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里帰り出産、当初の目論見と結果について。

元旦(妊娠36週)より里帰りして、妊娠41週で出産して3日目の状態で
備忘録的に、里帰り出産についての振り返りを書いてみたいと思います。


里帰り出産をしようと思った理由
  

妊娠したら当然のように「里帰り出産!」と考えてのですが
いざ夫と離れてみると寂しいし、
 
あらためて、なぜ里帰り出産をしようと思ったのかを
備忘録として残しておこうと思います。
 
大きな理由は①②です。
 
===
①自営で産休がなかった
 
②親孝行になるんじゃないかと思った
 
③夫の子育て参加はきっと後からでも余裕だと思ったから
=== 
 
3の「夫の子育て参加が遅くなると、あとあとキツイ」
という情報は、里帰りしたあとに
先輩やイクメン男性から教えてもらったのですが
 
うちの夫は多分大丈夫。
妊娠中からすでに家事はほとんど夫がやっていたから。
 
逆に夫は、
「子供が生まれたらその分の家事は
 桃子が家事をもう少しやってくれないと俺が死ぬ」と心配中。
(本当にそう)
  
 
そして、
①自営で産休がなかった
 
これは、現在も株式会社女子マネのフロント業務
(受注や顧客とのやり取り、交渉事、きめ事など)
ほとんどひとりでやっていて
1月スタートのプロジェクトも沢山あって、
ほんとに、平日日中の産褥期どーすんだ?!
という状態だったから。。。
 
ほとんどこれが理由です。
 
To Cだったら自分の塩梅とお客様との関係性なのですが
To Bも多かったので全部ストップ、できない。。。
 
でもそのぶん、分担はしやすいです。
 
 
②親孝行
 
わたしは18歳で佐賀を出てから
一度も1週間以上実家に戻ったことがありません。
 
たぶん、家を出てから18年だけど、
トータル30日も実家に帰ってないと思う。
 
まともに会話できる大人になってから
なかなかユックリ両親と過ごす時間ってなかったし
 
物心ついたときから私は生意気な子供だったので
もう一度、孫を一緒に育てるという
「ただ可愛いだけの生命体を愛でる時間」を
もって欲しいと思ったのでした。
 
これも、地元にいる妹がさっさと結婚して出産してたら
あんまり考えなかったかもしれない。
 
でも中里家のベビーはもしかしたら
今回が最初で最後かもしれないので(苦笑)
里帰り出産をしようと思いました。
 
 

里帰りしてみた結果


実際に里帰りしてみて…仕事は続けられているのか??
 
というと、妊娠36週だった私の状況はというと、
 
まず、1日の稼働できる時間が少なくなってきました。
 
●4時間くらい仕事したらもうぐったり~1時間もツライ(臨月)へ
 (時間配分とタスクをチームのメンバーに共有して、
  出産月を乗り切る準備をしています)
 
 
●意外と産婦人科が忙しい。1月は週2で産婦人科へいく予定で
 1回4時間くらいつぶれる。
 (週2日、仕事用の体力が産婦人科に吸収される)
 
 
●妊婦のデイリータスクが案外多かった 
これで1日1~2時間かかる
(食事の記録、体重グラフ、胎動カウント、運動!ヨガ、産後グッズの準備など)
  
 
●離れている夫との情報共有 1日1時間(笑)
 主に電話とLINEと共有フォルダで実施。
 エコー動画の共有と先生からの指示、
 産後の生活について気になることをリスト化。
 2人目を関東で産むためのリサーチ情報の共有など
 
 
 
そして産後の仕事は大丈夫なのか・・・?!という点については
 
娘の世話を、両親にカバーしてもらおうと思っているのですが
これが大きく想定と違いました。

【チーム実家の勢力図】
 
母・・・祖母の介護と週2回の教員でけっこう忙しい。
    なにより、私に似て行動が雑で粗いので子供を任せるの心配…
    自分の娘たちの子育ては祖母任せのワーママだったし、妹を0歳児の時に階段から落としてしまっている。(激しい不注意の実績)
 
父・・・料理はできるが、おシモ系はまったく無理。
    喫煙者(おーい!禁煙やめたんかーい!)
 
祖母・・・自分でパンツの上げ下ろしができないくらい足腰の力が弱っているので戦力外
    むしろ赤子より大変なときがある
 

という状態です。
 

私の記憶のなかの家族は、
2年前に結婚報告に来たときの状況だったのですが
祖母の介護状況が進んで色々と想定外でした。

確認していなかったので、
私も介護の一部を担うことになったりして
「これは自分の子育てと仕事どころではない・・!」
と汗をかいたのでした。

幸い、出産に合わせて祖母は毎日ではないものの
月の半分をショートステイ(宿泊つきの介護施設)が
できるようになったので
両親も子育てのサポートをできるようになりました。


出産してみた里帰り出産は

もう、実家最高、というくらいサポートしてもらっています。
実家から車で5分の産院で出産をしたのですが
1日2-3回、母が様子を見に来てくれるので
足りない備品や心細さ(笑)はありません。

なにより、

●父が大変喜んでいること

寡黙だと思っていた父が、夫にはかなり饒舌になる。
今回、6日間私の入院に付き添ってくれた夫を父が行きつけの寿司屋に誘ったり(私は入院中でおるすばん)

どんな話をしたんだろう、ときいてみると

「おじいちゃんにしてくれてありがとう!」と言ったそうだ。

今日、23日は夫が関東に戻る日。

父は、母や妹とはわざと時間をズラして夫に会いに来て御礼を言いに来た。

あらためて、
「孫を見る日がくるなんて」と破顔していたのが印象的で、
これだけで里帰りしてよかったな、と思える時間でした。


●妹と10年ぶりの会話

2つ年下の妹がいるのですが、10年ほど殆ど会話もなく
(最後は喧嘩別れしたこともあって)
会って話すこともしていませんでした。

この妊娠と里帰りをキッカケに、妹との交流が再開したこと。

料理上手で
マッサージが上手で
妊婦の私にカフェインレス珈琲を買ってきてくれたりする

私が家を出ていた間の両親との付き合いなど
いろいろきちんとやってくれて頼りになる妹になっていました。

その妹と、気の合う友達のようになれて嬉しいです。


●母

67歳で現役で教師(嘱託だけど)として働いている母親は
私の子供の頃からのロールモデルでした。

勿論、私を産んだときもワーママで
実際に昔はどうだったのか、
パートナーシップに関しても、
母と話すことができるようになったことがとても楽しいです。


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