カウチサーフィン 35 サンパウロでゲスト 2件目 ソロメンズ
さてさて、、、カウチサーフィンではどんなに居心地がよくなっても長居しない。それが流儀だと思っている。「もっと居ても良いよ!」と言ってくれるうちに去る。これが良い。という事でカップルさんちからソロメンズの家に移動。勿論私は歩く気も電車やバスに乗る気もゼロなのでUber。安い、便利、早い!
次のホストはソロメンズでプログラマーのD君。すぐにAcceptの回答をくれて「日本人をホストした事あるけどきれいに部屋を使ってくれて礼儀正しかった。」「ブラジルには日本人街もあり日本人には大変親しみを持っている」「日本人街であるリベルダージを案内してあげたい」「一緒に辛つけ麺食べに行こう」等の日本フレンドリーな言葉もあり安心して行く事にした。「日本食が好きなんやな。。。」とだけ思っていた。そして彼の素敵なアパートメント(勿論セキュリティガイ付き)に行くととんでもない!彼の素敵なリビングルームの棚には日本のthe GazettEのお宝グッズや秋葉風グッズ(でいいんかいな)のコレクションが!!!驚いた!
「何故先に教えてくれなかったの?」というと「プレッシャー与えてお土産とか考えてくれたら申し訳なかったから。。。」だって。気遣いが日本人か?
D君はお仕事で忙しかったり友人のパーティ(連れて行きたいんだけど英語話せるメンバーじゃないから行っても我慢退会みたいになるけど。。。と言っていたので私は辞退して別の人と遊んでた♪)もあり、急なミーティングに対応したりとにかく忙しかったのに隙間時間を見つけては私のお相手をしてくれた。毎日一緒にお家でランチしたし観光も連れて行ってくれたしパリウスタ大通りで練り歩き。人々の歌やダンスを見てブラジルを楽しむ。3泊したんだけど、本当にお世話になりました。
お別れは最終日のお昼過ぎ。。。仕事に行ってしまわれたの。。。。そしてコモは(また)涙、涙。。。なんで涙だったのかというと、、、このアパートメントのセキュリティガイ(殆ど顔見えたことない)私の顔を覚えていてくれて出入りする時には顔パス。(私がDに付きまとうストーカーの心配とか無かったのかな?セキュリティの意味ないんじゃ。。。と少し思った)そしてそのセキュリティガイがD君にコモの事を「ドアを開ける度にお辞儀をする素晴らしい女性だ!」と言って居たというのよ。(だから泣いたわけではない)
私が泣いた理由は。。。「人生って言うのは一期一会だな。」って思ったの。良い出会いもあれば悪い出会いだってある。私も「なんでこんな奴に関わってしまったんだろう」ってのもあれば「この人達がいるから私は生きている」みたいなのもあるし、女性刑務所では犯罪の90%に家族や男がきっかけだったりするとテレビでやっていて頭悪い私は本当に恐ろしいと感じた
!
私みたいな単純な人間「これやってみれば?」と言われたら薬と知らなかったとしても「何これ?」とも言わずしていたかもしれないし(勿論経験無、変な男とは山ほど付き合ったけどそれ系は居なかった)「お金貸して」と言われたらお金貸して返してくれない人なんてこの世に居るなんて知らなかった位の田舎者だったからホイホイ出していたかもしれない。そんな単純で犯罪に巻き込まれるかもしれんかった位バカだった私でも特に大きなトラブルにも巻き込まれず生きてこれた。
そんな思いが溢れて。。。もしかしてカウチサーフィンホストでも変な人山ほど居るから私みたいな運があまり無いような人間だったら危険だったり意味不明だったりヤバい所に行く危険性だってあったりするかもしれないのに本当によくして頂いてカウチサーフィンの掲げている「文化交流」がほぼほぼ完ぺきに出来たステイだったという事。そしてこのD君からは「the GazettE」という日本のバンドも紹介してもらえた。D君、オタ活頑張ってね!
地球の裏側で大切な友人が出来た嬉しいカウチサーフィンでした。チャンチャン♪
追記ー泣いているおばさんを目の前にD君、若干引いてました~!