ラグビーワールドカップ
結婚披露宴でのこと。
同じテーブルに座った知人の旦那さんが、宴もたけなわやっちゅーのに携帯電話でラグビーワールドカップの生中継を静かに観戦してはりました。
この日、オーストラリア対イングランドの準々決勝。
オットは新郎新婦および披露宴のゲスト希望者の似顔絵を描いて大活躍。
多くの方々の笑顔を見ることができて、オットは大変喜んでいた。
私が新郎と初めて会ったのは、以前の勤務先に就業体験生として彼がやって来た時。
あの時はまだ彼は高校生やったなあ。
あっというまに立派な社会人となって、こんな綺麗で心根の良い女性と結婚するなんて。
披露宴も後半に差し掛かった頃の新郎のスピーチに大いに感動した。
不覚にも私は涙をこぼしそうになった。
彼の両親と長年親しくさせていただいている。
なので私とオットは新郎側のゲスト。
皆でキャンプに行った時のことやら何やら彼がまだ学生だった当時のことを色々と思い出して、挙式の間も潤いたっぷりウルウルの遠い目になっていた私。
「ホンマ、ええ青年になったなあ〜」
ここ数年はオットの親族その他のお葬式に出席する機会が増えていた。
なので、婚礼の席に招かれるのはとても嬉しくてね。
嬉しさが過ぎて、この日の私はちょっと情緒不安定やったのかもしれん。