「めんどくさい」がなくなる本を購入後、読むのがめんどくさくて半年放置していた
2021年3冊目。
2月に本を3冊読むという目標は達成できました。(パチパチ)
タイトル通り、
「めんどくさい」をどうにかしようとして
Step 1. 本を探し
Step 2. 本を買い
Step 3. 放置する
という、見事な3ステップで挫折して読んでなかった本(マンガあり)を読みました。
マンガもあるのでサクサク読める内容です。自己啓発本やビジネス書は、社会人になって読む本の中心になったので、本で語られている内容もある程度知っているものがありました。
いくつか気に入ったものや新しい発見があったので、それについて書くと
・やらなきゃいけないことを減らす
本当にやらなきゃいけないことだけに絞れるように整理すること。得意ではないことなどを減らせば減らすほど、めんどくさいと感じる機会は減るということでした。確かに、苦手なものなどをやるときは気が進まないので、最終的な結果もあまり良くないことが多い気がします。自分の性格上苦手なことを避けると負けた気がして、苦手なことばかりに時間を使う傾向があったので、もっと時間を有効活用してもいいのかなーと思いました。
・初期状態維持の法則
人間は初期状態を変えたがらない、という習性があるようです。例として上がっていたのは、携帯電話の契約の際に、「後で解約できますよ」と言われてオプションプランに加入を勧められ、お得なプランに入るためにオプションプラン含めて契約、そして解約しないというものでした。最近サブスク系のサービスは、初回無料でそのまま解約忘れるものもあるのですが、これも似たことかなと思いました。消費者側の立場で考えると、心理学を応用したビジネスってちょっと怖い。けど、サービス提供側だったら、普通に事業計画を提案するんだろうな...
・自分が多数派のグループに最低1つは所属すること
これだけ見ると、偏った宗教や支持政党などのコミュニティに属することなど、変なことを考えてしまいましたが、要は「多数派に属していれば心が救われる」ということのようです。一つでも拠り所があれば、自己肯定感が増すというものでした。確かに共通の趣味を持つ仲間うちが心地よいのは共通の趣味がある=多数派に属しているということなのかもしれません。
・自分のルールを自覚する/自分を苦しめるルールを手放す
結構長くなるので、勝手に省略すると、「〜しなきゃ」という自分で作っているルールがあ李、それを他の人へも適用してしまうというものでした。ルールやその対処法に関しては本の中で解説されていますが、確かに対人関係でイラッとすることなどの裏側には、「こうして欲しい」「こうあるべきだ」という自分の予想やルールが裏切られたり、破られたりすることに起因しているなという気づきがありました。
いろんな自己啓発本もありますが、この本を勧めるのであれば、やろうと思って長続きせず、自分を責めがちな人、でしょうか? 追い詰められるような格言などもなく、内容も長くないので自己啓発本が苦手な人も良いと思います。
関連して、意思力については「スタンフォードの自分を変える教室」も随分前に話題になっていましたが、なにせ分厚い。私の意思力は序盤の章で途絶えましたw 3月の課題図書にしようかなと思いますが、講義の内容が本になっているので、翻訳の語り口調がどうしても本だと自分の好みでなくて読みにくい。。この手のものはTed Talkみたいにして10分くらいの動画に小分けにしていただきたい。
また、モチベーションという点では、TED Talkの「The puzzle of the motivation」とあと一つ面白いものがあって(タイトル思い出せないので、思い出したら追記します。。)https://www.ted.com/talks/dan_pink_the_puzzle_of_motivation/transcript?language=en
Speakerの人が自虐的な語り口で話してくれているので、面白いです。ちなみにこの2009年のTED Talkで取り上げられていたソフトウェア会社があるのですが、実際に今仕事で使っていてとても優秀なソフトを開発した会社だったのでとても驚きました。良い仕事は良いサービスを生み出しているという証拠ですね。
めちゃくちゃ脱線しまくりましたが、小説より感想は書きやすかったかもしれません。次回は感想書きつつ少しヘッダーの写真とか入れられるようにしたい。
おわり。