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セミナースライド作成のコツ

そう言えば、昨日のセミナーと言い、たまにチラ見せするスライド画像と言い、褒められることが続いたので、今日は小宮さんのセミナースライド作成のコツ!書いてみます。

①スライドは読ませる前提では作らない。
もう8割はこれに尽きる。パワポスライドを手元に置いて読ませる資料として作る人が多いけど、私の場合、スライドは読み物ではなく「このネタを話す」時のカンニングペーパーくらいの気持ちで作ってます。
つまりあれは紙芝居です。絵を表に出して、喋る言葉は、裏に書いておくものです。
紙芝居の裏の文章を表の絵に書いたら、ネタバレして子供は聞いてくれませんね。
それと一緒です。

②デザインはパワポが得意な人に発注してる。けど丸投げはしない。
なんでもそうだけど、デザイナーさんを魔法使いかなんかだと思っている人が多すぎます。

デザイナーさんに伝える言葉も言語です。自分で言語化できていないことはデザイナーに発注しても、満足なものはできません。

イメージとしては自分の頭に中にモヤモヤある状態。というのは言語化できていないのでデザインもできません。

ハッキリイメージできていて、文章も構成もコピーも書いて
「あとはデザインするだけ!」という状態で発注しないとできるもんもできませんぜ。

③1つのスライドで言いたいことは1つだけ。
要はスライドをつくるのが面倒くさいから、1枚のスライドで3つも4つも要素を盛り込んでしまうのです。
スライドは作り惜しみせずに1枚につき1テーマがおススメです。
だいたい私の場合2時間のセミナーでスライド数は120枚くらいかな。
1枚約1分ですね。

実際は、30秒で終わるスライドもあるし、一言で次に行くスライドもあります。

④最後にもう1回①の補足です。
どうしてもスライドをつくるときって、スライド作りに一生懸命になりがちですが、パワポスライドに文字量を詰め込んだ結果何が起こるか?

受講者がスライドの文字を読んでしまって、講師の話を聞かない。という本末転倒な事象が起こります。

あと、「手元に資料を配りたい。」というセミナー主催者さんもたまにいらっしゃるのですが、120枚のスライド人数分の印刷します?って聞くようにしてますw

手元に当日の資料を準備して、ずっと読ませるセミナーなら…。講師いらないでしょwそれ、読書会でしょ。
実際、読書会みたいな話し方する講師いっぱいいらっしゃいますけどね。

あれは話し方が下手なんじゃなくて、スライドを読み上げるから受講者は先が読めて眠くなるのです。

小宮のセミナーが「あっという間でした!」「分かりやすかった!」
と言われるのは、

このスライドの時はきっと受講者はこんな疑問を持っているだろう。という想定のもと、それに回答する形でセミナーをしているからです。
つまり2時間一方通行で喋っているようで、実は双方向で会話したかのように作ってあるんですね。

眠くなるほど暇なスライド読書会は受講者の脳みそが活性化していない。
レンアイ型採用のセミナーはディスカッションしているくらい脳みそが活性化しているので、あっという間に感じる。

というカラクリです。
セミナーじゃなくても日頃のプレゼンや提案営業の現場で取り入れてみてくださいね。

現場からは以上でーす。

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