高齢出産で良かったこと
2020 年の2月に出産をして、毎日子育てに奮闘しています。
自分では感覚がなかったのですが、私って高齢出産なんですね。
来月38歳になりますが
地元が佐賀なので、里帰りしたときに
母や周りの親戚に「高齢出産」だと、あ、産院でもいわれました。
(ちなみに親戚や母には結婚が遅いこともチクチクと。)
でもね、高齢出産の良いところも沢山あると思うんです。
この記事は、高齢出産と言われて凹んでいたり
負い目を感じてしまっている人のために、
(というか自分を癒すためにも)書いてみようと思います。
精神的、経済的に余裕がある
なんといっても、20代の時よりお金に余裕があります。
(体力はないけどね)
社会経験が豊富にあるということも功奏します。
子育ての場面でのいちいちを
「あぁ、これはパワハラ上司に
従ってしまう時の心理状況に近いな」とか
夫とのやり取りも、ビジネスシーンに置き換えて、
その対処方法を適用したら上手くいくことも多くて
かなり助けられています。
例えば夫とのコミュニケーションは山本五十六で(笑)
両親と同居していた3ヶ月間のあいだ
産後ウツになりかけた最初の1ヵ月の原因が
「行為の決定者と責任を取る人間が違うという捻じれ」
にあると気付き、ウツ抜けできたことも
ビジネス経験からくるものでした。
詳細はこちらの記事に
自分のことは、やり切ったという気持ちがある
これも精神的な余裕にカテゴリされるのかも知れませんが、
転職6回して起業して、出版もして2社目作って…と
仕事人としてやりたいこと
独身女性としてやってみたいことは
ほぼ、やり切った感がありました。
これが、まだ遊びたい20代だったら
「この子のせいで人生が・・」と私なら思いかねませんでした。
そんな風に思わないタイミングのアラフォーで
良かったです。
夫のあらたな一面を見ることができる
子供がいなければ話し合わなかったことって沢山ありますよね。
子供がいるからこそシビアになるお金のこと、
健康のこと、老後のことなど、夫と話合う必要があります。
その度に、夫の覚悟や人となりを
新たに知る事になり、愛情が増しています。
小さなことなら、
2人だけなら余裕でこなせる家事が崩壊したとき
それを余裕でこなしてくれる彼の家事力に感動し、
また当たり前にこなしてくれる優しさに感謝する。
そして入籍してすぐに、
生命保険の受取人を私に変えてくれたこと。笑
彼の会社の保険に私を組み入れて一緒に払ってくれて
守ろうとしてくれているなと感じました。
また、妊娠中期になって
出生前診断について夫婦で話し合ったとき。
夫が
「どんな子でも俺の子だから、
産んで育ててゆくことには変わりない」
と言ってくれたことで、どんなに安心したか分かりません。
産後も、夫が娘のために色々考えてしてくれることが、
恋人だった時の私にしてくれる事よりも、より嬉しいです。
お互いを見つめ合う向かい合う愛が、
子供ができてから同じ方向をむく(子供の方向を向く)愛になった。
そんな気がしています。
やっと授かった!という貴重さ
入籍したのが36歳、そこから妊活して37歳になって妊娠発覚。
来月で38歳になるアラフォーでしたので、
もしかして妊娠出来ないかも…とも思っていました。
毎月、ドキドキしながら1年過ごしてきたので
本当に検査薬が反応した時は嬉しかったです。
第二子も望んではおりますが、
こればかりは授かりものなので分かりません。
ですから、この子が最初で最後の子になるやも。
そんな事を思いながら、
毎日お世話ができる幸せを噛みしめています。