ジャングリアの時給1200円は沖縄にとって破格なのか
昨晩、ストーリーズに上げたら
各方面から、DMがチラホラきましたので、しっかり解説。
ジャングリアさん。いよいよ現場の人たちも採用本格化ということで、説明会を随時開いているようです。
私が月1回、相談員やっているグッジョブセンターでも今度採用説明会やるって案内きてたなー。
ほいで、気になるのは見出しと本文とリアルのミスマッチ。
”破格の条件で”と書いてあるから、どれどれ。と読んでみると、
契約社員で月給22万円、アルバイト時給1200円は沖縄でもさほど珍しくありません。
100歩譲って高時給だと言ったとしても、”破格の条件”だとは感じない。けっこうザラにある条件です。
転居費用や家賃補助だって、出している企業さんたくさんありますよ。
この共同通信の記者さん、沖縄の最低賃金が896円だから、そう言ってるっぽいけど(それも今度上がるが)
そもそもどの地域でも、最低賃金で求人出すところの方が珍しいやろ。むしろ。
そんなリアルも知らんで、記事書いとんのかい。
考えすぎかもしれないけど、うっすら背景に
「沖縄は貧困。その中で1200円はすごい」というバイアスがかかっている気がして、ちょっとイラっとした次第です。
こういう情報で沖縄の実態をミスリードしないでほしいな。と。
沖縄の事業者さん、しっかりお給料払っておられますわ!最低賃金しか払ってない企業ばかりはなずないやろ。失礼な。
とは言え、人材不足に悩める事業者さんに見習ってほしいところは、ただ採用説明会やっただけで人を集めるブランド力と、その都度プレスリリースを打って、こうやって記事にする広報力。
これで求人広告何十万円分の効果があることか…。図り知れません。
ちなみにジャングリアさん、内部の方曰く、
社内のアクション1つ、何するにも、基本「どう広報に繋がるか?」と考えながらやっておられるそうですよ。
採用は広告だけではなく広報も効いてきます。
有名で大企業だけが広報できるのではなく、小さな事業者さんでも広報は打てる。
これ、レンアイ型でも対応できるよう、現在、下準備しております。
そんなこんなで今日は浦添商会議所で採用力向上セミナー。本島での開催は本年度最後です。
オブザーバー参加は当日飛び込みOKです。