「冬芽」が熱い冬【知床のコムヌプリだよりback no.71】
こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回は、木々の冬の姿「冬芽」のお話です。
はじめましての方はぜひこちらをご覧ください。
冬の知床の森では普段は中々お目にかかれないものを発見することがあります。
それは「冬芽(とうが・ふゆめ)」。
積雪によって目線が高くなることで、枝の先の冬芽を観察することが出来るのです。
冬芽とは、冬の間寒さや乾燥から身を守るために冬眠状態になっている木の芽の事を言います。(休眠芽とも言います)
知床では5月ごろに新緑が芽吹き、10月ごろには葉は落ちてしまいます。葉を落とすほとんどの植物が半年以上も冬芽の姿で過ごしています。結構驚きですよね。
葉や木の形が違うのと同じように、冬芽もそれぞれ個性があってとても面白い!
スノーシューを履いて雪の上を歩きながら、個性豊かな冬芽たちを味わいます。普段見慣れている森を違った視点から見ることでとても新鮮な気持ちになりました。
雪が積もっている今だから見ることができる「冬芽」。皆さんも周りに冬芽を見つけたら、ぜひ観察してみてくださいね。
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フィールドワークに最適なシレトコ野帳をもって出かけませんか?
…と言いたいところですが、
最近は外はあまりにも寒いので、私は暖かい室内に戻ってきてから「野帳づくり」に励んでいます。
興味関心があることをひたすら書き込んでいったり、日記にしたり、スケッチしたり…
野外活動ではもちろん、暖かいお部屋の中でも楽しく使えるのが野帳の良いところですね。
皆さんも「好き」を詰め込んだシレトコ野帳をぜひ作ってみてくださいね。
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