やりたいことを見つける方法

ひとは誰だって、面白いことは面白いし、面白くないことは面白くないんですよね。希望が実現すれば嬉しいし、実現しなければ悲しい。だれかに頭を下げるのは、それ自体が特別に愉快である、ということは少ないし、断られること、拒絶されることが、ハッピーではない。わりと当たり前。

でも、ある事柄に関して、面白くないこと、希望が実現しないこと、だれかに頭を下げること、拒絶されることを経験しても、
「しゃーない。むしろ、いい経験になった、必要なプロセスだった」
と思えることって、あると思うんですよ。
へんに、ビジネス書のノウハウを強制移植し、「感じ方」を捻じ曲げて、エセ・ポジティブに振る舞おうというのではありません。心の底から、スカッと、ドライに、「しゃーないけど、まあ、やってよかったわ」という事柄。
皆さんは、経験がないでしょうか??

このような障害を経験しても、不愉快を経由してでも、それでも、自分には実現したいことがあるから、べつにいいのさ!って思えるような事柄。
それがきっと、やりたいことなんだと思います。

willハラスメントというのがあって、「やりたいことがないとダメなんだ」っていう価値観を押しつけて、やりたいことが見つからないひとを追い込むような振る舞いを言うらしいです。
なんでもハラスメントになる世の中(笑)

…とまあ、こんなwillハラスメントが成立するほどには、
どうやら近年は、やりたいことが尊重される、やりたいことがあるのは良いことだって、ふつうに肯定してもらえる時代だそうです。これは、先人たち、そしてぼくたちが、戦って勝ち取ってきた価値観だと思うんですよ。
「人生にはカネが必要。カネとは苦痛の代価である。だから人生は苦役そのものである」
という、これのみが教義であった世界に生まれ落ちて、その価値観を押しつけられ、それ以外の考え方に現実味が見出せなかったわけですが、おかげさまで、willがあるっていいじゃんって、真実味を伴って感じることができております。

だとするならば、willがあることはやっぱりいいし、willを見つけられることはやっぱりポジティブなことだし、
そのwillを見つける方法として、一般的に(たとえば、特段の使命感を見出していない会社での仕事において)イヤだな、ストレスになるなあ、と思うような出来事があったとしても、あっけらかんと、「しゃーない」って思えるようなこと、それに関わること、その周りにあることに、きっと、willがある、やりたいことがあると思います。

探してみてください!