「マーケティングとは”組織革命”である。」
マーケティングとは「組織革命」である。
著者 森岡毅
2022年4月の課題図書はこちら。
森岡さんの本は2冊目で、一冊目は彼が娘にむけて書いたメモがもととなっている「苦しかった時の話をしようか」以来。
本のターゲットタイプについては、下記のタイプの人が一番刺さりやすいのかなと思いました。
コミュニケーション苦手な人
仕事上の関係者が増えてきた人
ただし、コミュニケーションに自信のある人も、感覚値でやっていることがすこし論理的に整理されるので、読んでみてもいいかと。
一番頭に残ったのは、人間の本質は「自己保存」だということ。自己保存とは、自分の生存確率を最優先することを指している。
確かに事業会社で働いていると、会社のためにならないのにライバル部署の足を引っ張ったり、会議で反対ばかりしたり理解しがたい人と出会うことが多々ありますが、人間も動物だし「自己保存」というのが無意識・意識的にはたらくことは普通なのだと、スッと理解できました。
自分自身、新しいことを経験が少ないことをやるときに、わくわく感はありつつも怖いなと、年を取るにつれて傾向が強くなってきた気がします。
下から上層部へ提案を通すスキルとして
HOWの部分ですが、一人の人間が4つのスタイルを併せ持っているという紹介が面白く、細かいTips的なものも役にたつと思います。
攻撃型
消極型
積極型
反応型
今は転職して1ヵ月が経ったところで、本を読んで思ったのはまだ自分の上司や会社のパワーバランスをヒアリングできていないなと思いました。
会社がやろうとしていることに興味があり、学びたいという気持ちはあるけど中途で入っている以上、会社の利益になることも提供したいけどできることは会社の本流とは違う。
できることを会社に還元するため、提案をしてみようと思うので
結果はまた来月の課題図書を書くときにこれを読み返して考えます。
にしても、ビジネス書とか本を読んで血肉にしていくにはかなり努力が必要。たくさん読んでも、「そんなことが書いてあったよなー」とか人に聞かれて「読みました」くらいの記憶しか残らないことがほとんどだと思う。
たくさん読んでて知識豊富だと思う人はいるけど、その人の仕事やなにかが変わるのは、読む・理解するとは別に感じる。
その点、すごく頭に残って今も実践できているのは「アウトプット大全」を読んだおかげで、アウトプットしないとインプットもなくなっていくのでnoteを書くきっかけをくれた「アウトプット大全」には本当に感謝している。
来月の本を読み終えるころには、仕事を楽しんでいますように。。。(笑)