すべての感情と友だちになりたい
なるべくなら、前向きに生きたい。
そう日々考えているけれど、正直わたしはネガティブな感情も悪いものではないと思う。
なぜならネガティブな感情としっかり向き合ったからこそ得られる気づきや学び、ドロドロとした思いを抱いた自分を受け入れたからこそ生まれる強さって絶対にあると思っているから。
もちろん、自分の中に生まれたネガティブな感情をあれこれ理由づけしてポジティブに変換することもまた成長のきっかけになるのは間違いない。
ネガポジ変換っていうのかな。実際わたしは学生時代からここ数年前くらいまではそうやって生きることを心がけてた。
でもアラサーの今のわたしは、たとえネガティブなものであろうと自分の中に生まれた感情をありのまま認めてあげたいって思うようになった。
もちろんそればっかりにとらわれるということではなく、自分の中に生まれた感情は自分だけのものだから、ネガティブな自分ともうまく付き合えたらいいなって。
そう思ったら、ネガティブな感情をあれこれ理由づけしてポジティブに変換していたときよりもスッと気持ちが楽になって、結果的に昔の自分より前向きなのでは?って思うようになった。
これはたぶん以前noteにも書いたことがあるが、わたしは自分の中に生まれたネガティブな感情をポジティブに変換し続けることで明るく過ごしていた(つもりだった)けれど、結果的に心身のバランスが崩れてしまったのか、心ではなく身体が悲鳴を上げてぶっ倒れた経験が何度かある。
そんなふうになって周りに心配をかけるくらいなら無理やりポジティブに生きようとするんじゃなくて、ネガティブな自分のことも受け入れて生きていく方がよっぽどいいと思うようになった。
もちろんこれはわたしに限った話なのですべての人がそうするべきと言いたいわけでもなければわたしの考え方が正しいと思ってるわけでもない。
ネガティブな自分を受け入れた結果、自分の弱さに落ち込むことだって何度もあった。noteを読んでくださっている方には分かると思うけど、メンタルがやられる日だって度々ある。
それでも、思考をポジティブに変換させるよりネガティブな自分も受け入れて許してあげる生き方のほうがわたしには合っていると思うのだ。
✶
なるべくなら、前向きに生きたい。
でもせっかく感情のある生きものとして生まれたんだし、喜怒哀楽すべての感情をとことん味わいつくしてやるぞ!くらいのスタンスでこの先も生きてやろうと思う。