初の定例会を終えて
令和5年6月21日(水)-22日(木)の2日間の会期で行われた、議員としては初の東神楽町議会の第2回定例会に出席しました。
定例会が他の会議と違うのは「一般質問」です。
一般質問とは議員が町執行側(町長・教育長・各課長など)に事前に内容を通告し、回答も事前に得ます。それを会議中に行うことを言います。一般質問は議員の重要な役割であると同時に町民の代表として町政の監視機能を果たす手段となります。そして、議員は答弁に再質問をする事もできます。内容は町の予算、政策、行政の問題点など多岐にわたり自由に聞く事ができます。
一般質問の流れは、まず議員が質問します。それに町側からの答弁があります。これは事前に双方に渡されているので、ただ読み上げるだけ。
そして議員はこの答弁に再質問する事ができます。
みどころは、この再質問からの「台本なしの45分1本勝負」でしょう。
国会中継でも総理と野党の議員が議論してますよね。
議長の制止が無く、時間内であれば議員は議場で再質問という発言権を行使する事ができます。
勝負と書きましたが、議場において勝ち負けは無く、議員と町執行側が町と町民のために議論を尽くす場です。執行側としても町民の代表である議員からの意見を聞く事で民意をはかる事が見込めます。この両輪がしっかりと高い質で議論できれば、バランスのとれたまちづくりができるでしょう。
私も、日々精進し勉強を重ねてより精度の高い一般質問ができるようになりたいと思いました。
2日目は、補正予算の説明と質疑、農業委員の選任など多くの議案がありましたが、無事に終了しました。
次回の定例会は9月です。どなたでも予約なしで傍聴できますので臨場感たっぷりの議場に足をお運び頂ければ幸甚です。
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