カウチサーフィン 46 からのAirbnb 私のAirbnbが破壊された日。
ずっとカウチサーフィンネタで来ましたがここにきてカウチサーフィンからのAirbnbの話をしたいと思います。
カウチサーフィンに疲れ果ててAirbnbを始めた私達夫婦。カウチサーフィンとAirbnbのゲストはやはり違う。。。お金の使い方やマナーや気遣いがカウチサーファーたちとはやはり違うのである。特に私たち夫婦は図々しい人達に疲れ果てていたのでAirbnbを始めてお金は入ってくるわ、素敵な人達との出会いはあるわで益々楽しい日々を過ごしていた。
そのうち税理士にも頼んで納税するようになり家の近所のワンルームアパートを2件借りてAirbnbに精を出していた。家の近所だったので洗濯は勿論、お掃除や家に来てくれればお食事も出したり充実したホスト生活を送っていた。その当時に来たAirbnbのブッキングリクエスト一か月。モロッコの若い男女だった。とても悩んだ。一か月だとあまり儲けにもならない。でも、手がかからないかもしれない。一か月も居てくれるなら良い友達になれるかもしれない。等など。。。悩んだけどご縁は大切にするべきだと一か月のAcceptをした。
チェックイン当日、、、鍵は所定の場所から取っていただいてチェックインしてもらったらすぐにメールが来た。「なんだ?この部屋は???汚い!埃だらけだ。信じられない!」文句のメールだった。その当時お掃除をお願いしていた人が近所に居たのですがその人にすぐに行ってもらった。その人がきちんと掃除をする人だと分かっている。「まだまだダメだ。」とまた文句。今度はAirbnbに相談するとAirbnbが負担するからプロの掃除を入れるようにとの事でプロのお掃除屋さんに来てもらった。
「こんなに不愉快なのは初めてだ。」とまた文句。Airbnbに相談して出て行って貰う事にした。ところが返事は「NO」ダメだ。今から探せない。約束通り居させてもらう。今後一か月は連絡するな。アパートにも寄るな。関わるな。との事。
もうメンタルボロボロ。。。私は一体どうなってしまうのか。。。2週間程経ち、一度だけ部屋のコンディションを確認させてほしいとAirbnb経由でお願いしたら10分だけ来ても良い。と言われて部屋に訪れた。部屋を確認すると、早く出ていけ。と言われてお豆腐メンタル。いったいこの人達はなんなんだろう。。。
そしてまたそのゲストから文句のメール。「昨日の夜謎の男が部屋に来て変な英語で出ていけと言われた。」との事。。。その状況を詳しく教えて欲しいと何度も言っても「これ以上はいう事は無い」と教えてもくれない。あともう少しでチェックアウト。。。我慢するしかない。。。
チェックアウト当日。「チェックアウトの時間を教えて欲しい」とメールすると「明日連絡する」との回答。「3時には居ないから3時に来ても良い」との事。約束通り3時に行くと部屋は凄い悪臭。ごみの匂いとかじゃなくて体臭の匂いが凄い。布団や枕は全滅。部屋もきれいに使ってくれていない。ごみもそのまま。まさに破壊状態。まぁでもあんな態度だから分かってはいた。Airbnbに負担させるかな。。。と思っていた所「ピンポ~ン」とチャイムが鳴った。「え?誰?」と思ってドアを開けるとなんと管理会社の人が3人も怒りの表情で玄関に居た。「ここで民泊をされているんですか?」とか「嘘ついて部屋を借りていたんですか?」等質問攻め。もう悪あがきも出来ない。「あの、状況を教えてください。」というと「言いません。」との事。何があったかは分からないけどワンルームマンションを借りてのAirbnbはすぐに失敗に終わった。(10年以上前の話です。納税もして報復も受けました。。。)
私のAirbnbが破壊された日。そして終わった日。。。あのモロッコ人のカップルに私が何をしたんだろう。。。ちくったのはあの人達かな?まぁ、もうどうでも良い話ですが。。。
それから日本では「民泊」という言葉は悪の様にとらえられるようになり法律が厳しくなっていった。勿論そのルールを乗り越えてまでするようなガッツももう気力もそのころにはなくなっていた。。。