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採用の現場でやっていることの大半は”言語化”です。



言語化って、大事ー。
とは思っていてもなぜ大事なのかわかっていない人も多い。

言語化って、つまりは
潜在能力の顕在化です。

そもそも持っている能力や魅力を
言語化するだけで、自分たちにも他人にもお客様にも求職者にも伝わるようになる。

成長や人材育成するよりも前にできることです。

でも言語化っていうと
日本人総、糸井重里症候群が発動し
「かっこいいキャッチコピー」を書くことだ。
と勘違いしています。

センスはいらないし、語彙が少なくてもいい。
短く書かなければならないわけでも
格言や名言めいた言葉にしなくていいんです。

ここら辺、こじらせている個人におかれましては
「カッコいい肩書があれば仕事が増える」
と思っている勘違いを生み

企業におかれましては
「素敵な経営理念を書いておけば求人できる。」
という思い込みを生んでます。

言語化を甘くみている証拠です。
そういうこっちゃないんだけどな。

時には、文章になることもあれば
ポエムになることもある。
写真や図で現わされることもあれば
そもそも言語化しない方がいいこともある。

言葉を生むのは一瞬の閃きなんかじゃありません。
大量の事実の積み重ね、当たり前の現実のリサーチによって最終的に残る本質みたいなこと。

僕はいつも
大木から地道に地道に木を削り取っていく
彫刻のようなイメージでやっております。

僕の中に在るもの。
あなたの中に在るもの。
余計な部分を削り取って、顕在化したときに現れる
その人らしさ。

採用とか恋愛とかって
そういうところを見たいんだと思っとりますよ。

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