「ケ・セラ・ソラ!」という曲の話

はじめに

多分ほとんどはじめましてだと思います。komo(狐妄)と申します。kから)まで全部ひっくるめて「こも」と読みます。
今回初めてnoteに触れていますので、読みにくいとか機能使えてないとかは大目に見てください……
この記事は個人的に書いておりますので、僕個人の判断で「これは言っても大丈夫だろ……」という部分だけピックアップしています。その為、怒られが発生したりすることで一部削除したり、(無いとは思うけど)「もっと書いていいよ」とかになったらちょっと増えたりするかもしれません。その点はご了承ください(この記事を書くこと自体については許可いただけましたが、内容を精査してもらってから投稿しているわけではないので……)。


「ケ・セラ・ソラ!」配信開始!!!


引用元: ビクターエンタテインメント

ときのそら活動5周年記念「soraSongグランプリ」にて、グランプリを受賞させていただきました拙作「ケ・セラ・ソラ!」の方が、11/20より配信開始となりました!!!
みんなで楽しくなれる楽曲を目指して精一杯書かせていただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします~~!!!


……さて、今回はわざわざnoteで「配信開始しました!」とお伝えするためだけに記事を書いたわけではなく、僕がこの曲について色々語りたい気持ちがあったのでこうして記事を書いております。
いつも通りTwitterでめちゃくちゃにツリー繋げて長ったらしく語るのでも良かったのかもしれないのですけど、今回については流石に僕にとってあまりにも大きなイベントでしたので、せっかくならもっとしっかり形に残るものにしようかな~、と。
そんな心積もりですので、書けるだけのことはたくさん書いていこうと思います。めちゃくちゃ自分語りもします。長文、ご容赦ください。


soraSongグランプリ開催より前に

なぜこんなにも語りたいか、その大きな理由の1つはグランプリ開催より前にありました。
超長い自分語りが始まります。覚悟しろ

そらともとしての始まり

僕がときのそらさんを知ったのは、間違ってなければ多分2017年12月頃でした。Twitterだったかニコニコ動画だったかはあまり鮮明には覚えていないのですが、こちらの動画が出た頃はもう見始めていたと思います(一番最初に見たのが何だったのかはちょっと覚えてないです……)。当時僕は電脳少女シロさんをよく見ておりまして、着実にVtuberの沼へと足を踏み入れている段階でした。
最初に見た時、「正直そこまでハマることは無いかもなあ」、などと今思えば大変失礼なことを考えてしまったのですが……
ちょくちょくyoutubeのおすすめに動画が上がったり(当時は動画ベースで色々な企画をやられていました)、ツイートを見かけたりして動画や放送を見るようになるうち、彼女がひたむきに努力する姿が気になり始め、気づけば次の動画を楽しみにしている自分がいました。僕はこの辺でとっくのとうにそらともだったのだと思います。

当時の自分はというと、創作については熱意はあれど手が進まず、これといった成果物も残せず、一体どうしたものか、となっている時期でした。というかこの時期めっちゃ長くて割と最近まで続いてたんですけどね。
創作に限らずに何かを手掛けたことのある人なら共感していただけるかもしれないと思うのですが、ふと世界を見渡した時、「自分より遥かに才能のある人達や熱意のある人たちが自然と猛威を振るっている」という景色を目にしてしまうことが多々ありました。今もあります。「そこに今から矮小な自分が入っていったところで、果たして何か為せるのだろうか?」といった感情に憑りつかれておりました。勿論それで「じゃあ創作辞めるか」とはならないのですが、得も言われぬやるせなさのような塊をずうっと抱えている、そんな状態でした。僕には世界がそう見えていました。

そんな中で、そらちゃんはひたむきに努力を続けることの意味を、その活動をもって教えてくれました。とても正直にお伝えいたしますと、はじめ、ぼくがそらちゃんを知ったばかりの頃の歌枠や歌ってみたでは、恐らく緊張から来る声の震えだとか、声色による表現だとか、少し気になる点があったりして、どちらかと言えば「頑張れ~」といった感情で見ていることの方が多かった気がします。
しかし時間を重ねるうち、枠を重ねるうち、気づけばそんなことが気にならなくなって、1つ新しい歌が奏でられる度に「また上手くなってる!」と感心するようになっていきました(なんて上から目線なんだ……)。

ファンレター

2019年10月6日。
ときのそら 1stワンマンライブ『Dream!』が開催されます。
すっかりそらともになっていた僕は、迷わず現地チケットを購入。Veats Shibuyaまでその雄姿を見届けに行くぞ、と思うと同時に、そこで思い立ちます。「ファンレター、書いてみようかな」と。
この時のライブでは、会場に差し入れBOXなるものが存在し、(たしか事前告知で問題のないものなら)当日差し入れが可能になっていました。勿論ファンレターも入れることが出来ると告知があったので、せっかくなら、と思い立って書くことにしたのです。

実は、ファンレターというものを書くのはこの時が初めてでした。
元々文章を考えるのがあまり得意でないうえ、普段の手書きの字も汚いと来ると、何度も書き直すことになってしまうかもしれません。しかしそうしてボロボロになったファンレターを渡すのは、味はあるかもしれないけれどもちょっと避けたい。そう考えた僕は、一度PCのメモ帳で原文を作成し、それを丁寧に写すことで綺麗に書こう、と思い立ちます。
そのメモ帳が今も残っています。たまに怖いもの見たさで自分で見て悶絶しています
流石に原文ママ全公開は恥ずかしいので、一部切り抜きという形にさせていただきますが……
当時僕は、こんなことを書いていました。

実は誰かにファンレターを書くというのはこれが初めてで、とても緊張しながら書いています(汗
ですがやはりせっかくの機会なので、伝えたいことは伝えようと思います。少し僕自身の話をさせてください。
僕はそらちゃんのことを知るより前から、作曲の練習を行っていました。
いずれはネット上で曲を発表して、あわよくば人気になりたいという気持ちもあったのですが、どうにも自信が湧かず、未だに自ら曲を発表したことはありません。
そんなメンタルの弱さ故に練習をやめてしまった時期もあったのですが、路地裏ロジックさんの「木の芽時の空」をはじめ、ファンから投稿された曲の数々を歌っているそらちゃんを見て、"そらちゃんに自分の曲を歌ってもらいたい"という気持ちが湧きました。
前述した通り、未だに自信が湧かず曲の発表も行っていないし、そらちゃんはめでたくメジャーデビューを達成し大きな舞台へと向かっていて、そう簡単に僕一人の手が届くような存在ではないな、と1ファンながらに思ってしまっているのですが、それでもそらちゃんに希望を与えてもらったこと、日常的に元気をもらっているということ、そらちゃんに歌ってもらいたいという夢を捨てたくないこともあるので、
そらちゃんが夢に向かって走り続けているように、僕も頑張りたいと思います!
いつか、もし夢が叶う瞬間が来たら、その時はよろしくお願いします!

今でも昔でもめちゃくちゃ自分語りするやんこいつ……

2019年の時点で、僕は既に「いつかそらちゃんに自分の曲を歌ってもらいたい」という夢を持っていました。
しかし、上記にある様にこの時点で既にそらちゃんはメジャーデビューを達成しています。何の実績もない僕が曲を提供して歌ってもらうという夢は、少し遠いものに感じていたのでした。(もちろんsoraSongとして勝手に投稿する分にはできたのでしょうが、歌ってもらうのは少し難しそうでした)

そして、2022年。転機が訪れました。


グランプリ開催、滑り込み応募

2022年9月7日にめでたく5周年を迎えることとなったそらちゃん。
5周年という大台に向け、かなり早い段階から5周年企画が進む中……
2022年3月7日。とある企画が発表されます。

引用元:ホロライブプロダクション【公式】

その名も、「soraSongグランプリ」
前述した夢のあった僕には、願ってもない特大チャンスでした。
当時の募集要項ページ告知配信を見ていただけると分かるのですが、このグランプリは応募するのに特別な資格などは必要なく、なんなら本人も「鼻歌でも全然大丈夫です」と告知しているほど、応募すること自体のハードルはとても低く設定されています。更に、応募時はワンコーラスでも構わないという、遅筆な僕にはとてもありがたい条件でした。
しかし、選ばれるのは1曲。最優秀作品の1曲だけです。(多分。もしかしたら複数選ばれる世界線もあったのかもしれない……?)
もしかしたら競合相手にこの道ウン十年のプロが混じっていて、とんでもない作曲パワーでぶん殴られて負けるかもしれない可能性だってある。そもそも、そういったプロとかとの競合になる以前に、僕はアマチュアでも何でもありません。ただ趣味でちょろちょろ創作しているその辺のモブです。ついでに付け加えるなら、ネット上に楽曲作品をしっかり残したのは1回だけ。それも他の方のアルバムにご縁があって寄稿させていただいた、ゲスト参加枠のみでした(該当作品は現在閲覧不可になってしまいました……)。
最優秀賞受賞のハードルの高さに怖気づいた僕は、それが予てからの夢であったにもかかわらず「記念に応募だけしとこうかな……」という逃げ姿勢に入っていました。

ただ、自分の中で記念応募とはいえ手抜きの作品は送りたくない。どうせなら最優秀賞受賞の夢を思い描きながら、今の自分に作れる最高の曲を作りたい。受賞できなかったならできなかったで、オフィシャルじゃなくてもsoraSongとして投稿しよう(これについては実際可能だったのか、募集要項には明記されていなかったので本当に外れた時に聞いてみようかな、とぼんやり考えていた程度でした)。そうなったときでも、胸を張れる楽曲にしよう。
そう思いながら、書き始めたのでした。

僕は、メッセージ性とかそういった部分を大切にしたい曲を作る時は歌詞から書き始めることの方が多いです。この曲もそうでした。
歌詞を考えている最中、突如として頭に、「ケ・セラ・セラって言葉、最後『ソラ』にしたら面白くないか?」と電流が走ります。
ある意味爆弾発言かもしれないのですが、僕はこの曲を書き始めたとき、「ケ・セラ・セラ」の意味を正確には知りませんでした。なんとなーく、言葉のリズムだけ記憶に残っていた程度です。
調べてみると、「なるようになる」という意味らしい。これまでの5年間、色んなことがありながらも止まらずに進み続けてきたそらちゃんにとって、100%ではないかもしれないけど似合う言葉だな、と考えました。こうして、タイトル「ケ・セラ・ソラ!」と、コール「せーのっ!ケ・セラ・ソラ!」が決定します。

そして制作は順調に進み……ませんでした。
上述した通り元々遅筆なのも相まって、滅茶苦茶に難航していました。それでもせめて選考には通したい、期限内に出したい……その一心で何とか作り上げ、提出したのは募集期間最終日の4月10日、23:58。本当にギリギリの提出でした。
正直ギリギリで作ったこともあり、結局ワンコーラスだったし、細部にあまりこだわれないまま提出してしまったな……という思いもありましたが、後で自分で作り直して上げればいいか、とぼんやり考えていたのでした。


そして……


引用元: 【#ときのそら5周年記念】想いをこめて届ける3D配信!

まさかの、最優秀賞、受賞――。


実を言うと最初に受賞連絡が来ていたとき、僕の中々メールを見ない癖が発動している時期に完全に被ってしまい、3日後くらいにわざわざTwitterのDMで連絡いただくという失態を犯してしまいました……その節はどうもすみませんでした

受賞してからはもうてんやわんやでした。フルコーラス制作に歌詞修正、初めてプロのお仕事に携わることになりド緊張の毎日でした。結構いろいろと失礼なことをしてしまったような気もするのですが、それでも真摯に対応してくださった関係者の皆様には感謝してもしきれません……
ちなみに制作中は、例の写真で有名になってしまった松尾ディレクターとずっとやり取りさせていただいておりました。ずっとすごい忙しそうだったのに僕からの長文相談とかに真剣に対応していただいて本当に感謝の限りです!!!


「ケ・セラ・ソラ!」に込めた想い

こんな見出し書いといてアレなんですけど、実はまだ正式に歌詞が配信されていないという事実に気が付いてしまい……(確認したところ、配信サイト次第で前後するみたいなので対応を待ちたいと思います)
とりあえず、エゴサした感じで聞き取ってもらえてそうな部分については言及しようかな~と思います。歌詞としての正式な表記はとりあえず避けておくので、この記事で書かれている歌詞の表記がそのまま発表された歌詞と同じものではない場合があります。
また正式に歌詞が発表されたりしたらどうしよう、記事更新か何かするかも。

(2022/11/30追記)正式な歌詞が一部サイトで配信開始されたみたいです!とりあえず記事の方は特に編集しない方向で行きます(特に理由は無いですが……)


ここから先、僕の勝手な解釈を垂れ流します。
結局僕が何を言おうが「作曲者が勝手に言ってるだけ」ってやつです。
各々の解釈を大事にしてほしい。あなたの解釈はあなたのものです。

あと大前提なんですけど、今回編曲でAkki様にお手伝いいただいております。「編曲ってどのくらい手を加えるものなんだろう?」と、僕も最初は思っていたので今回やっていただいたことについて一応ここで述べておくと、音色とか音の表現のような音作りに関してはもうすっっっっっっごい綺麗にしていただきました。僕はあまり音作りとかに拘ったことがなかったので、初めて編曲済みのファイルを確認させていただいたときに腰を抜かしました……。もちろん綺麗な音の曲は聞いたことあったんですけど、自分が書いた曲がこんなに綺麗になるのかと思うと、本当に音作りって大事なんだなと思います。
さらに、楽器の追加もしていただいております。元々の僕の作った分では、バンドサウンドにメインメロディーをなぞるブラスを追加したぐらいだったのですが、Akkiさんの手によりシンセサイザーや効果音が追加され、更に華やかな印象にしていただきました。邦ロックとかばかり聞いてきた僕には「アイドルソングってこうやって作るんだ……」とかなり勉強になりました。
また、メロディー部分についても一部変更していただきました。一番印象的なのはイントロで、元々の僕のメロディーよりも更にはっちゃけた感じにしていただいたおかげで、エネルギッシュな感じがかなり増幅していました。他にも歌唱パートの一部を上手く変更していただいて、若干不自然な間があったところが上手く埋まっていたりと、「やっぱプロってすげえんだな……」とただただ感心してしまいました。Akkiさん、本当にありがとうございました。


曲コンセプト ~ 1番サビ

まず曲のコンセプトなんですけど、前々から何度も言っている通り「みんなで楽しく元気になれる曲」です。そらちゃんにかっこいい全振りの曲とかダークな曲とかを歌ってもらいたい気持ちも無いことは無いですが、まずは元気系だろう、と決めました。
で、もう少し細かく話すと、この曲については「元気の押し売り」ぐらいの表現がちょうどいいかな、と思っています。この曲の歌い手(基本そらちゃんだとは思いますが、その限りではないので「歌い手」と表現しておきます)が聞き手のことを、その有り余るエネルギーをもって引っ張っていくような、ただ聞いただけでその元気に満たされていくような、そんな感じです。実際エゴサしてたら「元気出る!」って言ってくれてる方が割といてすごい嬉しいです~!!!

この曲はドラムと手拍子だけのフレーズから、この曲の象徴的なコール、「せーのっ!ケ・セラ・ソラ!」から始まります。これについてはもう結構色んな方に反応していただけてるみたいで、ときのそら 5th Anniversary Live 「宇宙と時空のミルキーウェイ」で発表されたときに「予告なかったけどドラムで気付いて最初のコールできた!」と言っていただいている方もいらっしゃって、もうなんか感謝の限りって感じでした。
このコールを吹っ掛ける側も掛けられて乗る側も、この「ケ・セラ・ソラ!」の言葉で元気が出ると良いなあ、とそんなことを思いながら書きました。言霊的なやつですね。

1番Aメロは、5周年記念配信ライブの時点で公開されたこともあってなのか結構早口なのに聞き取っていただけている方も多かった印象があります。というかめちゃくちゃ早口に作っちゃってごめんねそらちゃん。
このパートでは配信外のそらちゃん、「『ときのそら』という人物」に焦点を当てたつもりです。実際寝過ごしとかよくやるのかはちょっと微妙かも?とは思いつつ、確かこの歌詞を書いていた当時にやらかしていたので「んじゃ入れてもええか!w」と入れた記憶があります。印象操作みたいになってしまった。ごめんねそらちゃん。いつも起きれてて偉い!迷子はしてるよね

1番Bメロは「ケ・セラ・ソラ!」という合言葉への心持ち?みたいな感じです。ここについては特に何か具体的なエピソードなどに強く基づいて書いたわけでもないのですが、やはりそらちゃんの曲になることを考えるなら空模様について書きたいなあ、という思いで「心の曇り空を晴らす合言葉」と「快晴でしょ?」という言葉を選びました。ちなみに余談ですが、今回の曲は全体的に歌詞よりメロディーの方が先にできていて「快晴でしょ?」の部分についても例外ではなく、その時のリズム感で仮置きした歌詞では「簡単でしょ?」になっていました。変えてよかったと思ってます。

そしてサビ。ここの歌詞はいっちばん最初に作りました。皆に元気を届けてくれるそらちゃんのイメージを思い浮かべながら書いていたら割とスルスルっと書けました。「ちょっと疲れちゃうときも 涙が出そうなときも」という歌詞については、そらちゃん本人でも、聞く人の視点でもどちらとも取れるように書いたつもりです。誰にどんなことがあっても、魔法の言葉ひとつで元気になれちゃうように。そんな想いです。
ちなみにここを始めとする印象的なメロディーの「ずっと↑」という部分、元々は「ずっと↓」と下がるメロディーだったのです(実際ワンコーラス初披露の時のそらちゃんはこちらのメロディーで歌っています)が、これについてはフルコーラス制作中に松尾さんより「こうすると曲として抜けるイメージになると思いますよ」とご提案頂き、しばらく僕が変更を渋っていたのですが録ってみたら「これもええやん!」となり変更になりました。この辺りはプロの感覚ってすごいんだなあと再認識させられましたね……。今になって松尾さんとのやり取りを見返してみると、1ヶ月強の間僕が渋ってたみたいです。強情か?
締めに再びコール。声出してェ~~!!!声出しライブ早くできるようにならないかな……

ここまでが5周年記念配信ライブで披露されていた、ワンコーラス分になります。まあ実際には配信ライブ後にサビのメロディーが変わったりしたのでここまでのパートにも変更があったのですが、ここより先は生演奏ライブで初披露という形になりました。贅沢過ぎる……!

2番Aメロ ~ アウトロ

2番Aメロなのですが、制作がめちゃくちゃ難航したのはこの辺りです。どういうイメージにするかを固めるのにもかなり時間がかかり、どんな言葉が適しているかを考えるのにも時間がかかり……完成した後で振り返ると良くまとまったなあという感じです。
ここのパートについては、配信業に勤しむそらちゃんをイメージしています。配信をしている時のそらちゃんをイメージしながら書けば1番サビみたいにスルスルっと書けるかな~と着手したのですが、これが割と大変でした……。「こんそめ~!」や「ホラボコラベ~!」も配信まわりから生まれた言葉なのでここに組み込めて良かったなあと思います。ちなみに「ホラボコラベ」という言葉ですが、この曲を聴いてくれた僕の実親から「ここなんて言ってるの……?」とガチ困惑されました。そりゃそうだよね
あと、「ハレバレ」という言葉についてはそらちゃんが一時期言っていた、「あなたの心の空をときのそらが晴れ晴れ元気にしちゃいます!」という口上?を踏襲しています。書いている時、Twitterで「あなたの心は曇りのち晴れ」をやっていた時期を思い出して懐かしくなりました。検索するとヒットするので、そらちゃんのこと最近知ったよ~って方はぜひ見てみてください。
あと追記しておくのですが、僕が確認した限りでは多分そらちゃん本人から「備えさえあれば嬉しいね」という言葉は出ていない気がします。多分。勝手に言ってたことにしたみたいになっちゃってごめんねそらちゃん

ここで挿入される間奏ですが、めちゃめちゃ正直に申し上げますとAkkiさん本当にありがとうございますという感じです。
元々作ってたギターソロもあった(編曲前はピアノパートが無く、そこもギターで埋まってた)んですけど、作り終えたうえで「なんか単純すぎてつまんねぇな……」って感じになってしまい、手を加えようにも自分に引き出しがないのでどうしたもんかな、と悩んだ結果、Akkiさんにお渡しする際に「好き放題弄っていただけたらと思います!」とかいう超丸投げなお願いをするという暴挙に出ました。
流石に失礼だったかもしれんな……と思いながら待ち、いざ編曲済みファイルを聴いてみるとなんかもう100点超えて5000兆点みたいなものが送られてきてプロすげェ~~~~~!!!!!!!ってなってました。結果的に丸投げして良かったなあと思ってますが、いずれはああいう魅力的な間奏を僕も書けるようになりたいですね……!

いきなり余談から入るのですが、ここで来る終盤のサビの前に置かれるサウンドの音量を落としたサビのことを「落ちサビ」と呼ぶことを、今回の制作中のやり取りで初めて知りました。名前は聞いたことあったんですけど知らなかった……
ここは聴く人によって解釈が分かれやすい所かなと思います。星を見上げる人が誰かとか、星が何を指すのかとか。一応僕の中でイメージしていたものはあるのですが、これは個人の解釈を大事にするべきなのかなとも思いますし、僕の解釈については敢えて伏せておくことにします。
ただそれだけだとここについて何も語らない感じになっちゃうので1つだけ。この落ちサビは歌詞以外にある要素をちょっと隠しています。気づいた人はツイートするなりこっそり心に秘めるなりしてニコニコしてみてください。ツイートしてたら僕のふぁぼが飛んでくるかもしれません。見つけられたらね。見かけたら逃がしません

そしてラスサビ。ここもせっかくそらちゃんの曲なんだから、と思って空関連の言葉を選びました。たくさんの応援を受けながら、止まらず夢に突き進み続けるそらちゃんの姿が伝わっていたら良いなと思います。止まらねえぞ~~~!!!!!
あとここ、「今日も、明日も、ずっと」って所でコール用の掛け合いを作っています。いつか声出しライブでここにそらともさん達の声が入る瞬間を聞き届けたい気持ちでいっぱいです…… 声出しライブ……まだかな……
そして最後にトドメのコール。コールに始まりコールに終わります。声出してェ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!

そしてドタバタなアウトロでフィニッシュ。実はこの曲、再生時間がほぼ3分ジャストになっています。いわゆるラーメンタイマーってやつですね。3分ジャストにするぞ!って狙って作ったわけではなくて、「エネルギッシュなのが5分6分も続くとヤバそうだな……」という考えで短めにまとめようとしたらなんか綺麗に3分弱ぐらいになったのが、Akkiさんの手によって更に3分ジャストに近づいた感じです。感謝……!


おわりに

何もかも初めてだらけだったので語りたいこととか書き残したいことがとても多くて、なんと約1万文字にもなるガチ長文になってしまいました……
こういう裏話的なものって結構秘めたままにする作者さんが多いと思いますし、僕も本当はその方が良いかな~とか思ったりもしてたんですけど、今回については記念すべきことだったし、そらちゃんのための曲だし、ある意味僕にとってはデビューみたいな感じになってたしでせっかくならと思って多めに語ることにしました。
これからも一人のそらともとして、そらちゃんの事はずっと応援し続けたいと思います。横アリ行こう!!!!!!止まらねえぞ~~~!!!!!!

あとちょっとだけ自分のことを話すと、今回こうやって作詞作曲の人として表舞台に出していただけたし、色んな方に高評価頂けてちょっと自信がついたところもあるので、僕個人としての活動も本格化したいなと考えています。ファンレターを書いてた時に考えてた順序とは逆になっちゃってて自分でもそんなことある???って感じなんですけど、これはきっとそらちゃんやその周りの方々が僕に与えてくれたチャンスなんだろうな、と信じて頑張ってみたいと思います。最速で今冬中かな……

それでは、今後ともときのそらちゃんと、「ケ・セラ・ソラ!」をよろしくお願いいたします!
この度は本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!


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