楽器が成長する人の「リンゴの絵を描いてください」への捉え方

「リンゴの絵を描いてください」「ドレミを弾いてください」に何を考えて取り組むか?

主に2タイプいます!
・リンゴってどんな形でどういう構造だっけな?と、考え、写実的に描こうとする人
・美しいリンゴ、独特なリンゴ、可愛いリンゴ、アーティスティックなリンゴ
 を描きたいなー♪るんるん♪と描く人

あなたはどっちですか?

楽譜のドレミという音符を弾く時も
・正しい音程、正しいリズムでドレミと弾きに行く、、、
んじゃなくて!!
・このドレミはどう奏でたら美しいかな?かっこいいかな?るんるん♪
って思いながら奏でてますか?

何気ないこのたったひとつの「癖」が、
楽器の成長?いやいや、良い音楽を奏でられるかどうか、に大きく関わるなと思います。
良い音楽を奏でたいという理想があるから、楽器の技術が成長するんです。

徐々に課題曲が難しくなっていって、それを正しいリズムと音程で弾けるようになっても、
美しく弾けるかどうかとは、全然別の問題ですね。

西洋音楽の楽器習得の体系、
ピアノなら、バイエルやらツェルニーやらハノンやら、
チェロなら、鈴木やらドッツァワーやらウェルナーやら、
どれも素晴らしい教本だけど、るんるん♪がない人に、るんるん♪を確実に与えてくれない。
るんるん♪を常に感じながら練習するから楽しいし、音楽的な方向に成長すると思います。


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