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なぜ僕はまったく未経験の分野で起業したのか@レンアイ型®︎採用の原点

サイレントいいね読者からの質問ですw
「小宮さんはなぜ”採用”の分野で起業したんですか?どんな思いがあったんですか?また起業準備中はどんなことをしていたのか教えてください。」

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前提として、私、起業前まで、求人とか採用の分野で働いたことがなかったんです。それをご存じの方からの質問です。

全く経験がない業界で起業するってことは
それなりに熱い想いがあったり、
「これだ!」と閃く、プロジェクトXのような秘話があるんじゃないかと思われるかもしれませんが、
そんなものは全くありません。

しいて挙げれば
当時私は、広告営業のキャリアが長かった34歳。
2014年あたりから、
「いやー、人手不足で集客しても回せないから、今広告はストップするよ。」
とか、言い出すクライアントさんが増えてきてたんです。

それで、どれどれ。とコンビニの求人誌をパラパラと眺めてみたら、スマホがすでにあるこの時代に、300ページくらいの求人誌が2誌。200ページくらいのものが1誌。

「めちゃくちゃ、遅れているのに、めちゃくちゃ、儲かってんな。」
と思ったのはきっかけの1つ。

でもね。広告の業界にいた僕は、求人誌って決まった定型文で、時給とかしか書けないクリエイティブの”ク”の字もない業界だと、下にさえ見ていました。

じゃあ、なぜ起業したのか?
それは、その時の自分が追い込まれていた。ということが最大の要因です。
当時勤めていた会社では、取締役ではあったものの、全然貢献できていなかったんです。
さらにはこの先、自分が輝く未来も想像できない状態でした。

まぁ、簡単に言えば辞めたくなってました。
加えていつかは起業したい!は20代から言っていた。
やるなら年齢的にもここがラストチャンスだな。と
時間制限みたいなものを感じて、エイヤとスタートしました。

つまり、燃えるような起業の意志があったわけではなく
採用の業界に綿密な計画があったわけでもなく

今の状態から抜け出すため、変わるため
挑戦のステージは何でもよかった。

何でもよかった言い過ぎかな。
「とりあえず目的はこっちの方角。」くらい荒っぽい計画って感じです。

よく動き出す前に、考えすぎたり、人の話を聞きすぎたり、計画を立てすぎて、一歩も動けなくなる人を見かけます。

そりゃ、旅に出る前に情報収集しすぎたら
怖くなるのは当たり前。
また目的地をGoogleMAPで入念に調べたら、行った気分になっちゃうのも当たり前。

起業なんて、やったことないことやるんですよ?どうせ。
やる前から、わかることくらいじゃ、ただの既存商品の劣化版。だれもやっていないことだから、評価されるんだから。
やってみたら変わったり、見えて来たりするのは当たり前。

伝わるかなぁ。

「ええ!レンアイ型採用とか、小宮さんの天職じゃないですか?それが”追い込まれたから始めたこと”なんですか?」

という声が聞こえてきそうですね。
そうそう。日本人の”天職は1つ”。運命の赤い糸って考え方が人を縛り付けているように思えます。

僕ね。赤い糸は1人と1人を結んでいるものではなく、お互い複数あると思ってますよ。
大谷翔平は、野球選手にならなくても、やっぱり何かで成功する人だと思います。もちろん野球選手というステージが一番輝くし、価値も高くついたと思うけど。

僕にもあなたにも。たった1つの天職・使命みたいなことが決まっていて、それを”探す”のではなくて。
職業や業界選びや会社の業種なんて、しょせん手段。
自分の得意なことと、市場の動きと、顧客さんのお困りのごとの3点からその時その時導き出すくらいのもんです。天命とかじゃない。すべてが進んでみてからの後付けです。

じゃあ、小宮さんは何がやりたいの?と聞かれたら。
実は20歳の頃からずっとイメージは1つ。
20人くらいの人と、有機的に自立的に繋がって
誰が上とか誰が下とかではないチームで
なんか楽しみながら仕事をし続ける環境を作りたい。

ね。これ実は徐々にできつつあるんですよー。
2022年あたりから!
この環境のために採用がいまんところベストだし
自分の才能の使いどころやマーケットのお困りごとにもマッチする。って感じです。

最後に「起業準備中はどんなことをしていたのか?」に明確にお答えすると
前述のとおり、準備期間がなかった。が実態なのです。
だから今の手持ちの才能とキャリアとお金とできることで、即できることからやりました。
起業したら、「あと3000万あればできるなぁ」という妄想は全然意味なくて、3万しかないなら、3万円でできることを今日からやるしかありません。

あとそうだな、人に相談したのは3人くらいかな。
でも誰の何の言葉も残ってません(笑)
そんな大事なこと、他人は何も関与してくれませんからね。

自分の人生は自分で決めるしかない。
自分で決めた後に「ここ手伝って!」「これあなたとやりたい!」とかの気迫って伝わるもんですよー。

一緒に仕事しようぜー。

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