80歳の母が地元の新聞でコラムを連載してます
熊本の母が、地元の新聞でコラムの連載しております。
「わたしを語る」という連絡企画で、母がつけたサブタイトルは「出会いにみちびかれて」。
なんかひと月以上は続くらしいです。
齢80歳で、ようやるなー。と思うし、心身ともに健康の維持を最優先にしてほしい遠く離れた息子としては、少々心配でもあるわけで。
本人も、もろ手を挙げて浮かれ調子で書いているわけでもなく、なんや開始の時期も、依頼されたかと思ったら、延期になったりして、担当者さんに
「私もいつ死ぬか分かりませんよ。」とブツブツ言いながら、お引き受けしていたことは、ここだけの秘密です。
というわけで、80歳にしてYouTubeとFacebookとブログを操るコンピューターおばあちゃんの記事が、私のタイムライムにも上がってくるのですが、
正直、ちょっと読む気にはなれなくてですね。
老けこんでたらどうしよう。とか
老人の繰り言のようなしつこい説教だったらイヤだな。とか
本当に遺書みたいな内容でもそれはそれでしんどいな。とか
思っておりました。
そしたら、先日のタイトルは父との出会いの回のご様子。
つまり夫婦のなれそめです。
まぁ、それは面白そうだと読んでみたら、あらやだ。お見事。
構成もしっかりしておられるし
ユーモアも交えて読みやすい文章でした。
それから今のところ掲載されている回を一気読みしましたが
老けこんでないどころか
「こりゃ、まだまだ母ちゃんには敵わんな。」と白旗掲げたくなりました。
そして改めて、自分が自然にできていることって
父と母から受け継いだものであり、
祖父からもそうだし、教育婆だったらしい曾祖母も、
祖父が尊敬していたらしい祖父の祖母も、
さぞかし教養のある優しい人たちがいればこそなんだなーと思い、
自分だけの何かで、何かをやっているなんて慢心してはダメだなと気を引き締めるきっかけになりました。
それにしても
文体ってあるんだな、と。
ライターの友人が昨日ストーリー上げただけで
喰いついてきてくれたけど
指紋、声紋があるように
文体の癖って、人それぞれあるんですね。
これからも先達を見習って
楽しく優しく、何かを伝える発信を続けていきまーす。
https://kumanichi.com/watasiwokataru_list
#しかしちょいちょい息子のプライバシーも侵害されるご様子 ↓