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indeedの口コミに★1つがついたら

「indeedの口コミ機能に、おそらく元従業員と見られる人物が、★1つの誹謗コメントの書かれていて、先日消したのですが、どう対応すればいいですか?」
#採用相談

昨年、退職者が続いてかなり大変な事業者さんの採用のサポートを今しております。
僕は採用のコンサルタントなので、スタンスとして労使どちらの味方か?と問われれば、完全に経営者側。会社側の味方です。

なので、退職者が続いた理由は経営者側から聞いていて、もちろん落ち度や誤解はあるんでしょうけど、
ここで従業員側からも言い分を聞いて、両方の視点から課題を発見しよう!みたいなことはしません。

基本スタンスとして、経営者側の言い分を信じます。
indeedの口コミ悪評は完全に無視します。
辞めた従業員が悪い!とか言いたいわけじゃなくて、
この会社さんに新たな人が採用できるか?友人に勧められる会社かどうか?を見て、
可なら、採用のお手伝いはするようにしています。

人間の母数として、経営者と従業員なら、従業員である人間が多いので、世間的には、経営者=加害者。従業員=被害者。という構図で語られることが多いです。
ここに民主主義を持ち込まれると、シンプルに人間の数でいつも経営者は悪者です。

でもねぇ。どんな形であれ、従業員に辞められるときの経営者のメンタルって、経験した人にしかわからない辛さがあります。
従業員側は、ただただ、辞めた会社のこと悪く言い続けるくらいで気は済みますが、
経営者側はずっと、心に消えない傷を負ったまま、それでも事業を止めることなく毎日続けなくてはなりません。

しかも、その従業員のために投資したマイナス分のお金も背負い続けたまま。
「あ、この融資は辞めた従業員の給与のために借りたんですけど、その人辞めたので、返さなくていいですか?」
なんて、金融機関に言えないわけです。

あとね。
恋愛だと、失恋って多くても年に1回くらいじゃないですか。
でもね、従業員の退職って月に3人とか、年に10人とか、ひどいときは同時に3人とか…
そんなフラれ方は恋愛ではありえませんが、雇用・採用の世界ではあり得ます。

1人1人を失恋だと想像していただければ、心の傷は尋常ではないことを察していただけるかと思います。

それでも、まぁ、辞めていく従業員に、わかってくれ。とかそんなことは言えないし、言わないもんです。
でも、辞めていく従業員の方は平気で、心ない捨て台詞を「今まで言いませんでしたけど!」って感じで、吐き捨てて辞めたりもします。

それでもやっぱり、雇用する方とされる方では
従業員の方が立場が弱いから!と世間では従業員側の言っていることが正しく、経営者は搾取している悪徳な奴らだ。という認識がベースになっている気がします。

というわけで冒頭のindeedの口コミ。回答として
「レンアイに喩えると、フラれた女が掲示板に妬み嫉みを書き込んでいるようなもんです。向こうからすれば、そりゃ、元気にやっていたり、さらに美人な彼女見つけられたりするのが嫌だから、こんなことするわけで、気にせず堂々としていれば、どっちが正しいかなんて世間はおのずと判断してくれます。」
と答えておきました。

それにしても今日の投稿で、自分のシツレンも思い出してしまいますが、それだけでも血の気が引いてクラクラします。
でもね、世間の大半はそれでも経営者は加害者、従業員が被害者。という見方がデフォルト。
なので、レンアイ型Ⓡ採用コンサルタントくらいは経営者の味方であってもいいだろう。と思ってます。

シツレン経験者のみなさん、きっついけどがんばりましょうね。

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