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【インテル】歴史に残るミラノダービーを前に【24/4/21】

現地時間4月22日20時45分(日本時間4月23日3時45分)に今シーズン2回目のミラノダービーが行われる。この試合は単なるダービーマッチだけでなくインテルの◯◯が懸かった試合であり、この試合でインテルが勝利すると20個目の◯◯◯。◯と2個目の◯◯。◯の獲得が決まる。※引き分けおよびミランが勝利した場合は次節に持ち越しとなる。


試合日時について

前述の通り、現地におけるプライムタイムに試合が行われるが、今回のダービーの特筆すべき事項として現地時間の月曜夜(つまり日本時間の火曜朝)に行われる点にある。夜KOである点は従来のカードと変わりないが、多くは土曜夜ないし日曜夜に行われるため、異例ともいえる開催曜日といえる。何故かここ最近のインテルは月曜夜KOの試合が集中しており、アジア人への視聴ハードルが非常に高い状態が続いている。

試合は3:45に開始するため、何も起こらなければ(後述)5:45頃に終了する。セリエAでは最終節終了後に◯◯セレモニーを行うため、この試合で◯◯が決まっても特別な催しは長時間に渡り行われない…と思われる。


インテルの「歴史に残る試合」と、抱えている「懸念」について

勝てば(ここ重要)2つ目の◯◯。◯を獲得することになるインテルにとって、この試合は116年の歴史に残る日になると思われる。しかもそれを宿敵ミランの目の前で決めることのできる、史上最高のシチュエーションとなった。だが歴史に残る試合だからこそ、個人的に「懸念」も抱えている。

それは2つ目の◯◯。◯を先に取られる事に現地ミラニスタが激高し、サン・シーロで暴動を起こす可能性がある点である。ミランも現在インテルと同じく19回の◯◯回数を数えており、今シーズンは昨シーズンに続き「どちらが先に20回目の◯◯、そして2つ目の◯◯。◯を獲得するのか」に注目が集まっていた。決着は決まっていないものの、インテルがこのレースを制することは勝点差からほぼ明らかになっており、ミラニスタ側としてはこの試合が2つ目の◯◯。◯を先に許すことのなる歴史的屈辱を味わう日になる可能性がある。

で、筆者が何故わざわざこんなことを取り上げたのかと言うと、他リーグでの前例があるのと筆者がネカフェを利用することの2点が挙がるためである。
前者についてはマンチェスター・ユナイテッドが20-21シーズンのリバプール戦で暴動を起こした件を指す。この暴動では現地ユナイテッドサポーターが試合開始前にオーナーのグレイザー家に対して抗議を示すためにピッチ内に乱入して発煙筒を大量に焚きつけて試合開始を妨害し、結果的に当該試合が延期となった。これは今回筆者が懸念しているような試合内容や結果ではなく経営を動機とした暴動ではあるが、これよりも前のブンデスリーガでハンブルガーSVが初の降格をした際に試合終了間際にファンが暴動を起こして試合終了を遅らせた事例があるため、油断はできない。

後者については、当該試合の日本での配信がDAZN独占(現在はSPOTVとDAZNが交互に独占生配信の体制を取っている)となっており、2月末にDAZNの契約を終了した筆者はこの試合をリアルタイムで見るにはDAZNを配信しているネットカフェ(快活CLUB)に行くしかないということである。インテルの歴史に残る日になる可能性になるのはともかく、そもそも勝とうが負けようが「ミラノダービー」であるので、特に問題がなければそちらへ赴くことになる。終電前に都心へ向かい朝方までそちらで過ごす、という形を取ると思われる。
ただ前述の通りのことが試合前または試合中に起こってしまうとなると、試合記録が無効になる可能性があり、筆者としては数千円かけてまでネカフェに行った意味が無くなる可能性がある。前例が他リーグで、しかも奇しくもインテルが19回目の◯◯を決めた日に起こった以上、全く起こらない保証は少なくともない。
とにかく現地ミラニスタには、どんな結果になろうがそれを重く受け止めて欲しいし、まずは暴れないで欲しいということを祈るしかない。勿論、現地インテリスタもその興奮に乗ずることのないように。


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