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こどもの服装
2020年3月号
こんにちは!コロナ騒動で騒がしい世の中ですね。学校が休校になったり、保育園も、休園しているところもあるとのことですが、王国では無事に卒園式を迎えることができたと聞き、嬉しく思います!卒園、進級おめでとうございます!!きっといろいろな思いが詰まった素敵な式だったことでしょう(*´▽`*)🎶
先日少しお邪魔したときにも、子どもたちの動きが一段とダイナミックになっていて驚きましたが、日々のハグノートでも、どんどんと成長していく子どもたちの様子が伝わってきますよ🎶おしゃべりが楽しいだろうなあ、、、と羨ましく思いながら眺める毎日です(笑)
何かとあわただしい時期ですが、こどもの王国保育園も、4月から西池袋園は4年目、東日本橋園は2年目に突入ですね(^O^)
少しずつ暖かくなり、子どもたちも一層お外での活動が楽しくなってくる季節だと思います!昼間は暖かいけど、朝晩の冷え込みは激しいし、、、と、子どもたちの服装について悩まれる方が多いのではないでしょうか。
保育園では、よく「脱ぎきしやすい服装」「汚れても良い服」「薄着」をおすすめしていますが、その中でも今回は、「薄着をおすすめする理由」についてお伝えします。
■身体の動きを活発にする
手足を大きく動かして遊ぶことは、子どもの運動能力はもちろん、知能の発達も促します。厚着をしたまま激しく運動すると、汗が冷えた時に風邪を引きやすくなったり、動きが制限されてしまいます。かわいい服、かっこいい服など、デザインももちろんお好みはあると思いますが、子どもたちにとっては、動きやすさの点を考えてあげることが一番かな、と思います!
■体温調整機能が育つ
よく言う「こもり熱」などもそうですが、子どもは体温調整能力がまだ未熟な状態。外気温や、身に着ける衣類によっても体温が変動しやすいため、大切なのは、「子どもたちが、自分自身で体温を調整する力を育てること」だと言われています。
気温の変化があると、まず皮膚の感覚器官が働き、自律神経に作用することで、「暑い」「寒い」と感じます。体には、暑いと感じると、汗をかいて身体の余分な熱を発散させようとし、寒いと感じると、皮膚の血管を収縮させて、少しでも熱を逃さないようにする、といった仕組みがあります。そのため、寒いからと言って厚着で暖かくしすぎると、身体の熱を逃がす仕組みの方が強く働いて、体温が奪われやすくなり、逆に冷え込んでしまう原因にもなります。自律神経を鍛え、体温調整能力を育てる面で考えると、自然の気温変化に慣れるために、厚着をさせすぎないこともポイントになります。基本的には薄着で、上着など、脱ぎ着できるもので調整すると良いですよ(^^)/
■五感が育つ
いろいろな刺激を受けることで、自律神経が鍛えられてくると、内分泌も活発になり、体温調整や免疫力もUPするなど、様々なメリットがあります。
気温の変化はもちろんですが、子どもたちは普段の生活や遊びの中から、「痛い」「くすぐったい」「ちくちくする」など、皮膚を通していろいろな感覚を得ることで、感性が育っていきます。見て、聴いて、匂いを嗅いで、味わって、触って、とにかく、日々いろいろな物事を体験できる環境づくりに力を入れている王国だからこそ、子どもたちも、自由にのびのびと体を動かしてほしい。そんな思いもあって、王国では基本的にはこどもたち薄着を推奨しています🎶
三寒四温で、まだまだ気温差も激しいとは思いますが、なるべく自然の中から良い刺激を感じられるように、といった視点で、子どもたちの服装を選んで頂ければと思います(*^▽^*)
読んでいただきありがとうございました(^O^)/