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人手不足が話題ですが

おかげさまで?ニュースや行政的課題でも「人手不足」が一言目に踊るようになってきた今日この頃です。
世間の皆さん的には、コロナ禍が明けて経済が復調してきたからここ3年分の雇用があれてこれで、人手不足~。という感覚なのでしょうか。

私が採用の分野で起業したのは2015年。今から8年前です。
それまでは求人メディアの営業マンでも何でもなかった異業種からきた門外漢だった私です。

当時から、コンビニに並ぶ求人誌は毎週300ページのものが2誌。200ページ近いものが1誌。
あ、ちなみに2015年はおじいちゃんおばあちゃん以外はみんなスマホ持ってましたけどね…。

何が言いたいかというと、私が起業した2015年の沖縄でもとっくに人手不足だったし、あれから一段と、人が減ったわけでも、爆発的に産業が増えたわけでもないと思うんですけど、人手不足は2022年から始まったかのような気配です。

一度、注目されるとはっきりのみんなが認識して
課題だ、課題だと、取り沙汰される。
時代の空気ってこういうことかー。と肌身にしみて感じております。

ちなみに2015年の時点で某飲食店グループは
どの時期に、どの求人メディアに広告を出すと、どれくらいの応募がある。という社内データの元、採用活動を実施しておられました。
すでに同時の僕の出る幕はなかったです。

新聞や報道や、業界団体の会合での話を鵜吞みにして
なんだか、人手不足は最近始まったと思っていた経営層のみなさん。
もしかしたら、ご存じないだけで10年分の遅れをとっている可能性もあります。
県全体、業界全体は人手不足でも、ある1社だけは全然人手不足に困っていないところもあるかもしれません。

「嘘だ!うちの業界はみんな人手不足だって嘆いていますよ!!」
と、叫びたくなりますね。

レンアイに例えると、みんながモテないモテないと言っているときに自分だけモテモテの友人は、そりゃ、絶対嫉妬を恐れて、黙っておきますよ。

人材採用は、ただ求人メディアの載せればくる。という時代は終わりました。営業戦略や経営戦略のように、重要な経営者の業務であると、認識されるところからだと思います。

まずは、採用を自分事、会社ごとにしてください。
大丈夫、今から気づいても、早いほうです。沖縄では。

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