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話題のノーコードWEB制作ツールを初心者目線で徹底比較してみた

ノーコードWEB制作ツールとは

今や「ノーコード」は当たり前の時代になってきました。
少し前まではwordpress一択という感じでしたが、他のノーコードツールがどんどん進化し、使いやすくなっています。
今回はwordpress、Wix、ジンドゥ、STUDIOを初心者目線で徹底比較してみたいと思います!

なぜ初心者目線での比較なの?

これらのツールを使う方の中には、ノーコードで簡単にホームページが作れるわけですからWEB制作についての知識がゼロの方がとても多いからです。
謳い文句には「知識がなくても誰でも簡単に!」と言いますが、正直のところ、知識ゼロでは厳しいツールもあります。
それぞれに得手不得手、特徴があるので、ご自分にピッタリのツールが選べるようまとめてみたいと思います!

比較表はこちら

主力ノーコードホームページ制作ツールを初心者目線で比較してみた
主力ノーコードホームページ制作ツールを初心者目線で比較してみた

項目ごとに解説!

・専門知識で比較(HTMLやCSSなどの知識が必要かどうか)

Wordpressの場合
おなじみワードプレス。今や世界のCMSを利用したウェブサイトの中で65%以上のシェア率を誇るといわれています。
初心者でも簡単に!と言われていますが、正直モノは言いようです。嘘つくなよ!って思いますw
結局みなさんが思う「かっこいいサイト」にするにはHTMLやCSSでのカスタマイズ、デザインによってはjavascriptなどが必要不可欠になってきますし、やりたいことによっては高度な技術と知識が必要でしょう。
とてもシンプルなサイト作りならコード不要で出来ます。

Wixの場合
WixはHTMLやCSSの必要性だけの観点でいえば「不要」です。というのも、そもそもHTMLやCSSでカスタマイズする機能がありません。逆に言えば、こういうデザインにしたい…と思ってもできない、ということでもあります。

ジンドゥの場合
ジンドゥの場合は既存のテンプレートを使うなら必要ありません。Wixと違い「独自テンプレート」という機能があり、既存のテンプレートではなく自分で構築するならHTMLやCSSなどの知識が必要です。また、既存のテンプレートを使っていても見出しやボタン、その他諸々のカスタマイズをしたいなら知識が必要ですが、基本的には不要です。

STUDIOの場合
こちらは日本初の新しいノーコードツールで、個人的にも超注目しています。さてHTMLやCSSの知識が必要かどうかですが、できれば必要と答えます。基本的な操作(テキストを入れる、画像を入れるなど)はボタン一つでできますが、レイアウトを組むにあたりpaddingやmarginなどの概念が必要です。padding…margin…?と思った方は、コーディングできるまでのスキルはいらないので概念と知識だけ、事前に知っておく必要があるでしょう。


・分かりやすさ(使いやすさ)で比較

Wordpressの場合
ワードプレスは多機能なので、その分ログインしたあとのホーム画面に沢山ボタンがあります。その時点で初心者さんは「何を…どこを…」と思ってしまうかもしれません。
使うテーマ(テンプレート)によって全く別物のように見えるのが特徴で、書籍やネットで情報は沢山得られますが、「えっ、私の画面と違う!」ということも起こりがちです。
元々ブログ用のツールなので、シンプルな記事を書くのは簡単です。しかし先述した通り、こんな風にかっこよくしたい!と思ったように出来るか?といえばHTMLやCSSなどの専門知識が必要になります。

Wixの場合
Wixはノーコード制作ツールの中でもトップレベルに多機能です。あれもこれも、色んなアプリを搭載することができます。が、それゆえにボタンや選択肢が多いので迷ってしまいがちです。
ページ自体の作りこみにおける使いやすさは他のツールと違い、かなり自由です。逆に専門知識があるとあれこれ考えてしまって知識が邪魔になるくらいに自由です。直感的に操作し、レイアウトを組むことができ、また簡単なアニメーションをつけることができるので、おしゃれな見栄えを表現することができます。
難しいのはレスポンシブデザインの観点でしょう。
レスポンシブ=スマホ閲覧時のレイアウトや表示ですが、必ず「モバイル版を編集」をして調整しなけばいけません。

ジンドゥの場合
使い勝手でいえば一番使いやすいと思っています。
メニュー構成・構造の編集も直感的にできますし、ページの作りこみも簡単です。積み木を組み上げるように要素をいれていきます。簡単でシンプルですが、レイアウトにおける自由度は低いです。(詳しくは後述します)
シンプルなコーポレートサイトなら問題はありませんけどね。

STUDIOの場合
先述した、専門知識で比較の部分と重なりますが、ある程度の概念がないと難しいのではと思っています。
がっつりコーディングするスキルはないけど何となく知識はある、くらいなら、操作に慣れれば感動するくらい簡単です。(要素と要素を重ねたり、アニメーションをつけたりするのが革命レベル)
初心者の方なら、例えばプロに構築はお願いして、自分はブログの執筆だけ、とかなら簡単なので大丈夫です!◎


・自由度/おしゃれ度で比較

Wordpressの場合
ワードプレスの自由度はやばいです。なんでもできます◎専門知識があればの話ですが。世界でCMSシェア率65%を誇るだけあって、あんなことも、こんなこともできますが、初心者がノーコードで全て出来るかといえばNOです。
おしゃれ度でいえば、Wordpressには大量のテーマ(いわゆるテンプレート)が存在し、モノによってはそのテーマにするだけで専門知識がなくてもおしゃれでカッコイイサイトが出来上がるものもあります。
さらに様々なプラグイン(追加機能)を自分で選んでダウンロードすることで、デザインや機能の幅はどこまでも広がります。が、プラグインもありすぎてどれを使えばいいのか難しいし、英語だったりするし、無意味に入れすぎるとサイトの表示速度が重くなったり、プラグインやテーマの相性が悪いと最悪サイト自体が壊れてしまうこともあり、細心の注意が必要です。

Wixの場合
Wixのデザインにおける自由度やおしゃれ度はかなり高いです。
まず大量のテンプレートそのものがオシャレにできています。が!海外製のものが多く、実は日本語にはあまり合わなかった…ということもあるので注意です。さらに、アニメーションがついていてカッコイイ!おしゃれ!と一見感じるものは、それだけ重くなってしまいサイトの表示速度が遅くなってしまうので、ここも注意です。
自分でレイアウトを組む時も、要素と要素の位置関係も自由。ここに置きたい、と思ったところにおけるので直感的にデザインしていくことが可能です。注意点はスマホ閲覧時について考えておくこと。必ず「モバイル版を編集」ボタンで各所調整が必要です。
さらに簡単なアニメーションボタン一つで設定できるのでお洒落なサイトに仕上がりやすいです。(やりすぎ注意)

ジンドゥの場合
ジンドゥの自由度/おしゃれ度は低いです。。その分使いやすいんですけどね。
ジンドゥの場合、40種類のテンプレートがありますが、それらが絶妙に古い。アニメーションもつけられないので、物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、シンプルなサイト作りにはピッタリです。
ジンドゥでは要素をページ内に配置するのに「積み木のように」と表現することがあります。wordpressでも最近取り入れられていますが、いわゆる「ブロックエディタ」で、ページの上から順番に箱を置いていくような感覚です。なので要素と要素を重ねたりすることはできません。(やるなら別途コーディング必要)。
テンプレートを使わずに「独自レイアウト」という機能を使って自分でゼロから作り上げることも可能ですが、初心者さんには難しいので割愛します。

STUDIOの場合
STUDIOの自由度/おしゃれ度はかなり高いです。レイアウトの面においてはどんなことも出来るといっていいでしょう。
要素と要素を重ねることも、簡単なアニメーションをつけることもラクラクできちゃいます♪


・機能の多さで比較

Wordpressの場合
可能性は無限大です★知識があれば!以上!w

Wixの場合
Wixにはその中に様々なアプリがあり、ノーコードホームページ制作ツールの中で多機能性でいえばトップなのではないでしょうか。
ブログ機能だけで言っても、有料で定期購入させることも出来ますし、他にも会員ログイン機能・ネットショップ・ブッキング(予約)・音楽配信・動画のライブ配信や販売等・イベントやそのチケット販売・レストランでのネット注文にも対応・メルマガ機能など、ざっと書いてもこれくらいのことがWixの中だけで完結できるのは強いです。
ただ、あれもこれも機能を突っ込んでしまうとサイト自体がかなり重くなってしまうので、本当にここで必要なものなのか?よく見極めて使いましょう。

ジンドゥの場合
ジンドゥの機能は限られています。ネットショップ。以上!
ブログはありますが、wixのような機能性はありません。
外部サービスと連携することも出来ますが、それも限られていますし、埋め込みするために専門知識が必要な場合もあります。
シンプル is BESTなジンドゥさんです。

STUDIOの場合
STUDIOも機能性は低いです。まだまだ出てきたばかりのサービスですし、毎年のように大型アップデートを重ねていらっしゃるので、これからに期待!日本発だし応援しています!(話がずれてしまった)
STUDIOとしての機能はブログのみです。ネットショップは外部との連携がとれるようですが外部サービスなので割愛。


・SEOで比較

※SEOについて:言わずもがな、SEO対策は「対策したから必ず検索上位に上がるものではありません。」みんな試行錯誤しています。検索上位にあげるにはコツがあるので、それはどのツールを使っていても同じことです。

Wordpressの場合
何度も書きますが世界シェア65%といわれるほどですからSEOには強いです。Wordpressの中にはSEOに特化したプラグインもあり、SEO対策がきっちりとできます。

Wixの場合
WixにもSEOに特化したアプリが存在しますし、きちんと対策はとれるようになっています。が、なぜか、なぜなのか、Wixのサイトで検索上位になっているサイトをあまり見かけないのです…。
ここからは憶測ですが、Wixは見た目のおしゃれ度が高い=javascript等が沢山入っている、ので、サイトが重かったり、Google側から「いらんコードいっぱい入ってるからダメ」と思われているのかしら…
記事や内容によっては上がってくるものもあるかもしれませんが、正直あまり期待ができないのがWixです…
どなたか原因や対策をお持ちの方はぜひ教えてください(TT)

ジンドゥの場合
ここまで、デザインの自由度や機能の多さでは★1という低評価をしてしまったジンドゥですが、SEOでは★3つ!本当に結果が出ます!
一番最初に書いた通り、どんなツールを使おうがコツと根気なのですが、同じことをしたとしてジンドゥは強いです。
なぜだろう。やはりシンプルなコードで構成されているからGoogleからの評価が高いのでしょうか?
操作や使いやすさが抜群でSEOに強いことから、私としては中小企業様にお勧めしているツールなのであります。

STUDIOの場合
STUDIOにおけるSEOは正直未知数です。
もちろん機能としては、SEO対策はできます。が、これもこれからの成長やアップデートに期待!というところでしょうか。
STUDIOというサービス自体の正式リリースが2018年で、2019年に大型アプデをしたり、毎年少しずつアップデートされているツールですから、SEOに関してもまだ何とも言えません。肌感覚としては、コンテンツさえしっかり作りこめばまあまあいけるんじゃないか?というところです。


・サポートで比較

Wordpressの場合
端的に言えば、ないです。
そもそもワードプレスというものがオープンソースのブログソフトウェアなので、誰が管理しているから誰に聞く、というものではないんですよね。
サーバーも各自用意するものですし。
なので何か起きたときには、自力で解決するしかありません。ぴえん。

Wixの場合
Wixにはサポートセンターがあります。数年前に日本語にも対応してくれたので安心ですね!ただ、問合せをしてからタイムラグがあるとの噂なので緊急時には少し焦ってしまうかも。
(私はWixでサポートが必要になったことがないので噂程度ですいません)

ジンドゥの場合
ジンドゥにはメールサポートがありますが、対応(返信)が遅かったり、適当だったりするので改善してほしい所存…。
ジンドゥで困ったことがあれば、ジンドゥを使ってお仕事している制作会社さんや、なんなら私に連絡ください。その方が早いかもしれません。

STUDIOの場合
STUDIO様のサポートは素晴らしいです。拍手。
なんてったって、日本発のサービスですから!こういった部分は、日本人強いですよね。
STUDIOでは公式にslackがあり、その中で「質問ひろば」や「障害情報」「フィードバック」などのチャンネルがあります。
そこで発言したものはSTUDIOの開発側に伝わりますし、公式から見解をもらえたり、詳しい親切な人が答えてくれます。日本人最高。


まとめ

ながーーーーーーくなりましたが、今回は主力ノーコードホームページ制作ツール4つを、初心者目線で比較してみました!!
他にも「セキュリティの面」や「導入のしやすさ」「保守のしやすさ」などなど比較観点はあるのですが、それはまた今度。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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コミー / WEBデザイン
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