春陽会誕生100年展【こみち雑録33】
長野県立美術館で開催された「春陽会誕生100年 それぞれの闘いー岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へー」展を見学しました。
東京ステーションギャラリーで開催されていた展覧会の巡回で、長野市に出掛けた折に、長野県立美術館へ観に行きました。
1922(大正11)年に創立した春陽会を回顧する展覧会でしたが、油彩だけではなく、版画、水墨画、素描、新聞挿画など、様々なジャンルが集められた展示でした。
今回の春陽会誕生100年展で目を引いた作品は、椿貞雄『朝子像』(1927年、平塚市美術館)でした。
森田恒友『尾瀬沼』(1932年、熊谷市立熊谷図書館)も素敵な印象を受けました。
図録も資料価値のある大作でした。
(2024.5.14)
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