時代とともに

採用コンサルの仕事では
そこで働く従業員さんにじっくりと話を聞く。というリサーチを大事にしています。

で、副産物ってわけじゃないんですが、
今の40代半ばの人たちって
「あれ？なんでこの人、この会社にいるんだろ？」
と、違和感をかんじることがしばしばあります。

すぐに、ああそっか。
就職氷河期世代だもんな。同世代だわ。お互い苦労しましたね。
という気持ちになる人たちです。

僕らは20年前が20代。
2000年は越えているわけだから、近年な気がするけど
そこそこ昔です。

先日も、とある営業職で40代半ばの女性のお話きいていたんですが、
「昔はお客さんとコンパして、それでお近づきになって契約とるくらいのことしてました！」
と、仰ってました。

今の子たちは、おいおい。と思うかもしれませんが
たしかに！ありました。そういう雰囲気。

決して、そこから一線を越えるようなことまでは
おじさんたちも求めなかった。
なんか、おおらかなで下品な時代だったなー(笑)
と、懐かしくも感じました。

ＳＮＳもなかったし、
ハラスメント警察も今ほどいなかった。

ああいう営業を、今やれ。とは思わないし
そんなことしたら、危ない。という日本になっちゃったなー。
と、ぼんやり思い返したりしてました。

なんか人との距離が近ったんだろうなー。
あの頃は。

昨今はどんどんコミュニケーションが潔癖症になっていく感じだけれど、
僕はおじさんなので、人間なんざ、しょせん汚れた生き物だ。
くらいの認識でちょうどいいと思っています。