第3回「あさな君はノンケじゃない!」その①
コロナ禍が落ち着いてきて。
スタッフのあびです。
今回は、コミタス初リアル開催となった、第3回目の読書会について書きたいと思います。
この読書会コミタス+は、新型コロナウイルスの感染拡大の中で発足した読書会であったため、当初、開催はリモート開催のみとしておりました。私の本業は医療職で、職場では絶賛新型コロナとの闘いの日々でした…
しかし、ようやく感染拡大も一旦は収束し、新型コロナウイルスも5類の位置づけになったため、「今度はリアル開催が良いな…」と思っていたところでした。実はこの第3回は、いろんなご縁が繋がって開催できたのですが、今回はご協力くださった皆様のことも含めてご紹介したいと思います。
第3回はどんな読書会だったの?
第3回目の読書会のテーマ本は、あさなさくまさん作、「あさな君はノンケじゃない!」でした。
もともと、作者のあさなさんがX(旧twitter)やピクシブエッセイで自身の日常をコミックという形で掲載しており、第2回ピクシブエッセイ新人賞賞受賞作品にもなりました。
実は私、あびもセクシュアルマイノリティなのですが、およそ5,6年前に自身のセクシュアリティと初めて正面から向き合い始めました。このコミックと出会ったのはちょうどその頃で、このコミックを読んだことをきっかけに、徐々に自分がこれまでセクシュアリティに関して抱えていたこと、悩んでいたことを周囲に打ち明けられるようになりました。
コミタス+が発足し、これまでの自分のことを振り返る中で、「いつかこの本についてみんなで語り合いたい…!」と思うようになり、第3回目でようやく実現できました。
コミタス+初となる対面の読書会!
今回、読書会会場としてお借りしたのは、茨城県つくば市にあるブックカフェ「本と喫茶 サッフォー」さん。2023年6月にオープンしたブックカフェです。
都心から離れた大型書店では見つけにくいジャンル(主にフェミニズム/ジェンダー/福祉)を中心に、絵本から学術書まで幅広く選書しており、新刊、自主出版、ZINEの他に、古本や雑貨も少し取り扱う街の小さな本屋です。数少ない北関東のセーファースペースとしても機能しており、誰でも安心して過ごせる環境が整えられております。
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サッフォー店主の山田さんとは2022年終わり頃に知り合い、こちらのブックカフェがオープンしてから時々、お店にお手伝いとして携わらせていただいた経緯がありました。そんなご縁もあり、今回、読書会の開催場所としてお借りすることができました。
第3回もゲストをお招きしての開催となりました!
コロナ禍が落ち着いてきての読書会はかなりお久しぶりの開催で、初参加の方でも参加しやすい形式をとりたいなと思っていました。そこで、参加者の皆さんが誰でも入りやすいような話題を提供したいと思い、クィア書籍(今回はコミックメイン)についてお話しする機会を設けたいと考えました。
そこで、ゲストとして、ブックストア&ライブラリー「LONELINESS BOOKS」 オーナーでデザイナーの潟見陽さんをお迎えしました。
お店のリンクはこちらから☟
※来店は予約制となっております!空き状況は下記ホームページからご確認をお願いします。
LONELINESS BOOKSは、クィア、ジェンダー、フェミニズム、孤独や連帯にまつわる本やZINEを販売しております。潟見さんともコロナ禍で知り合い、実際に以前書店にも赴き、クィア関連書籍の幅広さ、奥深さを知るきっかけをいただきました。参加された皆さんも、今回の会を機に、いろんなクィア書籍と関わっていってほしいなと思い、トークテーマの方をセッティングさせていただきました。
後半では、実際の会の様子などをお届けします!次の記事もぜひご覧ください。
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