カウチサーフィン 35 サンパウロでゲスト 2件目 ソロメンズ

さてさて、、、カウチサーフィンではどんなに居心地がよくなっても長居しない。それが流儀だと思っている。「もっと居ても良いよ!」と言ってくれるうちに去る。これが良い。という事でカップルさんちからソロメンズの家に移動。勿論私は歩く気も電車やバスに乗る気もゼロなのでUber。安い、便利、早い!

次のホストはソロメンズでプログラマーのD君。すぐにAcceptの回答をくれて「日本人をホストした事あるけどきれいに部屋を使ってくれて礼儀正しかった。」「ブラジルには日本人街もあり日本人には大変親しみを持っている」「日本人街であるリベルダージを案内してあげたい」「一緒に辛つけ麺食べに行こう」等の日本フレンドリーな言葉もあり安心して行く事にした。「日本食が好きなんやな。。。」とだけ思っていた。そして彼の素敵なアパートメント(勿論セキュリティガイ付き)に行くととんでもない!彼の素敵なリビングルームの棚には日本のthe GazettEのお宝グッズや秋葉風グッズ(でいいんかいな)のコレクションが!!!驚いた!
「何故先に教えてくれなかったの?」というと「プレッシャー与えてお土産とか考えてくれたら申し訳なかったから。。。」だって。気遣いが日本人か?

Dちゃんにランチ作ったよ!おかかお握り、胡瓜とキャベツの漬物、チキンの味噌煮。毎日クッキングしてカウチサーフィンスピリットを見せたわよ!五木のラーメンも持って行って味玉作ってご馳走した。五木のラーメンって2食入っていて300円しない。それと現地で葱と卵を準備してってやれば凄いコスパ。サンパウロでもラーメンは2500円位だったもんね。すげぇ人気でした。


ここは日本ではありません。サンパウロだよ!Dちゃんとイビラプエラ公園に遊びに行った時の日本庭園。ほんと、ブラジルって日本フレンドリーって言うか、移民を受け入れたんだから移民に来た人はリスペクトして日系ブラジル人とかの括りが無くて、皆ブラジル人。日本では外国人が何年住もうが帰化しようが「日本人じゃない」と差別をする。アメリカは肌の色で人を区別する。ヨーロッパでもごちゃごちゃうるさい国がある。と思えば人種に対するマインドセットではブラジルは上位にあると勝手に思った♪そういう話したいから日系ブラジル人のお友達欲しいんだけどまだ誰からもDM貰ってないです。奢ります。と宣言しているのに。。。私ってヤバい奴?


玉ねぎチジミ作ってあげた。デコレーションが寂しいから家の近所のディスカウントストアで売っていた鬼滅の刃の爪楊枝デコレーション?呼び方わからないけど。19円で売っていたから10個くらい買って南米行ったのよ。皆に配ったけどこうやって使うと喜んでもらえることが分かった!
タレは醤油とお酢。かなり気に行って貰えた!美味しさのコツは少し長ネギも入れて多めの油で焼く事!これもチジミの粉(280円位)を持って行って卵も要らない、水だけで出来るから簡単!


人にお土産あげるのが大好きだからD君にも沢山持って行ったよ。料理が好きだというから日本の包丁(勿論スーツケースに入れて)、スタバの東京マグカップ、居酒屋風エプロン、招き猫の置物、Tシャツ、お菓子、ラーメンセットあと忘れた。そしてニトリで買ったクッションカバー。かなり気に行って貰えた。このモデルはもう売ってないみたい。再販してくれたら外国人の為にまとめ買いします。(クッションの中身はD君が入れた)
ラストナイトは夕食後、近所のカフェバーでおビール。偉い寒い夜だった。この韓国指💖したらブラジル人(女性)が大喜びでサンパウロでもKPOPや韓国ドラマが日本の嫌韓な人達が見たら怒っちゃう位大人気だった。リベルタージでもBTSやらBlack Pinkやら凄かった。ちなみに私自身もKPOPやら韓国ドラマは全て同じに見えてしまうタイプです。。。大好きなのに。

D君はお仕事で忙しかったり友人のパーティ(連れて行きたいんだけど英語話せるメンバーじゃないから行っても我慢退会みたいになるけど。。。と言っていたので私は辞退して別の人と遊んでた♪)もあり、急なミーティングに対応したりとにかく忙しかったのに隙間時間を見つけては私のお相手をしてくれた。毎日一緒にお家でランチしたし観光も連れて行ってくれたしパリウスタ大通りで練り歩き。人々の歌やダンスを見てブラジルを楽しむ。3泊したんだけど、本当にお世話になりました。

D君が私の為に作ってくれたラストランチ!ブラジル料理フェジョアーダ。美味しかった!あんなに忙しいのにベーコンの塩抜きとか前日から私の為にしてくれたのよ。脂っぽいもの食べるとサンパウロからブエノスアイレスのフライトで偉い事になるって。おばさんの腸の心配まで優しいね!

お別れは最終日のお昼過ぎ。。。仕事に行ってしまわれたの。。。。そしてコモは(また)涙、涙。。。なんで涙だったのかというと、、、このアパートメントのセキュリティガイ(殆ど顔見えたことない)私の顔を覚えていてくれて出入りする時には顔パス。(私がDに付きまとうストーカーの心配とか無かったのかな?セキュリティの意味ないんじゃ。。。と少し思った)そしてそのセキュリティガイがD君にコモの事を「ドアを開ける度にお辞儀をする素晴らしい女性だ!」と言って居たというのよ。(だから泣いたわけではない)

私が泣いた理由は。。。「人生って言うのは一期一会だな。」って思ったの。良い出会いもあれば悪い出会いだってある。私も「なんでこんな奴に関わってしまったんだろう」ってのもあれば「この人達がいるから私は生きている」みたいなのもあるし、女性刑務所では犯罪の90%に家族や男がきっかけだったりするとテレビでやっていて頭悪い私は本当に恐ろしいと感じた

私みたいな単純な人間「これやってみれば?」と言われたら薬と知らなかったとしても「何これ?」とも言わずしていたかもしれないし(勿論経験無、変な男とは山ほど付き合ったけどそれ系は居なかった)「お金貸して」と言われたらお金貸して返してくれない人なんてこの世に居るなんて知らなかった位の田舎者だったからホイホイ出していたかもしれない。そんな単純で犯罪に巻き込まれるかもしれんかった位バカだった私でも特に大きなトラブルにも巻き込まれず生きてこれた。

そんな思いが溢れて。。。もしかしてカウチサーフィンホストでも変な人山ほど居るから私みたいな運があまり無いような人間だったら危険だったり意味不明だったりヤバい所に行く危険性だってあったりするかもしれないのに本当によくして頂いてカウチサーフィンの掲げている「文化交流」がほぼほぼ完ぺきに出来たステイだったという事。そしてこのD君からは「the GazettE」という日本のバンドも紹介してもらえた。D君、オタ活頑張ってね!

地球の裏側で大切な友人が出来た嬉しいカウチサーフィンでした。チャンチャン♪

追記ー泣いているおばさんを目の前にD君、若干引いてました~!