クラウドファンディングが嫌いです!…といいつつ、募集開始しました。

こんにちは、女子マネの中里です。
ついに…
今日からクラウドファンディングがスタートしました。

構想から30日でスタート。爆速で準備しました

構想からスタートまで、ぴったり30日。

ここまで来れたのは、

いつも運営チームとして私のサポートをしてくれる
私と真逆の(笑)チームメンバーのみんな。
そして、デザイン担当してくれた未来さん

そして、「教える」の限界を感じています、というメルマガに
返信をいただいた皆さんのおかげです。

「教える」のって難しい…なぜなら、人から答えを貰っても
自分で答えを出した、という感覚がないと、自分事にならないから。

だから、のワークブック。
「書き込み式コミュニティの教科書」をつくりたいと思っています。


キッカケは「教える」の限界。
私が教えることは、結局私にとっての「正解」だから

自分で自分の答えを見つけることが一番大事なんだよな、っていうのが
起業してから4年たって、色々試行錯誤して、1周まわっての結論です。

この半年、mindsetコーチングスクールに通って、
自分が久しぶりに真剣に「学ぶ」ということに向き合って、

卒業できないくらいギリギリになって、
それでも「できた」を掴めなくて、もどかしくて
最後の最後に、自分ごとにならないとだめだ、と思いました。

「人は自分ごとにならないと、本気で取り組んだり、身に着けたり、自分のOSをアップデートするようなことにはならない」

ということに気が付き、そういう真剣になってもらう事に、こちらが100倍くらい真剣にならなければ、意味がないということに突き当たりました。

私に、「教えられること」というのは本当に少ない。
そんな気づきと共に、謙虚な気持ちでクラウドファンディングをスタートしました。
公開ページはこちらです


ありがたい事に、1日目にかなり応援して頂きました(涙)

しかし、価格設定をミスってしまい1冊ぽっきりと5冊セットのリターンは原価割れしていて、赤字なので…(笑)
そして、印刷費用は50万円ではすまなかったので(苦笑)
もうちょっと頑張ろうと思っています。


正直、クラウドファンディングというやり方は、好きではありません。


なぜなら、私の身近にいる人に
「応援しないと冷たいやつって言われるんじゃないかな」
という気持ちにさせるからです。

普通に販売すれば、必要な人が必要な時に買ってくれる。
本当はそれだけでいいんです。

先に、サービスや商品があって、それを見て必要な人が買う。

クラウドファンディングって、言い方は悪いですが、
もう、カツアゲのようなものだと思っていて…(笑)

だって、お願いされたら断りずらい。
本当に、知り合いや、友達がやっていようもんなら、めちゃくちゃ断りづらいんです。

必要もないのに、
「買ってあげないと冷たい人」みたいな雰囲気になるからです。

(私が勝手にそういう圧を感じているだけかもしれない)

知人がクラウドファンディングをしていたら、
自分はそういう思いにかられてしまうから、
だから本当なら、クラウドファンディングはやりたくない。

そして売れなかったら恰好悪いし、
それがずっと公開されているのも恥ずかしいし、
だからといって、人に支援して!と頼むのも気が進まないです。

それに、自分で別事業で稼げないワケではありません。

じゃあ、どうしてやってるのかというと・・・

印刷代がかさむから、
前もって販売したい、というのも建前ではありますが、
一番の理由じゃありません。

それでもクラウドファンディングにした理由

2つあります。

1.ある程度コミットしてくれる人と、一緒に作るという体験をしたかった

モノづくりが初めてだったので、熱量の高い人と協力して一緒に作りたいという気持ちがありました。
クラウドファンディングって、お客様を「作り手」側に巻き込める、すごくいいツールだと思っています。


2.口だけアドバイス野郎じゃなくて、実践で見せたかった

丁度、身の周りにクラウドファンディングにチャレンジする友人や生徒さんがいて、「こうしたら上手くいくよ」って口だけで言うより、私がやっているやり方を実践で見せられたらいいな、と思ってはじめたというところもありました。


とはいえ、本当に、クラウドファンディングって、参加しない人に申し訳ない気持ちを持たせてしまうので、極力やりたくない…。

だからといって、アピールせずに未達に終わるのも嫌だ。


クラウドファンディング嫌いの私の、クラファン実施ルール

ということで、今回のクラウドファンディングでは、自分に課したルールがありました。

①現在受講中の、既存の生徒さんに応援をお願いしない

個別でも、現在進行形の受講生さんののグループでは一切、告知をしないこと。
いま提供しているサービスと、クラファンは一切別物です。
学びのグループで告知はせずとも、私と繋がっていたり、私の発信を見て興味を持つ人が、別ルートから来てくれるのは構わないですが、Aという講座に来ている人のためのグループで、クラファンの告知は絶対にしない。

クラファンに参加しなくても、Aのための何ら学びに支障がないことを担保して、そういった無駄な心配は一切してほしくないから。

②支援をお願いするなら、投稿やSNSへのシェアじゃなく、ここぞという人にだけ、個別メッセージでお願いする

クラファンのSNS投稿を乱発するのって、本当に嫌いです。
キャンペーンも嫌い。人にシェアをお願いするのも、大嫌いです。

見ている人に同調圧力を感じさせるからです。

そのかわり、必ずこの人には有益で役に立てるという自信がある!という人には、「個別メッセージ」でお願いしました。

個別メッセージって断りづらいんですよ。分かってます。これは殆どカツアゲに近いなぁ、、と思う所以です。

内心「断りづらいの分かってます!でも応援して。チカラを貸してください。ごめん!」

という感じで、お願いしています。

それで支援してくれたら、「めちゃくちゃありがとう!」って直接言えるように、直にお願いしています。一昨日から連絡しはじめて、今日までに30人くらいの人にメッセージを送りました。

この借りは必ず返すから、お願い!って言える、「断れないお願いをする失礼」を、許容してくれる同調圧力とかに屈しない先輩諸氏・お友達ににお願いメールを送りました。笑

お金を頂くって、やっぱり重みのあることだと思う。責任のあることだと思う。それをSNSでシェアだけして、集まった、集まらないっていうのは、人の顔が見えていないような気がするのです。私はね。
お金を貰うことに対して、緊張感を伴うやり取りが必要だと思っているから、30人、ひとりひとりメッセージを変えながら送ってみました。

もちろん、全員から帰ってくるわけではないけれど、かなりの確率で返信してもらっています。うぅ。こうやって販売とモノづくりのキリキリする感覚が、好きかもしれません。

葛藤する気持ち

ありがたいことに、今日か明日には、最初のゴールの50万円は達成しそうです。本当に、ここからは、本当に、何の強制力もつくらず、私のことは知らなかったけれど必要な人に、あるいは、こうした投稿を読んで興味を持って、必要だと思ってもらった分だけ届けばいいです。

クラウドファンディングをするときは、広まって欲しいのと、広げようと頑張りすぎることで、身近な人で、こんなものが必要ない人に無駄な圧をかけていないか、こうした相反する気持ちで一杯になります。

そして、コミュニティ思考とコミュニティを持つことは、誰にも等しく必要である!という強い気持ちもあったりして。笑

色々複雑な心境ということです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。

ぜひ、ワークブックの制作について興味をもっていただいたら、一度こちらの募集ページをご覧ください。

リターンはこんな感じです。
制作チームに14人も参加してくれていて、とっても楽しみです。

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