少しずつ秋に【知床のコムヌプリだよりback no.99】
こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回は、暑い中で見つけた秋の気配のお話です。
連日30℃を超える暑い日が続いていた知床。
ここではお盆が過ぎるとストーブを使う日もあると言われていますが、今年はまだ少し暑い日が続きそうです。
先日、森へ行く途中の木にとまったセミが最後の力を振り絞って一生懸命鳴いていました。残された命の中で子孫を残すために励んでいる時期でしょうか。儚くも健気な生き様に思いを馳せると共に、”鳥などの天敵に食べられないようにね”と願うばかりです。
森の中へ足を踏み入れると、知床に早くも秋が少しずつやってきていることを感じます。
地面にはさまざまの種類のキノコが生え始めていました。
ドングリがなるのはまだ少し時間がかかりそうです。ヒグマやリスなど多くの生き物の餌となるドングリが今年もたくさんなってくれると良いですね。
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床を代表する動物、ヒグマを題材にした絵本。
豊かな知床の森で生まれたヌプとカナの2頭のきょうだいヒグマがある出来事をきっかけに、全く違う運命をたどるお話です。全頁ふりがな付きで、小学校低学年のお子様にもご利用いただけます。
知床の豊かな自然や可愛らしい動物たちの姿を素敵な絵本で楽しみませんか。
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