各作品に見るタイムトラベルとパラドックス
知っている中の作品で私はパラドックスはどんなふうに扱われているのかを見ていきたいと思う
ドラえもん
ドラえもんは知っての通り、タイムトラベルをし、タイムパラドックスも存在するが、セワシくんだけはなんか特殊だろうと思う
のび太がジャイ子と結婚してもセワシくんは生まれるし、しずかちゃんと結婚してもセワシくんは生まれる。
これはある種の特異点だともいえよう。
ドラゴンボール
ドラゴンボールにおけるタイムパラドックスとは、セル編では未来から来たトランクスは過去を変えるため、悟空の心臓病を伝えようとした。しかし、過去を変えても世界線が分岐する、だけで未来トランクスにとっての現在は変わらなかった。その結果、タイムラインが微妙に変わり、人造人間17号、18号らも性格が変わり(厳密に言えば、あの世界線の人造人間は悟空を殺す、と言う目標を失い、ただ破壊活動をしてるだけというものであり、現代時間軸では悟空だけを殺す、という目的もあった。しかし、それすらも後になり悟空を殺す必要性も感じなくなった気もするが。)セルというとんでもない化け物も出てきてしまったのであった。
ドラゴンボール超では、ザマスとゴクウブラックが未来トランクスの世界においても暴れていた。やはり、ここでも過去改変におけるパラレルワールドの概念が存在していた。
また、タイムマシンに乗り、時空を改変してしまうことは神の間でも時間軸の調和を乱すことであり、禁忌である、とされている。
仮面ライダー電王
仮面ライダー電王は、存在しえたけどしなかった未来からやってきた未来人の精神体である、イマジンが存在した。仮面ライダー電王とはそんなモモタロス、ウラタロス、リュウタロス、キンタロスらとても愉快なイマジンと特異点の主人公とともに過去を変えようとするイマジンを阻止するために戦う仮面ライダーシリーズの特撮である。
主人公とヒロインはある種の特異点であった。また、悪役もまた、特異点である。
イマジンはその本人の空想したイメージが姿を変え、結果モモタロスウラタロスリュウタロスキンタロスが出てきた。
その特異点とはイマジンがどんな改変をしようとしても、本人は影響を受けない。しかし、一般人だと、イマジンは契約完了!と主張して、その本人の扉を開き、過去をめちゃくちゃにした。イマジンの願いは魔法とかそんなんではなく、物理的で勝手なものだった。
さらに、時の列車デンライナーでは、その時に存在できなくなった?ものも乗るという。だからヒロインはそこに乗っている。
その作品において時間とは記憶が存在する限りはいつまでも消えない、という。だから復活する場合もあるのだ。
アベンジャーズシリーズ
マーベルの実写映画シリーズにおけるタイムスリップとタイムトラベルは、アントマンに出てきた量子力学などを応用して、タイムトラベルが行われる。
この作品において、タイムトラベルもまた、ドラゴンボールみたいにたくさんの分岐点が発生するだけで、過去改変もできない。そのせいで、ロキが逃げて別なタイムラインが発生して、それはそれで、めちゃくちゃになり、別な問題も発生するのだが。
また、バックトゥーザフューチャーのタイムパラドックスが誤りだみたいなことを主張しているのだ。
タイムトラベルとタイムリープの違い
タイムトラベルとは、肉体を伴う過去への逆行のことだ。ドラえもんや、ドラゴンボールなど他作品のSFで使用されている。
タイムリープとは本人は過去の本人のタイムラインに移動し、意識はそのままだという。わかりやすく言えば、本人は若い頃のままタイムスリップし、意識の記憶はそのままみたいな。おそらく、原理としては自分自身の魂が過去の自分に乗り移って移動しているのだろう。
使用しているのが東京リベンジャーズ、リゼロなどである。
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