子供の「欲しい」を満たす

欲しいゲームがある。
食べてみたいものがある。
行ってみたい場所がある。

無限に広がる子供の「欲」のコントロールに悩む時がある。

我慢のさせすぎも、欲求不満に繋がるだろうとか
でもなんでも手に入れられると思われても困るし
何よりお金には限界がある。

そんなふうに子供の「欲しい」との付き合い方に悩んでいた時

思い切って叶えられることは、なんでも応えてみようと思った。
だって大人と違って子供は、全ての経験や欲求が親次第なんだもんね。

例えば、朝ごはんにサンドイッチ食べたいなぁ
と言ったら、サンドイッチを作る。
何を挟もっか?と相談しながら作る。

クッキー作って食べたいなぁと
言ったら、一緒に作って焼いてみる。

もっと些細なことでは、抱っこと言ったら抱っこする。
テレビ見たいと言ったら一緒に見る。

トランプを一緒にやったり、散歩に出たり
自転車で出かけたり電車に乗ったりする。

こんな風に、とにかく応える。
自分にできることには限界があって、子供達のやりたいことと私ができることには相違があったり、お金がかかることやスケジュール上すぐにできないこともあるし、だけどそれを擦り合わせる会話をするだけでも
「応える」ことの一つになっていると思う。

特に食べることは、他のことより簡単に叶えてあげられることが多い。
毎日のことだし、満たされると本当に幸せだと思う。
子供達の食べたいものは、そんなに難しい要求は多くないし。

こうして応えていくうちに、物欲はわかりやすい例えであって、本当に子供が欲しいものは自分の気持ちに応えてくれる、もしくは応じようとしてる親の気持ちなんだろうと思った。

CMで見た美味しそうなハンバーグとチャーハンの冷凍食品が食べてみたいという話もあった。その足でスーパーに行き、探して探して見つけた時の私たちの顔ったら・・・高かったので、4人家族なのに2つだけ買ってみんなで分けて食べた。
美味しいね〜〜便利だね〜〜高いね〜〜!!笑と
CMみたいに食べてみたり。
それでいいんだなと思った。

そんな風にしていくと、すり合わせの交渉も大体うまくいくことが多いように思う。
子供はそんなわからずやじゃないので、日々満たされていると、お金のかかるゲームやおもちゃの購入は「お誕生日に買おうね!」「クリスマスにお願いしよう」と言うこともすんなり受け入れてじっくり落ち着いて考えるようになった。

人は満たされると、それを超えてまで欲が続くことはないらしい。
必要以上に眠ることができないとか、満腹なのにさらに食べることはできないとか、そう言うことと同じように。

子供も然り。

今後も求められる限り応えて、我が子の心を満たしていきたい。
今だけしかないこのやりとり。感謝。

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