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60代の方々と社長不在でまわっている会社は本当にオワコンなのか。
毎日毎日、いろんな会社の採用を手伝ってます。
昨年は、産業廃棄物の会社の採用力を上げました。1年後5名採用できているそうです。
先日は、これまたトラディショナルな業態の会社に行ってきました。
役員はみなさん60オーバー。
社長は、親会社の役員兼任だから不在。
総務の女性も60歳を越えて再雇用のお二人。
業態は、詳しくないけど、まぁ高度経済成長期の時はさておき、今は斜陽な部類だろうなーと想像がつく会社です。
でもね。いつも先入観が邪魔をする。
いつもマクロの視点や評論が齟齬を生む。
そこに勤める29歳の彼からすると
転職歴6社目においてこれまで史上最高のお給料で
那覇にある都会の若者がたくさんいるカタカナビジネスの会社よりもボーナスも良い。
自由な時間も自分の仕事を自分で回す裁量もある。
60代の方々と社長不在でまわっている会社はダメな会社。悪い会社、下がっていく会社。
とすぐにグラフ的に捉えがちだけど、
稼ぐ仕組みができていて、ニーズはとっくに見出されているし
やることやっていれば、間違いはない商売ってあるんだなぁ。と。
日本はもうだめで、0→1をしないとお先真っ暗!
スタートアップをどんどんやれー。
って、ちょっと煽りすぎな気がするなぁ。
そこら辺にある普通の会社の、このポジションに
平凡な能力だけど20代30代の人がおさまってくれるだけで、活力になる現場は、たーくさんある。
ただただ、ミスマッチを解消するだけで
元気になる産業や事業はたーくさんある。
ちなみに前述の彼、今の会社で初めて
「車を買えました!」
・・・やりがい搾取で若者を浮ついたカタカナ職業に就かせて、ろくに給与払っていないSNS界隈の虚飾社長は耳が痛い。
現場からは以上でーす。