良い音のためなら、基礎から外れても良いんです!

生徒さんで多いのが、やはり小指で弦を押さえにくい方。
弦を押さえる上で、扱いやすい指の順番は、
人差し指→中指→薬指→小指→親指
ですね。

譜面に小指と書いていようと、
基礎では小指を使うだろうと、
小指で良い音が出なければ、
他の指で綺麗に弾ければ良いですよと、
最近やっと柔軟に思えるようになりました。

音程は、ポジション移動でとるか、指を並べてとるか、
常に選択肢を迫られ、
指を並べるのが初歩で、
ポジション移動はその次の段階
と、誰かが教本を作りましたが、
それは、良い音を犠牲にしてでも守るべきことでしょうか?

むしろ人差し指と中指だけで沢山弾けば、
ポジション移動はとっても上達するというメリットもあるんです♪

何より、そもそも音楽は楽しむもの、という気持ちが、
「正しくやらなきゃ」という気持ちより優先されるのは、
やはりなんか日本人の真面目さを感じますねぇ。

ジャンゴ・ラインハルトというギタリストは、
左手の薬指と小指がくっついてる障害を持ってましたが、
ひとつのジャンルを確立した歴史的な方ですし!

何に関してでも、固定観念を取っ払いって行きたいですね〜。

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