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濃厚接触者は実質もう存在しない
旦那がコロナ陽性だったことを会社に連絡し、次の出勤についての指示を仰ぎました。
5類に移行してから濃厚接触者の行動制限が原則なくなったため、本人の体調に問題がなければ出社可能ということは知っていましたが、念のため会社の規定も確認しておいた方がいいかなと思い連絡したんですが…。
返答としては、国の定めた指針に倣ってわたし自身に体調の変化がなければ出勤して大丈夫というものでした。
まぁ、会社としてはそう言うしかないよね。
休んだところで補償もなにもないし、国として濃厚接触者の行動制限もしていないわけだから、休んでくださいなんて言えないよなぁと。
会社からの返答はあくまでも定められたものに基づいたもので、感情論でいえばきっと周りの人は怖いだろうなと思います。
たとえば10人中10人が「国の定めた指針通り本人が元気なら大丈夫!」と思っているわけでなく、おそらくその中の何人か…もしかしたら全員が「できれば休んでほしい」と思っているかもしれませんよね。
けど組織として個人に国の定めた指針を無視して「いや、怖いから休んでよ」なんて言えるわけがないからテンプレ通りのことしか言えないんだろうなと。
わたし個人としては別に数日休んだところで収入が少し減るだけで会社の人から休んでくれって言われても困ることはないため、できればそう言ってもらえた方が楽だったなと思ってしまいます。
誰かに迷惑をかけてしまう可能性があること、しかももしかしたら最悪のことが起きてしまうかもしれないようなことでの自己判断って本当に難しいし恐ろしいです。
もちろん、変に恐怖心を与えないために会社に報告しないという選択肢もありますが、悩んだ末にわたしは報告するという選択をしました。
それも果たして良かったのか悪かったのか、答えは出せません。
コロナが5類に移行したことについては恥ずかしながら知識不足のため賛否もなにも言えるような立場じゃないんですが、
濃厚接触者という概念がなくなった今、濃厚接触者となってそんなことを思いました。