サッカー選手の年俸が何百億円だから1試合換算で...っていう考え方について
ネイマールがケガしましたね。
よくサッカー選手の年俸が何百億円だから1試合換算でいくらだーとか、1分いくらの計算だーとか書いてある記事があります。
ホント、時給換算でしか仕事の価値を測ることが平均的な日本人なんだなーと思って、暗くなります。
プロのサッカー選手って、試合に出ることだけが仕事なわけないと思うんですけど。
練習して連携を深めることも必要でしょうし
コンディションを整えるために日々の食生活も律しているでしょう。
日々のプレッシャーや有名人ならではの不便さ。
ケガの痛みに耐えながら走ったりもするでしょう。
戦術理解のための勉強や研究もしているのかもしれません。
そういう試合以外の時間を加味して…いやむしろ
それらの土台をもとに
お客さんを呼べるか?という経済的な価値を尺度にして
チームだって採算が合うから高額な年俸を払うわけで。
1試合いくらなんて、
プロの尺度を労働者の時給換算に置き換えるなんて、あまりにもデリカシーがない行為だなと。
日本人は、ほとんど労働時間で給料を決めます。
「8時間働いたから、いくら。」
これは一番、公平でシンプルな評価尺度ではありますが
絶対ではありません。
月末なので、僕には業務委託のパートナーさんから
請求書が続々と届きます。
・パワポ資料のデザイン費用
・●●●●サイト進行ディレクション費用
・壁打ちサポート費用
・●●●資料作成・まとめ費用
などなど、だいたい1人8項目くらいにそれぞれ価格がついています。
1つ1つの時間は全然計っていません。
そこから産まれる経済的価値…つまり10万円の仕事のうちの10%くらいはあなたのこの仕事のおかげだから1万円ね。
という尺度です。
めちゃくちゃ難しいですが、おかげで
時給換算だと損する!というハイスペ人材はたっくさんいます。
起業、フリーランス、副業など自分のサービスを自分で値付けすることが初めてー。という方もいるでしょう。
時給換算でしたらいくら…。みたいなモノサシで値付けなんて、一番最低限の尺度です。
仕事を時給換算で計る癖、常識、商慣習。
まずはそこから抜け出すことができるかどうか。
あんまり気づいてる人いないけど、そこめっちゃ大事っすよ。
自分の仕事の値付けの仕方!
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