カフェでランチじゃなくて喫茶でケーキセット

カフェでランチする時代に生きて居ますが、喫茶でケーキセットを頼むことを至極の幸福と思っている


ケーキセット 米粉のロールケーキ(りんご)とブレンド


子供を産む前は、休日の昼下がりに喫茶に行くのが好きだった。
昔ながらのアンティークなお店で、店主こだわりに身を任せ、メニューはその時のライナップに身を任せる。

孤独のグルメ 井之頭五郎は、下調べをせずに直感でお店を選び、食事を楽しむが、心から共感する。

隣の席でサラリーマンがスパゲティを食べていた。
どうやら今週のスパゲティは「ジェノベーゼ」
いい香りだな。誘惑が多い。

別の席には、ぱっと見 親子と思わしき女性2人
90代くらいと・・・70代くらい。
聞こえてきた会話からは「先生」と呼んでいる。
恩師とお茶してるのかしら。私にはそんなふうに連絡を取りたい人いるかしら・・・と考える

隣で娘が ケーキをものすごい勢いで食べている
そう、私は孤独のグルメではないのだった
その「先生」が娘に「可愛い坊やだね」と話しかけている
生徒さんは「いやっ、先生、どうみても女の子ですよ!」と慌ててフォローしている
気にしませんよ
娘は「坊や」の意味がわかっていないし、私はそんなことに腹を立てません
「可愛い」と手を振ってくれたことが嬉しいです
うちの子可愛いですから・・・
喫茶のケーキセットに付き合ってくれて、食器もケーキも家具も、一緒に楽しんでくれて居ますから
いい子でしょう

ところで娘よ、そのケーキ、そんな爆食いする代モンじゃないぜ
おいおい、ゆっくり味わってくれよ

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