28 カウチサーフィン Airbnbホスト ずっとあなたが好きだった。
カウチサーフィンをきっかけに、Airbnbをきっかけにして恋愛や結婚をする。というのは珍しい事ではない。私は結婚しているのでその可能性は著しく低い。
2012年の冬、家から歩いて5分の激安アパートを借りてAirbnbをしていた。2月、、、予約ゼロ。家賃、光熱費、Wifi等固定費は出ていく。。。毎日「どうしよう。。。」せめて固定費だけでも賄えるゲスト来ないかな。。。待てど暮らせど来ない。
そこにやっと1泊でアメリカ人の初老の男性が来た。1泊か。。。Wifi代はこれで賄えたかな。。。と虫の息。そしたらこの人が「日本には一か月居るつもりだけど明日からの予定は何も無い。」と相談してきたのだ!渡りに船!「一か月間、アパートに住むのはどうか。。。光熱費、レントでわずか一22,000円っす。洗濯もしますし、お食事も出来る時はお持ちします。と床に頭をスリスリ。今日のUSDが1ドル161円らしいけど当時は79円だった。でも返事はOK!いや、神様がアメリカから来たのかと思ったね!
それからこのBというおじい様とは徒歩5分の私の自宅でディナーしたり、新しく来たゲストとくっつけて観光行かせたり、渋谷や六本木などにも一緒に出掛けたり3日に1度洗濯して乾燥した洋服をアイロンして届けたりなどすっかりと自分達の生活に入ってきてしまった。色々とでかけたのは楽しかったけど、やはり一番楽しかったのは地元での生活。私の住んで居る下町の駅前のパン屋さんのカフェに入って駅に入っていく人を見るとアメリカのNYのブルックリンを思い出す。そっくりだ。そしてカフェの人達は自分を毎日優しく見守ってくれている。(毎朝朝食はそのカフェ)等嬉しそうに話してくれた。Airbnbのレビューでは都心から遠い、ほかのゲストとくっつけられた、カウチサーフィンからはfrinedshipと唱っておきながら延泊はお金を要求された。(Airbnbで予約しろと言った)等酷評もあったけど、この地域を気にいってくれたのが本当に嬉しかった。都心が良い人は都心に泊りなさいな。
彼がアメリカに帰国する前の日に二人で大宮の鉄道博物館に行って食事をして帰った。とても豪華なディナーをご馳走してくれて私はそのレストランからずっと泣いていた。翌日お見送りに行った時も大号泣。あんなにゲストが離れてしまう事が寂しかったなんて今思い出しても涙が出てくる。。。
現在そのBから私は連絡をブロックされている。
話はこうである。Bから「コモに会いたいからまた日本に一か月行く。」と連絡があった。既にAirbnbホストは辞めていたので(これについても後日詳しく説明します。)私達には自宅スペースしかない。自宅スペースでホストはどんなに好きでも同一人物1週間以上無理。しかもお友達だったらなおさら長いホストは疲れてしまう。うちから3分位の所に住んで居るうちよりもきれいで広いマンションのフランス人が「1日2000円で良いよ~。全部食事も出すよ。」と夢のようなオファーをしてくれたのだ。そしてそれも説明したけど日本に来て1週間目で「別の場所には行きたくない」と言いだした。「自分はコモに会いに来たのに何故コモの家はダメなんだ?」と。何度も自分のフィーリングを説明したけど「コモに会いに来たのに酷すぎる。」とアメリカ人ネイティブ英語で文句言われると恐いんだから。。。。
そして次の日帰国した。
私は本当にBをお兄さん、お父さん、彼氏、いや、本当の友達として好きだった。だけど現在はブロックされておる。まぁ、お互いの考えが合わないなら近づく必要もない。私は友達が1か月家にいるのはしんどい。彼は「何故だ?」ってあーた、、、モラハラじゃないんだからさ。。。という事でこのことについては何も良いアイデアは無い。
ずっとあなたが好きだった。これだけは本当です。Bがくれたメッセージ付きの写真など取っておいてあるよ。素敵な笑顔。。。いつまでもBが素敵な笑顔で過ごせてますように。。。遠い日本から。。。
以上。。。