クラファン大成功の裏にあった3重苦を告白します。
こんにちは、女子マネの中里です。
今週は、寝ても覚めても
コミュニティワークブックの完成に向けた
最後の詰めをしておりました。
仮印刷を終えて、5月10日にレビュー会をしました。
仮印刷では90ページくらいだったのですが
実際のものを手にとってみると
いろいろ追記したいことが増えて
現在150ページくらいになっています!汗
応援して下さった方、お待たせしてすみません。
6月にはお届けできると思います。
ワークBOOK完成までの3つの壁
最近、メルマガを読みはじめて下さった方は
何のことか分からないかもしれませんので
解説しますと
昨年11月にコミュニティワークブックの
制作クラウドファンディングを立ち上げました。
経緯はこちら↓↓
クラファン大成功
ドキドキしながら公開してみると
結果、110名の方からご支援いただき
目標金額の300%を達成してスタートしました。
制作のスタートは12月からで
コロナだったので
5ヶ月間オンラインで制作を進めてきました。
こんなに長丁場になるなんて
私も含めてきっとみんな思ってなかったはずです。
一緒に勧めてくれて人には感謝しかありません。
昨日は5ヶ月かけて試作した冊子を見ながら、
フィードバック会をしました。
みんなずーっとオンラインで顔を合わせていたものの
私ですらリアルでは初めての人もいらしたのですが
初めて会った気がしない、素晴らしい時間でした。
と、ここまで。
いつも楽しいところばかり紹介しているので
順風満帆かのように思われがちですが
完成まで3つの大きな壁が立ちはだかっていました。
壁・・私は恐怖の壁と戦っていました。
何が怖かったのかというと
1.クラウドファンディング
2.教えないワークブックという真逆のコンセプト
3.やり方が分からないので人を頼ること
この3つです。
この話、
きっとこれからチャレンジをする人の
お役に立てると思いますので
少し詳しくお伝えしますね。
恐怖その1)クラウドファンディング
クラウドファンディングってあれです
友達から寄付してもらうというやつです。
今回はcampfireを使いました。
でも、クラファンって集まらなかったら
数字ではっきりと未達なのが公開されるし、
めちゃくちゃ恥ずかしいと思っていました。
実は2018年の初出版のときにも
クラウドファンディングをやってみたかったんです。
でも「誰が私を応援してくれるんだろう」と怖くて
ページだけは作ったものの、公開できずに終わりました。笑
お蔵入りというやつです。
今では、クラファンも一般的になり
私も一度成功していたので
たくさんの人が応援してくれていると
感じられるようになりましたが
そうなってくると、
あまり親しくない人からもクラファンのお願いが来たりして
断りづらくてお金を送ったものも
1万や2万じゃありません。
これって・・
「頼まれたら断りづらいな」
「ある種のタカリなんじゃないか?」と
思ったりして
お願いするのがすごく嫌でした。
でもね、やってみたら全然違いました。
案外、本当に久しぶりの方が応援してくれたし
何より
集まらないとかっこ悪いとか
頼んで断られたら嫌だな
そういうことではなく、
「この年でも勇気を出すような行動を選択できた」
ということ自体に価値がありました。
結果はともかく、チャレンジができた
ということに対して自己信頼が高ました。
恐怖その2)教えないという真逆のコンセプト
起業してこれまで、
「先生業」をしてきた立場があります。
「こうすればうまくいく!」と教えてきたのです。
それが
「教えることに限界を感じているから、
今度は質問ばかりのワークブックを作ります!」
と認めるのは
講師としての
”無能の証明”のような
まるで”敗北宣言”でした。
これまでの努力は何だったのか・・
教えても動かない・動けない生徒さんのために
散々自己投資をしてきたし
それでもダメなときは(心の中で)生徒を責めるという
超ダサい先生になりつつありました。
今回、これを認めて
白旗を上げて
「教えません」
という商品を作ることにしたのです。
恐怖その3)ゴールまでのプロセスが見えず、コントロールを手放したこと
今まで否定してきた(というか見えていなかった)方向に
舵を切れたことは喜ばしかったのですが
いつもどおり
集まった支援者たちを私が率いて
ワークブックを作ることは
果たして
私の作りたいものに近づくのか?
という疑問があって
やり方が全く浮かばなくなって
白旗をあげました。
プロジェクトスタート時から
私が地図を失っていることを話すと
道筋を作ってくれる人がでてきました。
しかし!制作がスタートしていざ…!!
というタイミングで
産後3ヶ月目から葛藤を感じながらも
全力疾走してきた私の
ガソリンが切れてしまいました。
何もやりたくない・・・
全ての新規の予定を4月までストップします!
と1月5日に宣言して
とにかく休もうと思いました。
(既存の仕事は細々と続けました)
そういう鬱状態だと
あまり表立って言えなかったので
「休暇をとります!」みたいな投稿になった
私の発信をみて
怒ったり失望して去っていく人も居ました。
そして、制作ペースが
あまりにゆっくり進むので
途中でフェードアウトした人もいました(笑)
幸い「毎週ミーティングする」
というルーチンがあったお陰で
このプロジェクトはたち消えになることはありませんでした。
何より、このワークブックの
デザインを任されていたミクさんは
私が屍状態でも降りるわけにもいかず(笑)
歩みを止めた私を横目に
コツコツと制作を進めてくれました。
5ヶ月間の間、宿題を出し合っても
お互いなにも進んでない時もありましたが(笑)
毎週金曜日の午前中に顔を合わせて
その時間だけはプロジェクトについて話すことで
少しずつ進んで行きました
初めて、コントロールを手放した成功体験
こんなにプロセスを手放した制作は
生まれて初めてでした
とても心細かったです
でも
私を支援して
制作チームに入って
ついてきてくれた人は
私の何倍も
心許ないことだったでしょう
でも、やっとここまできました。
あまりに私の歩みが遅くて
最初の頃に関わってくれて人の名前を
あげられないくらい
たくさんの人が都度都度手を差し伸べてくれました
ありがとうございます
最後の襷(タスキ)を手渡された気持ちなので
一気に駆け抜けようとしています。
最後の襷もリレー形式で全国の仲間たちと作っていきます。
クラファンを知らなかったという方にも
このプロジェクトの流れや今後の展開を知ってもらえるように
また記事にまとめようと思っています。
制作風景(動画)のお裾分け&このプロジェクトへの想い
と、ここで制作風景のお裾分けをさせてください。
先日のレビュー会で私が話している、このワークブックへの思い
なぜやるのか
誰のために
何をやるのか
どうやるのか
ということについて話しています。
それと、
コミュニティでお金を稼ぎたい人が
陥っている失敗について
バーっと話しています。
10分もない動画、よかったらご覧ください。
こちらのワークブックは、今、絶賛修正中ですが
6月には完成して支援者さんに発送します。
その後、一般の方にも向けて販売しますので、
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