大雪の夜が明けたら【知床のコムヌプリだよりback no.23 】
こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回は、パウダースノーの森のお話です。
はじめましての方はぜひこちらをご覧ください。
2023/2/18 大雪の夜が明けたら
一晩中雪が降り続いた翌朝、知床の森はふんわりとパウダースノーに包まれます。
樹氷とも樹霜(じゅそう)とも違う、雪をふわっと枝にのせた木々が、柔らかな森を演出していました。
森の中の積雪は1メートル以上。真新しいフカフカの雪がさらに上に積もっていて、スノーシューが無いと歩けないほどになっていました。
パウダースノーが降る条件は、湿度と気温が低いこと。接岸した流氷によってもたらされた冷気が、この森の景色を見せてくれたのかもしれません。そんな冷気により、気温がずっとマイナス10℃前後だった最近ですが、今日の気温は0度。「今日暖かいよね」というスタッフとの会話につい笑ってしまいました。
来週からはさらに気温が上がっていく予報。
ぼんやりと春の気配を感じつつ、フワフワの雪の森歩きを楽しむ今日この頃でした。
今週のオススメグッズ
かわいいフェルトポーチになっちゃった!
フワフワのフォルムにつぶらな目、愛らしい仕草。そして一番の魅力は被膜を広げて空を滑空する姿。多くの人々を魅了する、エゾモモンガの季節がやってきています。
エゾモモンガは夜行性のため、普段はなかなか出会うのが難しい動物です。けれど2月から3月は繁殖のために昼夜を問わず活動するため、森で出会うチャンスがありますよ。
そんなかわいすぎるエゾモモンガ、がポーチになっちゃった。
もふもふ尻尾がファスナーになっていて、中に小物が入ります。
デフォルメされているけどどことなくリアル…
モモンガファンにはたまらない一品です。
北海道帯広市でものづくりをしている「ふしぎのくにのものづくり工房」の大人気フェルトポーチ。羊毛でひとつひとつ手作りで作られているため、顔や手先の色合いなどちょっとづつ違う味わいが楽しめます。
ハンドクリームなどの小物入れ、出先で無くしやすいピアスやリングなどのアクセサリーを入れておくのにもオススメですよ。