかし、企業顧問2.0は違います。私は現場に入り込み、経理部長や管理職と一緒に課題を解決することを重視しています。ただアドバイスをするのではなく、企業の皆さんと共に「競争(共に創る)」していくのが私のスタンスです。
■ Kindle出版によるブランディング
吉野:
顧問の学校では、パーソナルブランディングの一環としてKindle出版を推奨していますが、滝澤さんはすでに3冊も出版されていますよね。
滝澤:
そうなんです。顧問の学校で学びながら、自分の提供価値を言語化する大切さに気付きました。そこで、以下の3冊を出版しました。
『Z世代のための財務リテラシー』
若手経理担当者が、単なる作業ではなく、経営の視点を持つためのポイントを解説。
『財務の基本の「き」』
役員向けに、財務の基礎をわかりやすく伝える入門書。
『経理部長2.0』
企業の経理部長が、経営をリードする存在になるための7つの法則をまとめた本。
■ 具体的な顧問メニュー
吉野:
現在、滝澤さんは企業顧問として、どのようなサービスを提供されているんですか?
滝澤:
私の顧問メニューの核となるのは、「企業の財務体質を筋肉質にする」ことです。そのために、以下の5つのポイントを意識しています。
迅速な意思決定の支援
キャッシュフローの最適化
財務計画の策定と実行
経理部門の業務効率化
経営者向けの財務リテラシー強化
■ 顧問の学校へのメッセージ
吉野:
最後に、顧問の学校に興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。
滝澤:
顧問の学校は、単にノウハウを学ぶ場ではなく、実際に行動しながら「自分の顧問ビジネスを確立する場」です。
50代からの独立は不安もありますが、ここでは仲間と共に成長し、実践的に学ぶことができます。もし迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。一緒に、新しいキャリアを築いていきましょう!
吉野:
ありがとうございます!今後も、一緒に全国の中小企業を支援していきましょう!