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ジャングリアの炎上について

沖縄県民がわざわざ書かなくていい事リストナンバーワンが、辺野古についてだとしたら、
ここにきて、急上昇ワードに躍り出ているのが、ジャングリア。

あー、もう怖い。
ちょっと前まで、反対な要素なんかほとんどなかったのに、例のPVとその発表時の切り取り内容で、一気に腫物ワードになってしまわれました。

で、なぜかこのタイミングで私見を述べたい衝動に駆られたので、少し書いてみます。
#命知らず

まずね。沖縄県民としては、いつも思うのです。
ライカムができたときだって、パルコだって、セブンイレブンだって、
「こんな小さな島のどこにそんなに人がいるんだ!?無理でしょ!?働く人いないでしょ!」
って。

なのに、どっこい。成り立つのです。成り立つどころか定着すらする。
本土の一流企業のやることは、小さな島の我々の遥か上の資本力と行動力があるもんだと、いつも感服させられます。
だからきっと今回も、あっという間に我々に生活に浸透してしまうのでしょう。

ただ、今回のジャングリアさんたちの発信ね。
森岡さんや代表者さんだけではなく、リクルートを担当する方のnoteも上がっていたので、読みました。

そこで感じる違和感がいつも同じなんですよね。
それは、やんばるの方、今帰仁のみなさんは低所得で、それを向上させることが、「善」である。と疑いもない、前提であるかのように宣う無神経さ、鈍感さ、傲慢さ、デリカシーのなさ。

あのね。あそこには、自ら望んで、所得の向上なんてモノサシ外で生きている人がいるんだぜ。
県内でもきっとそういう人の割合が多い方の土地だぜ。

強がりとかじゃなくて、本当に、所得の向上以上に大事にしている価値観を持って暮らししている人っているの。

もちろんその逆の人もいる。いるから完全否定はしない。
所得向上して幸せになる人もいる。
けど、不幸になる人だっているかもしれないよー。
という懸念。

でもね。マーケティングのプロ集団を自称するチームのみなさんが、まさかそんな人たちのことが見えていないはずは…ないよね??知っているよね??
分かった上で、深謀遠慮があって、今はあんな発信してるんだよね?? 
と信じてあげたいし、心配しているのが…。今の心境です。

もし、そこが見えていなかったり、見えているうえでの対応だとしたら…。
もうそれは、同じ日本人だとは思えないくらい人種の違いを感じます。怖いです。

とは言え、グッと腹にいろいろ抱えながら隣人の米兵とも仲良くやっていけるのがうちなーんちゅの強さ。
人種が違っても、受け入れますよ。

なんでもチャンプルーして、独自に昇華していく歴史だもの。
気持ちと経済の割り切りくらいは、冊封している時代からやっていること。そんな遺伝子と文化的包容力を持ってますから。

それを一言でいうと、「優しい。」になるのです。
願わくば、ジャングリアな方々はそのうちなーんちゅの優しさの上に、あれつくることをマジで忘れないでくれたまえ。

あんたらがすごいんじゃない。沖縄が優しいだけだ。
と、沖縄22年目のほぼ同化し始めた他人である、うちなー婿がSNSの隅っこで書いてみた。

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